第7話 仕様

トロ:じゃあ次は手札バランスについての説明だ。

ただ攻防を繰り返すだけではターン開始のドローだけで

勝負が左右される。

だからドロー要素は相手のアタッカーカードを撃破した時、

または相手への直接攻撃が成功した時、1枚ドローできるということにする。


マグロ:攻撃をしたほうがアドバンテージを得られるということか?


トロ:そうでないと攻防戦のバランスが悪くなるからな。

毎ターン強力なカードを展開するこのゲームでは

アタック時にアドバンテージを得られるほうが

攻撃的なデッキになるだろう。


マグロ:もしデッキが無くなったらどうするんだ?


トロ:その場合はデッキの無くなったらプレイヤーの負けになるな。

アタック成功時のドローは「ドローする」じゃなくて

「ドローできる」だ。デッキの枚数がキツければドローしなくていいし

このゲームは後攻の攻撃終了時にサポートカードを入れ替えるから

先攻後攻合わせて20ターン、ドローカードは最低15枚だ。

残りデッキの枚数は最低25枚ぐらいは残るから

デッキ切れは稀なケースだな。


マグロ:そういえばサポートカードは先攻後攻合わせて5枚しか使えないのか?


トロ:そうだ、だからこそサポートカードはお互い先攻のターン開始時に

チェックできるからその時に攻めに徹するか守りに徹するかを

決めればいい。

だからゲームのフェイズの流れは

先攻のターンの初めにサポートカードを両者5枚ゾーンに置く。

ドローフェイズ

次に先攻のアタッカーカードを出すフェイズ

最初の1ターンを除き次は攻撃フェイズだ。

それでターン終了。

後攻のターンは

ドローフェイズ

アタッカーカードを出すフェイズ

次に攻撃フェイズだ。

攻撃フェイズ終了時にサポートカードはトラッシュゾーンに置かれる。


マグロ:そのルールだとトラッシュゾーンへ行ったサポートカードが

勿体無いよな。


トロ:そのためのアタッカーカードの特殊効果だ。

主にレベル2とレベル3のカードはトラッシュゾーンにある

サポートカードを活かせるスキルを持たせればいい。

ゲームの進行バランスを考えるとレベル3のカードが

トラッシュゾーンのサポートカードを活かす特殊効果を

多く所有すればサポートカードが無駄にならない。

バトルや特殊効果で使用したサポートカードはトラッシュゾーンとは別の

ゾーンに置かれることにして、後攻のターン終了時にサポートカードの

ゾーンに置かれたサポートカードはトラッシュゾーンへ置く扱いにすればいい。


マグロ:これで何も考えずサポートカードを使うと後で痛い目にあうと

いうことか。


トロ:この要素を取り入れることでサポートカードの引きの運に

大きく左右されることはない。


マグロ:なるほどねぇ

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