第2話

 岸崎には外回りで庭に行ってもらい、やすしは玄関から庭に面した掃き出し窓からつっかけで外に出た。

 立ち話で済みそうになく、爪本来の力を知ってもらうには、家に来てくれた方が早いかもと話すと、岸崎は逡巡することなく分かったと頷いた。

 恭は庭で一番大きな木の、伸びた枝葉から数歩離れた位置に立った。

 庭木といっても家の裏が山で、そこの雑木が紛れて小さい庭のスペースを広げるような形で垣根の一部になっているのだ。

 背の高い木ではないが、大きく枝葉を広げ、偶に上って遊んでいた。

 傍に立った岸崎に、改めて右人差し指の、1センチ強伸びた爪部分にある細かな透かし彫りを見せた。

「こっちが最初に見せたやつな。この彫り模様は、木の幹に爪の伸びた部分を刺すことで出来る。この爪は、そうして出来るものなんだ。それを彫爪って呼んでるのはさっき言ったよな?それで、この彫爪は今目の前にあるこの木に刺して作ったもの」

 分かるだろうかと横を見ると、岸崎は黙ったまま先を続けろと目顔で促した。まずは聞く、という姿勢らしい。

「この彫爪部分がある間は、爪を刺した木をある程度コントロール出来る。っていうのがこの爪の力…ま、取り敢えずやってみるな」

 恭は木を見上げ、「刺せ、」と短く発した。

 不意に見上げる木の一枝が、他の枝を押しのけるようにガサッとしなった。無風の中、それは確かに゛独りでに゛という言葉にそぐうものだった筈だ。隣で息を吞む気配を感じながら、枝の動向が見える位置に素早く下がると岸崎も続いた。

 すぐにしなった枝から元に戻る勢いを利用するかのように、2,3枚の葉が地面に向かって放たれた。矢のごとく放たれた数枚の葉はしかし、地面を刺すには至らずに、土の上に軟着した。

「刺さってない」

「だよな…」

 そのまま3度、4度と恭は同じ命令を繰り返し、その都度違う枝が撓り、地面に葉を飛ばしていったが、他の枝に阻まれ勢いが殺されたり、バサッと枝の鳴る音がするだけというのもあったりで、結局8回やって一枚だけ刺さったが、葉の先端が運よく地面に接しただけといった感じで、一瞬地面に直立し、すぐに倒れた。相変わらずだ、嘆息しそうになりながら恭は説明した。

「…お手とかお座り程度の単純なことしか出来ないんだよ。複雑な命令をしても通じない。例えば木の実を落とせ、は通じるけど熟した実を落とせはムリ」

「……俺は、犬みたいな命令は聞かないからな」

 平らかな口調ながら、口の片端が微かに上がっているのが恐ろしい。

「これはあくまで木に対する力だって。 ていうか、これもマジックかとか聞かないのか」

 すんなり力を受け入れられ、会話がさして支障なく進むことに急に戸惑いを感じて恭は言い返した。

「マジック?」

「さっき言ってたじゃん、親指に出来た彫爪見てさ」

 腕に刺さった爪を抜き、そこに出来た透かし模様にパニックを起こしている自分に、岸崎は笑いながら至極真っ当な反応をした。

「――それは俺じゃない」

岸崎は一瞬口を噤んでから言った。

「いやいや、さっきから豹変しちゃってるけどさ、岸崎って話とか合わせるの上手そうじゃん。だからこっちのノリに合わせてくれてるのかなって」

 笑っているつもりが両口端が引き攣れて痛い。

 他人にこうして力を見せるのは初めてで、それが人に隠すような代物ではないと改めて実感すると同時に我に返ったのだ。こんな些細な力しか持たない爪が、人に刺さった所で何が起こる。

