第3話 うふふふ

 発表されましたね。エッセイ・実話・実用作品コンテスト受賞作。へえ、三作ですか。意外と少なかったですね。もっと受賞作乱発するかと思いました。受賞者の方、おめでとうございます。できたら、お金貸してください。なんてね。


 表題で、おいらが、うふふふと笑ったのには理由があります。もう分かっちゃった人もたくさんいるでしょうね。


 そう、あの人のあの作品が選ばれなかったからです。


 おいらは読んでいないので知りませんが、内容はすごく面白いという評判でした。他の人のエッセイや近況ノートを覗き見した限りでは。

 では、なぜその作品は受賞しなかったのでしょう?

 当然です。大げさに言えば、人倫にもとる行為をしたからです。おいらもその行為の被害者です。なんて言ったら大げさかな。とにかく最終日に★を見事に剥がされました。おいらだって★を取り消したことが何回かあります。その点では同罪かもしれません。でも、おいらは★返しをされなかったから★を取り消したわけではありません。ここには書きませんが、自分なりの理由があって★を取り消しました。それがダメな行為なら謝ります。ごめんなさい。

 しかし、ある人は★返しをされなかったから★を剥いだのです。完全な相互★狙いの行為だったことは明白です。

 その人の作品は読者投票を上位で通過しました。でもその頃からカクヨム内はざわつきました。


「そんな行為をした人間の作品が受賞作になるのか?」


 そして今日、結果は出ました。おいらは運営さんの良心というか、苦渋の決断みたいなものを感じました。これは邪推ですが、騒ぎの沈静化を待って、書籍化されたりして。そんなもん誰が買うんじゃあ。しかも、売れたりして。内容は面白い(そう)なんですからね。

 おいらはその人に言いたい。面白い作品ならば、卑怯なことをしなくても自然と受賞できたはず。頭を使った作戦だと思いますけど、才子才に溺れるですとね。


 考えてみれば、おいらの小説がウケないのはつまらないからなんですな。いくら、卑怯な真似をしても、ちっともPV増えないや。第2回カクヨムWeb小説コンテストでも卑怯の限りを尽くします。でも箸にも棒にもかからないのは目に見えていますのよ。おほほほ……いや、トホホ。

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