幕間 〜ベネット・コールマン〜

 あいつがあの山の向こうに消えて十何日かが立っていた。


「マイちゃーん、暇だー」

「そうですね!」

「んー、マイちゃんは相変わらず元気だなぁ」

「お褒めいただき恐縮です!」


 堅苦しいなあ。狭霧とは気楽に話しているのに、この違いはなんだ。

 インスタントのコーヒーは、口の中を安っぽい酸味と苦みで満たす。口を放したカップからは湯気が立ち、風にさらわれて曇天に消える。

 見渡す大地は荒涼として、木の一本だって生えちゃいない。ここが俺の職場。今の仕事は警戒ってやつだ。

 小高い丘に座る俺の隣で、マイちゃんは座ることもなく双眼鏡を目に当てて、きっちりと職務をこなす。


「大丈夫だって、この前掃討したばっかりじゃないか」

「そうですけど……」

「中隊のやつらも少し離れたところでやってるんだぜ」

「ひ、避難民が来るかもしれないじゃないですか!」

「そんなのいるかねえ」


 黒魔が発生して十年。食料生産だってストップしてる黒魔領、どうして人がそんなとこで生きていて、どうして今更目の前で壁のように突っ立っているスラジャワ山脈を超えようと思うだろうか。

 あくびを一つ。背伸びをして、雑草に覆われた地面に背中を預ける。丘の傾斜はコーヒーを飲みながら寝るにはちょうど良かった。

 これで天気が良ければ最高なんだが……。そこのポットも片づけて、このまま寝てしまおうか。


「ベネットさん! ベネットさん!」

「……どうした、マイちゃん」


 しかし、そうは問屋が卸さない。

 双眼鏡をのぞいたままのマイちゃんが、さっきまで俺の肩のあった位置を手でパタパタとしていた。


「人です、人!」

「人……?」

「見てみてください!」


 マイちゃんが双眼鏡の位置を変えないまま俺と入れ替わろうとして、両手を突き出した珍妙な姿勢になっている。よっこらせと立ち上がり入れ替わるが、彼女の努力は無駄に終わった。


「どこだよ、マイちゃん」

「あそこです! あの頂上のあたりです!」


 マイちゃんよ、双眼鏡除いてる相手に、あそこじゃわからないだろ。頂上という情報だけで、俺は手当たり次第に探していく。

 マイちゃんの言う彼を見つけるのには、そうかからなかった。

 この距離では詳細な顔立ちや背の高さはいまいちわからないが、風に揺れるその髪が、綺麗な白髪というのだけは見て取れた。


 ついた頬杖が、不規則に顔を叩いてくる。

 四人乗りのおんぼろ軍用ジープは、特に凹凸のない平地であってもガタガタと揺れる。目の前の運転席に座るマイちゃんは、落ち着きなく尻をもぞもぞとさせていた。対して、俺の隣の少年は落ち着いたもので、折り目正しく座っている。

 所々ほつれの見える衣服に身を包んだ彼は、ここ数年で初めての避難民だ。十五くらいの背丈で、過酷な環境を生き抜いた屈強な体でも、飢えに耐え続けた鉛筆みたいな体でもない。地下にでも隠れていたのか、その肌はどこもかしこもなまっちろい。平均的という言葉がぴったりのその顔には落ち着きがあり、少年らしさというより賢さを感じさせる。遠目で見てもわかった白髪は邪魔にならない程度に長さがそろっていて、金の双眸は何の変化もない外の景色を映している。


「なぁ少年」

「なんですか?」


 暇つぶしに声をかけると、礼儀正しく彼は答える。その割に視線だけはこちらを向かないが。


「名前、聞いてもいいか?」

「オーリッジです」

「オーリッジ? 珍しい名前だな」

「そうでしょう」


 多少失礼なことを言ったつもりだったが、それでも彼の視線は動かない。まるで、実は何か見るべきものがあるのではないかと思うが、やはりそこには何もない。

 だから、聞いてみることにした。


「それで、オーリッジ君は何を見ているんだ?」

「いえ、別に何も」

「だったら話してる相手を見た方がいいぞ。おじさんからのありがたーい言葉だ」

「では、大切に心の中にしまっておきます」


 なんだそりゃ、使わないってことか。俺の考えが正解だと彼の態度が雄弁に語っている。

 特にかかわりのない少年の更生など大して興味もないので、これ以上何を言うつもりも起きなかった。きっと、彼にしか見えない何かでもあるんだろう。

 会話は成り立つ相手であるから、自分の興味のある話題へと話をずらす。


「で、少年は今までどうやって生きてたんだ?」


 十年だ。

 黒魔が発生し人を食い荒らすと同時に、やつらは田畑を凌辱し、家畜を殺しつくした。黒魔は人に代わって大地を闊歩し、特にスラジャワ山脈前はシルルに攻めるために黒魔がたまりやすい。十年生き延び山脈を超えるには、その歳月は長すぎる。