 唐突に岸崎は足元の砂利を散らし、体を恭の正面に向けた。

「なら俺が、お前の爪が持つ力を最初から知っていたことはどう説明する?それともその力はざらにあるものなのか」

「いや、そんなことはない、筈だけど……そうだ、※※って知ってる?」

 ここに地縁のある人間なら、似た力や身体特徴を持つ、或いはそんな噂を知る可能性はあるのだが、「何だそれ」と怪訝に問う岸崎の表情は本物に見えた。

「安心しろよ、マジックなんかじゃないことは、お前以上に俺が、が知ってる。だから俺が゛発生゛したんだ」

 その言葉を聞いて思い出した。

「待て、さっきも似たようなこと言ってたよな?俺がハッセイゲンだとか、自分は爪の力に抵抗するための力だとか」

 確かそう言った。意味を問い返す前に二度目の激痛が襲ったのだ。

「ちゃんと耳には入ってたんだな」

 薄っすらと笑む。多少はこのノリに慣れてきた。

「そのままだ。お前が俺の発生源だと言ったのは、お前の爪が原因で俺が発生したからだ。体内に異物が入ると免疫反応が起こるな」

「は?――うん」

 免疫は、病原体から身体を守る仕組みだ。病原体が体に侵入しようとしたり、した場合、大きく分けて自然免疫や適応免疫といったものの免疫細胞が働いてこれを排除する。 

「岸崎匡直の体内に入った爪片は普通ではなかったうえ、通常の対処も不能だった。結果俺が発生した」

 話しながら腕を示されて、漸く異物とは岸崎の体内に残された筈の爪の断片で、つまりは体の中に入った゛病原体゛なのだと、岸崎は言っているのだと気づく。

 気づいたが――。

「少し時間くれ」 

「いいぜ」

 一旦待ったをかけ、恭は回転させ過ぎて停止地点を見失いつつあった頭の中を整理する。まず自分の爪が岸崎の体内に入った結果、岸崎が別人のようになってしまった。

 更にこの別人岸崎は、自分は素の岸崎とは別物だと言う。その言い分はある程度は信用していいと、いま自分は思っている。

 問題はその次だ。この別人岸崎の言葉通り受け取ると、こいつは自分が免疫の一形態だと言ってることにならないか。

「…つまり、自分は免疫反応の一種としてここにいるって言ってる?」

 脳内の混乱に耐え切れず、我ながらどうかと思うことを口走っていた。

「思ったより飲み込みが早いな」

 岸崎がまた笑う。最初は笑わないと思ったが、本物に似て意外と笑う。ただことごとく清々しさを欠いている。

「……それで、なんでそれが人格持ってるんだよ」

 これは自分の爪などより数百倍非常識だ。取り敢えず相手に倣って話だけは聞くと決め、眉間をグッと押さえてからまた問う。

「だから体内で爪を処理出来なかったからだ。体外に排出させることも不可能だった、それなら体外からやるしかない。それには爪主、爪の持ち主であるお前の協力が必要だと判断したんだろうな。そして協力させるには意思の疎通が必要だから、人格があった方が都合がよかった。答えになったか?」

 恭はぎこちなく頷いた。すぐに理解しろと云われてもまず無理だ。

 無理だが自分の爪から端を発し、他人を巻き込んでしまっている以上、どうにかしないわけにはいかないのは事実だ。

(あと爪が伸びたままだとホント邪魔だし…)

「そういえば、本物の岸崎は?」

「眠ってる。安心しろ、爪片が排除されるまでの一時的な入れ替わりだ」

 恭は取り敢えずはほっとして頷いた。

「――なあ、お前は爪の人への力の作用は、木と同じだと思ってるんだよな?それは変わってない?」

「俺が発生時点から理解してた爪の性質と、実際に見た木に対するそれは、やはり同質なものだと感じた。…要するに人に刺さったのは例外でも、それ以外は変わらない筈だってことだ」

 難しく考えるなと、散々小難しい言い回しをしておいて別人岸崎は言った、いや別人格岸崎というべきか…。

「とにかく爪片が岸崎の体から排除されない限り、俺がいなくなることはないんだ、さっさと切る以外の方法を考えるぞ。こういう為の人格だ、一人より二人の方がより案が浮かぶ確率が高い」

