第2話 現代アクションを眺める

 やあ、おいらです。

 カクヨムウォッチャーと自称したからには、本当にカクヨムを眺めなければなりません。そうでないと単なる法螺吹きになってしまうからです。でも二万以上あるカクヨムの作品を全部見るわけにはいかないので、ジャンルごとに表面をさらーっと撫でてみたいと思います。でも、ファンタジー、SF、恋愛・ラブコメは苦手なのでとうぶん避けます。今日は、滅多に開かない、現代アクションの新作小説を軽〜く眺めることにしました。


 えーと、おいらは現代アクションと言えば、ハードボイルドか、格闘モノなんじゃないかと思っていました。しかし、予想は見事に覆されました。

 異世界、転生、魔法、学園、チート……どう見ても、あなたそれはファンタジーでしょ! という作品のオンパレード。これは、ファンタジーだと埋没してしまうから、あえてグラウンドを現代アクションに持って行ったという、念密で深遠な作戦なんでしょうか?


 現代にはおそらく、異世界も、転生も魔法もないはずです。でも多くの作品には(さらーと眺めただけですが)それらが息づいているのです。それって、現代アクションなのかなあ。

 でも、運営さんから、ジャンル変更の命令が行っているようでもないので、作者さんたちの考えが正しいのでしょう。


 これによって、現代アクションは、おいらとは無縁の世界となりました。男と男が知力、体力の限りを尽くして戦うという、おいらの考えとは全く別の世界だったからです。なんだかなあ。


 でも、さらーと眺めただけだから、おいらの考える現代アクション作品もあるかもしれません。もし「我こそはお前の希望通りの作品を書いてるぜ」という方や「私、そういう作品知ってる」という方はご一報ください。やる気満々の時に読ませていただきます。ただねえ、やる気満々の時が滅多にないんですよ。やっぱ抑鬱状態なのかなあ。


 話は変わりますが、ヴァンパイア、吸血鬼が出てくる話がやたら多くありませんか。いえいえ別に否定しているんじゃないです。ヴァンパイアものが多いなあ。流行りなのかなあと質問したいだけなんです。実際のところどうなんですか? もしかして、異世界たちと同じように、テンプレのキーワードにでもなっているんですか? ぜひ、知りたいなあ。おいらなんて、水谷豊が狼男になるやつしか知りません。あれ? なんで狼男なのにヴァンパイアなんだろう? おいら、間違えているのかな。あとで『手塚治虫漫画40年』を見て確かめるか。


 これ以上、突っ込むのはよします。自発的でない形で、カクヨムをやめることになりますからね。


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