グリムノーツ 消えた想区

@nori3110

第1話 プロローグ

レイナ「ちょっと待ってよ!どういうこと?…消えたはずの想区が、ある…」

沈黙の霧の森で 休憩していた一行は、レイナの声に驚き、飛び上がりそうになった。

タオ「なんだよ急に!驚いたじゃないか!」


私たちは、空白の書を持つ仲間。

この世界は想区と呼ばれる区画がいくつも存在する世界。

ある想区は『金太郎の想区』、ある想区は『シンデレラの想区』と、各想区ごとに物語が決まっており、そこに住む住人は『運命の書』を抱いて生活している。

その想区での役割を『運命の書』に従い、演じながら生活し、一生を終える運命。

そんな中、何の役割も与えられずに生まれてしまった『空白の書』を持つ者が私達。

レイナに出会い、調律の巫女をサポートすべく、旅に同行している。


そして、新たに現れた次に目指す想区は、調律の巫女『レイナの想区』。

すでにカオステラーによって、レイナの想区は滅ぼされ、もう残っていない。

しかし次に向かうべきカオステラーの気配がある場所は、その『レイナの想区』だというのだ。


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