「――ある。他の方法なら」

「あるっ⁉」

 途端に岸崎が怒鳴る。マジメに剣幕半端ないが、こちらとしてもれっきとした言い分がある。

「忘れてたんだよ。ていうより思い出せる状態じゃなかったろ、色々あり過ぎて、あくまで対木なんだしさ」

 諸般の対応に追われ、完全に失念していたとしても仕方がない状況だったと思う。恭の弁解に頭から反論も出来なかったのだろう、「で?」と岸崎は息を吐いた。

「爪を刺した木との関係を断つには、彫爪を切るか、自然劣化を待つか、木を何度も操って劣化させるっていう3つの方法がある」

「自然劣化?」

「うん。透かし彫りが出来るとそれ以上爪が伸びることはなくて、切らないままだと大体1週間くらいで、彫爪部分だけ古くなったプラスチックみたいに劣化してって、模様辺りから欠けたり砕け落ちたりして無くなってく。指の先端から上の、伸びた部分だけが崩れ落ちていくって感じかな」

「あと一つは木に命令を繰り返す。回数が多くなればなるほど爪の劣化が早まる。木にもよるけど、これだと200回くらい命令繰り返せば無くなる筈だけど」

「200回?」

 さすがに岸崎の語尾が上がったが、これこそが恭の爪の力量を表していた。

「多分、爪を早く崩すには量より質なんだと思う。゛葉を揺らせ゛でなく゛紅葉こうようさせろ゛とかさ、さっき見せた葉を地面に刺せっていうのが、実は一番複雑な技、それをやって多分200回。だから大抵は切るか自然劣化を待つ」

 昔散々試した結果だ。

 岸崎は腕組みをして聞き入っていたが、その顔は段々険しくなっていった。失笑しかけて自身の状況を思い出し、笑うに笑えない、という葛藤が伝わってくるのは気のせいだろうか。

「…ひとつ確認したいことがある。その左爪の歪み、火傷が原因だって言ってたか」

「――火傷プラス爪の性質が原因、かな」

「性質?」

 今更隠す意味もないと、恭は両手を広げて見せて説明した。

「力の使える爪は右人差し指と左親指で、この2本だけ伸びが異常に早くて、3日もあれば1センチ半くらい一気に伸びる。そこからは普通に伸びるけど、邪魔だから、切るよな。そうするとまた3日で1.5センチは伸びてくる。火傷は色々あって二週間近くは引きずってたから…」

「…その間火傷の影響を受けた爪が生えてくる、か。そもそもなんでそんなとこを火傷した」


 火傷は、コンロからフライパンを外した時に中身がこぼれ、左手で布巾ふきんを取って何気なく拭いた際、熱された五徳ごとくに指が触れてしまったのが原因だ。

 すぐに冷やしたが結構ヒリヒリし、左親指の爪下辺りの表面は赤味を帯び、白っぽくふやけたようになったとこもあった。祖母によればこういう時、治りかけでお湯にけたりしてはいけなかったらしいのだが、恭は知らずにお湯で食器洗い中、その所為かは定かでないが、火傷の皮膚の一部がずる剥けた。

 さすがに、と薬箱のそれっぽい薬を塗り、気のせいか痒いし悪化したように思っていたところへ出張から帰ってきた母に、「どうしたのその」と言われ、漸く薬が合ってなかったのか、と気づいた次第だ。

 後から考えると碌に保護せずに洗剤を使ってたりと、悪化しそうなことも結構やっていたと思う。

 その時にはもう爪が完全に変形していたので皮膚科は見送った。薬を止めると、幸いそこからは順調に治っていったが、ダメ押しにテーブルのささくれた側面で指を擦ったのは話した通りだ。風呂上がりで、剥き身にしたままだった…。