 俺の当然の疑問への彼の答えは、ひどく単純だ。


「さぁ」

「さぁってな……」


 振動とともに、掌から頬が滑り落ちる。ジープは丘を登り始めていた。


「冗談です。おじいさんにそんな失礼なことはできません」

「おい、一文字多いぞ」

「単に隠れていただけですよ。黒魔たちの動きから山脈の向こう側に人がたまっているのではと思いまして。食料的につらかったので、賭けてみました」


 俺の指摘には耳を貸さず、それでも質問に答えてくれる。


「隠れてたのは、オーリッジ君一人か?」

「そうでもなければ、十年は持たなかったでしょうね」

「ずいぶんと都合がよかったんだな」

「ええ、都合よくしましたから」


 その一言に、前に座っていたマイちゃんが、肩越しに不安な視線を向ける。気にすることはないと、目で告げる。


「穏やかじゃないな」

「勘違いされては困ります」


 そこで初めて、彼の瞳がこちらを向く。綺麗な金の瞳には不釣り合いな、嘲笑の波が揺らめく一瞥。


「人間は、放っておけば勝手に争いますから」

「まるで人間でないみたいに言うんだな」

「本当に、悲しいことです」

「そうかい」


 とても悲しそうには見えない横顔。そこから視線を外してため息をこぼすと、そんな景気の悪いものは勘弁だとばかりに車体がひときわ大きく揺れる。丘を越えたのだ。


「……ひたをはみまみた」

「マイちゃん、よくやった!」

「え? あ、はい! ありがとうございます!」

「おはひいですよ……」


 丘を越えたということは、あとは森を抜ければ到着だ。舌の勢いの弱まったオーリッジと話すうち、ジープはいつの間にか基地まで戻っていた。オーリッジは手続きのために連れていかれ、おそらくは明日にでもどこかの農村にでも送られていくだろう。

 最後まで彼は生意気な少年だったが、どうも気になる。なぜって、その風貌はあまりに、あいつの連れてった少女に似ていたから。


 ◇◆◇


「それで、何してるんですか?」

「何って、出かけ支度だよ」


 時はオーリッジ君が来てから一日後。俺の寝ている間に、どんよりとした雲は背負った重荷のすべてを捨ててどこかへ行ってしまった。


「俺も昨日の雲のように、すべての仕事を投げ出して旅に出たいのさ」

「ちょっとよくわからないんですが……」


 私が仕事を押し付けられるんですね……。

 マイちゃんの目は口ほどにものを言う。けれども、狭霧のように口で言ってほしいとも思う今日この頃だ。


「二日、いや三日かな」

「そんなに⁉」

「有休とったから、問題ないよ」


 黒魔の襲撃の予測されないこの時期に、有休を消費しておきたい。それで簡単に申請は通った。


「もし黒魔が来ても、君の補佐につくようカルロ中尉に言ってある」

「……どこに行かれるのですか?」

「たらふく米が食いたくなってね」

「はぁ……」


 軽く眉根を寄せて不可解そうな顔をするマイちゃんを背に、俺は執務室を出た。


 泥の粘質な音とともに歩く俺を、道の両脇で頭を垂れて迎える者の列が続く。見渡す限りにずらりと並んだやつらは、誰もかれもが日の光を映したように黄金色だ。

 久々にかぶった中折れ帽をかぶりなおす。太陽はまさに有頂天といった様子だ。


「こりゃ、上着はいらなかったかな……」


 雲が太陽を覆った昨日に比べ、今日は直射日光がきつい。上着は肩にかけられるし、薄いブルーのシャツは袖を捲れるのだが、パンツはそうはいかない。足だけがサウナの中にいるようだ。しかも、時折通るトラックが撥ねかした泥で、その裾は茶色のまだら模様になっていた。


「おっと、また一台か」


 たいして広くもない道で避けるも何もないのだが、ついつい道の端に身を寄せてしまう。

 排気ガスを残して、車は隣を走り去る。指先で帽子のつばを押し上げて見えたのは、見覚えのある軍用ジープ。


「俺もそろそろ急がないと、か」


 尾行に来たのに、対象を見失ってはどうしようもないのだから。視線の先には、森林を背にしたこぎれいな農村が見え始めていた。


 オーリッジに遅れてたどり着いた村で、それでも彼を見つけるのは容易だった。突如やってきた避難民など、暇な主婦たちのいい話題である。


「おじちゃん、いくつ買うの?」

「んー、二つでいいかな」


 少し離れたところの屋台で買い物をしつつ、様子をうかがう。農村部と田のちょうど間辺りのこの屋台は、昼休憩の農夫たちで賑わっている。誰もが俺と同じ、丸く潰した餅に醤油を塗って焼いて、二つ串に刺したものを持っていた。少女のやっているこの店は、それ以外にメニューがないようだ。


