第2話 懐かしい書庫

そんな話を聞いた皆は驚いた。

とにもかくにも行ってみないことには、何も確認することは出来ないので、向かうことになった。


想区に到着するなり、一同はヴィランの一行と鉢合わせする。

タオ「なんだよ!いきなりのお出迎えかよ!」

シェイン「仕方ない、倒さないと始まらない。行こう!」

一行は『導きの栞』を構えた。


そう、空白の書を持つ僕達は『導きの栞』を空白の書に挟めることにより、導きの栞に閉じ込められている主人公になって戦うことが出来るのだ。

この栞のおかげで、色々な特性を持った主人公になり戦いを有利に進めることが出来る。


待ち伏せていたヴィラン一行は、さほど数も多くなく、ほどなく一掃することができた。


戦闘が終わりゆっくり辺りを見回す。

ここは、書庫?

レイナ「この書庫、見覚えがある。私の王国の書庫…?」

タオ「なんだって!じゃあここはやはり、レイナの滅ぼされた想区ってことか?」

エクス「え?滅ぼされた想区って、蘇ることがあるの?」

タオ「それは、ありえない。」

レイナ「ロキのいたずら…?…にしても…もし、この想区を救うことが出来たなら、私の王国は蘇る…?」

シェイン「ありえないとは思うけど、やってみる価値はありそうね。」

レイナ「じゃあ悪いけど城まで、つきあって頂こうかしら…フフ」

タオ「謎を解明するためにも、行ってみるか」

エクス「はい!」


一行は事の真相を確かめるべく、次の場所へ進んだ。


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