第4話 懐かしい城

しばらく歩くと大きな城が見えてきた。

レイナ「あっ!私の城が見えてきたわ!懐かしい・・・」

レイナが喜びに浸って泣きそうな表情をしている傍らで、僕たちはロキを見つめながら歩いている。

なんとも変な光景になってしまった。


ロキは病人かと思うほど顔色が悪く、背丈は170㎝位か・・・どちらかと言えばイケメンになるのか、端正な顔立ちをしている。

騎士の格好をしているが、幽霊のように透き通っているわけではないが、影が薄いような感じがする。

そんなことを思いながら歩いていると城門に到着した。


レイナ「これだけ歩いても人は一人もいない…やはりこの想区からヴィランを排除しても、もとには戻らないのかしら…?」

シェイン「ロキのドッペルゲンガーといい、ここはありえない想区なのかも…」


エクス「今更なんですが、ドッペルゲンガーとは何ですか?」

シェイン「知らないの?その人の分身、またはそっくりな人物のこと。昔から出会うと死ぬとされている謎の現象のことよ」

エクス「じゃあ僕もドッペルゲンガーに出会う可能性もありってこと?」

タオ「悩んでいてもしょうがないじゃないか。行ってみよう」


城門をくぐると同時に、今度は結構な人数のヴィランが沸いて出てきた!


タオ「今ヴィランが地面から湧いて出てこなかったか?」

エクス「僕もそのように見えました!」

シェイン「そうね、湧いてきたわね。」

一同「キモっ!!」

ロキ「早く栞の準備をしてください!」

タオ「リーダーのようにまとめるな~(泣)」

皆は栞の準備をした。


ちょっと時間はかかったが何とかヴィランを一掃し、一息ついた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る