第61話 マネージャーが欲しい

 やあ、おいらです。

 お久しぶりでございます。

 おいらは、くまだから寝逃げで冬眠しようと思ったんですが、考えてみれば、おいら不眠症でした。寝られるわけない。諸々の苦悩が脳みそをぐるぐると回っておいらを苦しめるわけです。経済、体調、病気、仕事、そしてカクヨム。生きるのが辛い。黒い誘惑が脳裏に染み込んできます。楽しく生きたいのに、苦しみばかりが襲いかかる。もう、お手上げ状態です。


 助けが欲しい!


 一応、生活に関しては元妻が、面倒見てくれていますが、お金をくれるわけじゃない。おいらはヒモじゃないんです。国民年金も健康保険費も貯金を切り崩して、自分で支払っています。

 仕事がしたい。でも、病気明けのくま、それも一度は気が狂ったくまに働ける仕事がありません。だからおいらは、小説を仕事にしたいんです。でも、一人ではもう限界だということが、今度のコンテストで分かりました。おいらには、優秀なマネージャーが必要なのです。


 マネージャーさんには拙作の広報活動、おいらへの叱咤激励、スケジュール管理、その他諸々を行なってもらい、おいらは執筆に集中します。ネタに詰まったら、マーケティングを駆使して、新たな題材を考えてもらいます。そして、一番の読者となって、読みやすさ、読みにくさ。読者においらの言いたいことが伝わるかをアドバイスしてもらいます。当然、誤字脱字の校正もしてもらいます。そして、最大の役目はよろしくま・ぺこりを人気ゆるキャラ作家として、カクヨム内、いや、世間に広めるのです。そのためにも着ぐるみの製作は必須です。その調整もしてもらいます。SNSやYouTubeでの拡散も必要でしょう。そのためのプロデューサーの役割もしてもらわなければなりません。激務です。それに雇用主のおいらは貯金が尽きかけて給与が支払えません。今後の収益から支払うしかありません。そうです、あなたの才覚に全てかかっているのです。


 それでも、よろしくま・ぺこりという原石(玉か石かは分かりません)をダイヤモンドのように磨き上げ、世の中に出そうという方はいないでしょうか? もちろん、おいらも努力します。今まではギャグばっかりで内容のない小説でお茶を濁していましたが、資料を読み込み、想像力のかぎりを尽くして、『ぺこり文学』を完成させます。どうぞ、それを手伝って、いや、共に作り上げましょう。私はマネージャー、というよりプロデューサーを求めているのです。ミスチルで言うと小林さんを求めているのです。成功のためには、おいらは酒を断ちます。もともと飲まないけれどね。


 そういうわけで、自分では小説を書けないけれど、売れる小説をプロデュースできるという、人材がいらっしゃったら手をあげてください。おいらは下僕のように働いて、この国のてっぺんになってやるー。

 

 何て書いたら、有能なブレーンが出てくるかしら。我こそはという方がいらっしゃったら、おいらの作風を良く読んで、理解した上で近況ノートにでも書いてください。応募者多数の場合はどうしましょう? 企画コンテストにぺこりプロデュースとでもタグを書いて抱負とコンセプトを書いて投稿してください。よろしくま。


 以上、半分冗談。半分本気のお知らせでした。 

 ぺこり。

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