第35話 クリスマス企画に乗ってみた
やあ、おいらです。
皆さんもうご存知の通り、おいらは人と同じことをするのが苦手というか大っ嫌いなロンリーベアです。他人が右と言えば左、赤と言えば白。うどんと言えばそば。しかも『どん兵衛』と言われたら『緑のたぬき』を選ぶほど、おいらは偏屈です。当然友達なんていないし、カクヨム上でも懇意にしている人はごく少数です。原因は何かと深く考えたことがあります。するとおいらは面倒臭がりだということが分かりました。自分の世界に引きこもり、自分の好きなことだけする、それがおいらの生き方です。ちなみにおいらは「生き様」という言葉が嫌いです。もともとない言葉なんですよ。「死に様」はあっても「生き様」はなかった。それがいつのまにか認知されて、ついに辞書にまで載るようになった。新語、流行語大賞のご先祖様ですな。
ああ、本題に入りましょう。K氏が発起人のクリスマス企画。レイティングさえつけなければ、あとは「カクヨム」「プレゼント」「クリスマス」を文中に入れれば良い。短編、長編、ジャンル不問ということでした。おいらは最近懇意にしているMさんから参加してみないですか? 他の作家さんとの交流の場でもありますよと言われました。でも、おいらは孤独を好むロンリーベア。参加する気などさらさらありませんでした。なにせアイデア長期枯渇中の上に、薬の副作用のせいかなんだか知らないんですけど「下り階段を手すり無しには降りれない」「よく転ける」という新たな難敵に立ち向かっていかなくてはならないのです。それに連載中の『マリンズの熱い夏』が寒い冬になっても完成しない。読者は少ないけれど、熱心に読んでくれる方もいる。そっちを優先にしなくちゃなと考えながら煙草を吸っていたら、降りてきちゃったんですよ。何がって? アイデアですよ。それもクリスマス企画に乗っけられそうなアイデアが。
早速、おいらは筆を取らずにキーボードを手に取りました。アイデアが浮かんだのは最初の部分とラストでした。まずおいらは書き出しとラストをキーボードでパソコンに入力しました。そのあとまだ未発想な中身を試行錯誤しながら書いていく。これは、サンドイッチ作戦と個人的には言う作戦です。いつもなら加藤一二三さんみたいに長考するところですが、今回は幸運にもすんなり書き上げられました。文字数は三千字くらいかなと思いましたが、完成してプレビューを見ると1526字でした。予定の半分です。でも、もう書き足しをできるほどのエピソードは思い浮かばず「クリスマスは一日だ。短くてもいいだろう」と決めて投稿したのが、
『和尚さんとクリスマス』
です。
カクヨム内で宣伝をしてはいけないらしいので、題名だけでも覚えて帰ってください。
今日はこれでおしまいです。ありがとうございました。
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