「おじちゃん、今日仕事は?」

「あぁ、ちょっと風邪気味なんだ」

「そうなんだ。はいこれ、お大事にね」

「ありがとうよ」


 代金を渡しつつ、少女に礼を言う。農村らしい服装になっているか不安はあったが、どうやら問題はないらしい。それもそのはず、俺の通ってきた道の先では首都で売っていたような衣服が売っていた。さすがに俺の周囲にいる人たちは作業着だが、オーリッジを囲むおばさんたちの衣服は、なんだ、今風だ。

 女も三人寄れば姦しいというが、おばさんがいっぱいよれば公害と変わらない。気色悪いほどに綺麗に整理された木造住宅で十軒分ぐらいの距離があるのに、会話が時折漏れ聞こえる。聞くに、俺が車内でしたような質問ばかりのようだ。違うのは物腰くらいのものか。

 結局、会話の波が引いた後も仕事を習うばかりで、日中の彼に特に違和感はなかった。


 違和感があったのは、夜の彼である。


 農村の夜は早かった。朝が早いのもあるのだろう。そんなあっという間に寝静まった村を、彼は森に向かって歩いていた。人通りもなく、時折住宅から出る柔らかな明かりと、それに比べて弱々しい月明かりだけが照らす夜道。そこに人影はなく、尾行するのも一苦労だ。

 やがて、彼は森に入る。地図の一つも持っていないのに、彼の歩みに迷いはない。

 普段から入りなれた森は、遮蔽物が増えて尾行しやすい場所でしかなかった。だが彼は違う。森歩きになれないらしく、時折木々の枝に引っかかる。それでも、彼は気にする様子もなくただただ歩く。

 ひたすらに暗い森の中、俺だってどこに向かっているのかわからない。

 何時間たっただろう。時計によれば、草木も眠る丑三つ時と狭霧の呼ぶ時間になっていた。何か不吉な時間だった気がするが、どうも思い出せない。軽い寒気に襲われ、上着を持ってきておいて良かったと思い直す。

 まぁ、きっと俺の思い違いだ。強化兵であり森に慣れた俺はともかく、どちらでもない彼が未だ疲れを見せずに歩いている。不吉だというのなら、彼を行き倒れにでもしてみたらどうだ。

 歩く、歩く、歩く。

 やっと森が開けたと思えば、そこにあったのは先程までとは違い、無機質の代表のような金網の壁。有刺鉄線の冠を被ったその先には、月夜の中ですらわかる真っ白な建物があった。飾り気もなく、機能性だけを考えて作られたそれは、かつて俺もお世話になったセイン生科研だった。

 彼の歩みは止まり、ぼんやりと建物を眺めている。


 不可解だ。

 何故、強化兵手術を受けた俺たちでさえ正確な場所を知らないのに、こいつは迷うことなくここに辿り着けたのか。

 何故、国一の研究所であるここに、警備の兵がいないのか。

 何故、時折銃声のような音がするのか。


 迷宮に入り込みかけた思考は、オーリッジの一言で引き戻される。


「いるんでしょう、ベネットさん」


 相変わらず視線はこちらを向かない。しかし、声からは俺の位置までわかるんだぞと言わんばかりの自信と嘲弄が感じられた。


「……バレてたか」

「貴方みたいな似合わないオシャレをする人、なかなかいませんよ」

「自信あったんだがな」


 肩を竦めながら、木々の影から姿を現す。だが、近寄ることはしない。ゆうに十歩分は距離の空いた背後から言葉を交わす。


「で、お前さんはこんな夜中に散歩かい?」

「そうですね、そんなところです」

「気を付けないと、夜は怖い大人が多いぞ」

「ええ、まったくです」


 こちらをちらりと見やりながら言うオーリッジ。


「で、何しに来たんだ」

「さっき言ったじゃないですか」

「本当の方だよ」


 背中越しの視線に、少し強めの視線をぶつける。この暗闇の中では見えないかもしれないが、まぁ、気分の問題だ。

 何も答えないオーリッジに、俺の推測をぶつける。


「お前、黒魔との合成体だろう。だからこの研究所の位置も知っていた。外で生き残ることもできた」

「それで?」


 オーリッジは少し興味が湧いたとばかりに、身体を少しこちらに向ける。


「大方お前は廃棄でもされたんじゃないか。んで、復讐のために向こうから戻ってきた」


 今の発言には自信がない。なにせ、この辺りについて参考になる発言はなかったのだから。どうせ黙っていても埒はあかない。否定されたら否定されたで、可能性を一つ潰せる。


「30点」

「……30点か。どの辺がだ?」

「さぁ、それはご自分の目で確かめてみては?」


 それっきり、オーリッジは視線を研究所へと戻す。

 結局、彼に関してわかったことはなく、強いて言うならばやはり彼は只者ではなかったということくらい。見ていろというのなら見ていてやろう。そんな気になるのも当然だった。


