第三節; You have pain.

例えば、アニメ絵が好きとしよう。

教室の片隅で描いて、冷やかされバカにされる。

きっと人前ではもう描けないだろう。

大切で尊いゆえに、脆さもある。

心を込めれば込めるほど、僅かな汚れで精神的に崩れてしまう。

大げさだけど、僕の超常能力もそういうのだと思うんだ。

少年漫画みたいに憧れていたけど、みんなには受け入れてもらえなかったみたいだよ。

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