第6話 アタッカーカード

トロ:サポートカードの説明をだいたい終えたところで

次はメインデッキのアタッカーカードの説明をする。


マグロ:アタッカーカードはカードゲームでは重要だからな。


トロ:そう、アタッカーカードは現段階ではレベル1からレベル3まで

考えてある。レベル1のカードはコスト無しで出すことができ

レベル2はエナジーカード1枚とレベル1のカード1枚で出すことができ

レベル3はエナジーカード1枚とレベル2のカード1枚で出すことができる。


マグロ:レベルの高いカードを出す流れはヴァンガードに似ているな。


トロ:そうだな、アタッカーカードを出す条件を満たしているなら

1ターンに何体でも出すことができる。

しかしレベル2のカードを出したターンはレベル3のカードを出すことが

できない。


マグロ:1つのレベルを上げれるのは1ターンに一度ということか。


トロ:一方的な展開を防ぐためだ。ルールの自由度があり過ぎると

先攻後攻で極端に有利不利が決まってしまうからな。


マグロ:気になったのだが、アタッカーカードを倒した枚数で勝負を

決めるとなるとカード自体を出さない場合勝敗が決まらなくないか?


トロ:アタッカーカードが存在しない場合はプレイヤーへの

直接攻撃で相手は山札から1枚をアタッカーカードの撃破された

ゾーンに置かれることにすればいい。

1ターンで攻撃をできるのは1体だから直接攻撃で一方的に

やられることは無いし、

これでサポートカードで攻撃回数を増やすカードを活かせるということだ。

1:1のバトルなら攻撃を×2にするカードが有利だが、

直接攻撃ができる時は攻撃回数を増やすカードの方が有利ということだ。


マグロ:そこで差別化ができるということか。

ならレベル1はパワーが高いカードをたくさん入れたほうが

有利ということか?


トロ:パワーだけの単調なゲームにならないように

アタッカーカードごとにいわゆるスキルや特殊効果が大事になるんだ。

例えばレベル1のカードから次のターンに確実にレベル2に繋げたいとする。

通常なら高いパワーがあるカードを入れればいいが、

そうなるとサポートカードの運に左右されるということだ。

そうならないためにこういうカードを使えばいい。

「このカードは攻撃することができないが、その代わり攻撃対象にはならない」


マグロ:ほう、それならエナジーカードがあれば次のターンに

確実にレベル2を出せるということか。

だがそのカードがあれば無敵じゃないか?


トロ:遊戯王の地縛神とは違い、その効果があるカードしかいない

場合は直接攻撃ができることにすればバランスが保たれる。

しかも他の使い道として攻撃対象を変えるカードでそのカードを

盾に使うことで、自分の主力を守れるということだ。


マグロ:それなら戦術の幅が広がりそうだな。

だがこのルールだと手札がつきないか?


トロ:それについてもこれから説明していこうか。














  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る