 それは、突然だった。


 ちょうどこちらに向いた壁が崩れ、そこから一つの黒い影がゴキブリのように這い出てくる。遅れて警備兵らしき人影がアリのように湧き出す頃には、その影の正体はひっきりと見えていた。

 黒い肌に月明かりを鈍く反射するそいつは、対人間のみを想定した金網を易々とこじ開け、オーリッジに歩み寄る。

 何故かその手に紙の束を持ったそいつは、どう見ても黒魔だ。だというのに、オーリッジは動じない。それどころか、恭しく黒魔が差し出した紙束を、当たり前のように受け取っていた。


「どうしたんですか、ベネットさん」

「……どうしたもこうしたもあるか」

「あぁ、この子が怖いんですか。大丈夫です。危害は加えません」


 オーリッジは直立する黒魔を芝居がかった動作で指し示す。


「この子はA型黒魔。僕のお願いを忠実に聞き届けた、とっても優秀な子です」

「そうかい」

「それより、こっちに来たらどうです。僕の目的が知りたいんでしょう?」


 紙束を片手に、オーリッジは俺を手招きする。彼が何と言ったところで黒魔が脅威であることに違いはない。だが、見えているはずのこちらに関心を示していないのも事実。俺は上着の内側の武器を即座に取り出せるよう身構えつつ、オーリッジに近付くことにする。


「遅いですよ。ライトありますか?」

「ライターでいいならある」

「構いません。ちょっと照らしてもらえますか?」


 オーリッジの隣に立ち、ライターで紙面を照らしてやる。


「……シンセシスプロジェクト?」


 表紙らしい一枚目には、英語でそう綴られていた。疑問と共に読み上げた俺に、オーリッジが応じる。


「そうです。これが僕の目的の半分。シンセシス、聞き覚えがあるんじゃないですか?」

「……何故知ってる」

「さぁ、何故でしょう」


 オーリッジは、俺に構わず紙面をめくっていく。目的など、幾つか気になるところもあったが、オーリッジの興味はそこにないようだった。俺が目を通す前に、どんどんとページをめくる。


「お、ありましたね」


 オーリッジのページをめくる手はピタリと止まる。そこにあるのは、見慣れた顔写真。


「これは……」


 そこには、ファスに行われた行為やその結果が詳細に綴られていた。あまりのことに、言葉に詰まる。


「ふうん、これなら使えそうだ」

「使える、だと?」

「いえ、こっちの話です」


 オーリッジはこちらの疑問に取り合わず、資料をこちらに投げてよこす。散らばらぬうちに、何とかライターを持たない左手でキャッチする。


「それは差し上げますよ」

「もう目的は達したってことか」

「察しがいい、というわけでもないですね。とにかく、私は失礼します」

「どうやってだ?」


 気付けば、警備兵がもう近くまで来ている。オーリッジを取り押さえて突き出せば、大尉である俺は助かる可能性がある。昨日入国したばかりの、彼とは違って。

 俺の考えと裏腹に、オーリッジの余裕は消えない。


「ではお見せしましょう。世紀の大脱出を」


 彼が指をパチンと鳴らすと、隣の黒魔が突如動き出す。咄嗟に開けた距離に意味はなかった。


 ーーなぜなら、黒魔が襲ったのは俺でなく、オーリッジだったから。


 綺麗な白髪が赤く彩られ、醜い歯の間から覗いていた。おぞましい咀嚼音。見る見るうちに少年の小さな体は黒魔の腹に消えていく。


「おい! そこを動くな!」

「お前が首謀者か!」


 呆気にとられていた俺に、銃口が向く。彼らの視線の先にあるのは、俺の手に握られた盗品。俺の階級を見せれば何とかなるかもしれない。そんな甘い考えは彼らの服についたGのワッペンに打ち砕かれる。


「くそっ……、はめられた……!」


 悪態をついた刹那、目前の黒魔が黒く泡だつ。警備兵、いや、G部隊の連中の注意がそちらに向いた。


「待て! 逃げるな!」


 俺は走り出していた。強化兵の身体能力を活かし、森を猿か何かのように飛んでいく。顔のすぐ隣の木に、銃弾が当たる音がする。さっきまでの静かな森は、嘘のように消え去っていた。


「取り敢えず、この資料のことだけは狭霧に……!」


 走りながらポケットを探って気づく。通信機は、BDUのポケットに入れっぱなしで来てしまった。


「やっぱ、マイちゃんに手伝ってもらえばよかった!」


 狭霧に知られたら何て言われるか。それだけ考えて、俺はとにかく走っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る