第12話 編成変更に物申す

 やあ、おいらです。

 東京ドームを青いイナズマが席巻しましたね。でも、三試合とも、白熱した好ゲームでした。テレビで見ていてゾクゾクしました。おいらの主人格は野球小説を書いているけど、緊迫感が違う。事実は小説よりも奇なりですな。嶺井が決勝点をあげるとは、戦前、誰も思わなかったでしょう。


 まあ、それはともかく……十二月からのジャンル編成の見直し、皆さんはどう、思われます?

 異世界ファンタジーの独立。これは文句ないですよね。右を見ても左を見ても異世界転生。もう、飽き飽きです。仲間同士で仲良くやってくださいませ。


 でも、納得いかないのが現代アクションとファンタジーを統合しての、現代ファンタジー。現代ファンタジー? なにそれ? どう言ったものが現代ファンタジーなのか、実例を挙げていただきたい。だいたい、なんで現代アクションとファンタジーをくっつける必要があるのでしょうか? 男と男の戦いに魔法が出てきちゃうんでしょうか? それは現代ではありません。異世界です。仕事に追われるサラリーマンに妖精が力を貸して、出世を助けるんでしょうか? それも現代ではありません。異世界です。現代にファンタジーはディズニーランドにしかないのです。それも架空のね。おいらは現代ファンタジーの創設に強く反対します。


 それから歴史・時代小説に伝奇小説が加えられましたが、それにも反対です。世の中には現代を舞台とした伝奇小説がいっぱいあります。完全にジャンル違いです。


 それから恋愛小説を女性向け、ラブコメを男性向けに差別化するのもおかしいと思います。男だって恋愛小説を読むし、女性だってラブコメを読む。無理に引き裂かなくてもいいと思います。


 現代ドラマとミステリーはくっつけちゃっていいと思います。はっきり言って、カクヨムのミステリーはミステリーじゃないものが多い。逆に現代ドラマに、探偵物の多いことか。これに現代アクションをくっつけて現代ドラマでひとくくりにすれば良い。


 余ったファンタジーは非異世界ファンタジーとでもすればいいと考えます。


 カクヨムコンにも意見があります。

 なぜ、歴史・時代小説のコンテストを行わないのか? 疑問でなりません。文庫書き下ろし時代小説は書店のドル箱ですよ。それを無視するなんて、いくら、ライトノベル中心でも得心がいきません。儲けたくないのでしょうか?


 と、ここで文句を言っててもなにも変わりませんね。おいらの意見に賛成だったら、運営さんに意見を送ってください。おいらは面倒くさいから、傍観している。冬だからね。ああ、それは防寒か!

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