 歪んだ爪を興味深げに見ながら、自分が幼い頃に、爪についてあれこれ調べまくった母によると、丁度火傷の下辺りに爪母といって、爪が作られる部分があり、そこにダメージが生じると正常な爪が生えなかったり、酷いと生えなくなる事もあるらしい。『普通は指が治って爪が綺麗に戻るのに半年はかかるらしいけど、恭のは早いからすぐ戻るわね』と笑っていた。


「そんな訳でそろそろ元に戻る筈だけど、戻る前にこんなに歪んだ状態の爪なんて初めてだし、使ってみたらどうなるかと思って、今日の昼飯食った後、実験してみるつもりだった」

 そしたら木にしか刺さらなかったのが、人に刺さってしまったというわけだ。

 さっき省略していた部分まで詳しく話すと、岸崎は大きく息を吐いた。

これは仕方ない、心から申し訳ないと恭は思う。

 暫く考え込んでから、岸崎はおもむろに言った。

「…爪が岸崎に刺さったのは、やはり爪の変質が原因と考えるのが自然か…」

「やっぱり、そう思うよな」

 というより他の原因など思いつかないのだが、改めて言われると確信に変わる。

「それに言いたくはないが、切れる筈の爪が切れないのは、爪の力が強くなっているからとも考えられる」

 恭はちょっと目を瞠った。それはどうかと思ったが、岸崎が話し続けたので結局黙った。

「爪の変質が力の強さに繋がった、だから人に刺さった…。もしそうなら、自然劣化を待つより、積極的に爪に働きかけた方がいいかもな」

「3つ目の方法を取るってこと?」

 200回、とつい考えて怯んだのが伝わったのか、岸崎は鼻で笑った。

「良かったな、人格を持つ免疫がいて、複雑な注文でも俺なら理解できる」

 皮肉るような言い方が引っ掛かり、恭はつい愚痴った。

「初めから分かってれば岸崎本人に事情話して、協力してもらえたのにな」

「かもな、でも俺はその本人を外敵から守るためにいるんだ。己を支配させるとか、考えただけでも虫唾が走るような事、本人にさせられるわけない。心理的ダメージも当然の守備範囲だ」

 生じた嫌悪は、岸崎の気持ちを想像したものか、自分へのものか、判別つけづらかったが、殴られたような気分になったのだけは確かだ。

 最初は不測の事態に混乱するだけだったが、途中から自分はどこか、この状況を楽しんでなかったか、初めて爪のことを話せる相手を得て、心が躍ってなかったか。岸崎の説に疑念を抱きながら、もし本当に爪の力が強くなっていたら、とも一瞬思った。本当に木への作用がそのまま人にも有効なら…、はっきり意識しないまでもそんな考えが頭をよぎったことに、自分は気づかないふりをしていた。

 見透かされたような言葉は痛烈で、顔が赤くなるのを抑えきれず、動揺が表に出ている筈の恭を、だが岸崎は別段気にする様子もなく言葉を投げ掛けた。

「ともかく3つ目の方法で決まりだ。命令しろ」

 この岸崎でよかったとこの時初めて思った。

 言い方を微妙に換え、どうオブラートに包もうが、「命令」「従う」という本質は変わらない。いくら人当たりの良い岸崎でもいい気はしないだろうが、この岸崎からは不快や困惑は窺えない。言うならば試合の対戦相手に近い表情でこっちを見ていた。これなら余計な気は使わない。痛いが、岸崎の言ったことがよく分かった。

 恭は軽く呼吸を整えて、まず声に出さず「手を上げろ」と何度か唱えた

「どうした」

「――いや」

 さっきはどういうものかを分かってもらう為に声を出したが、出さずに操ることも可能だ。何度も繰り返す内に自然に身についたものだが、対人だと駄目か、まだ難しいのか。

 改めて岸崎に向き合うと、恭は今度は左親指が相手に見えるように向け、声を発した。

「手をあげろ」

「話聞いてたか?何のために俺がいる、複雑な命令を理解実行し、効率よくさっさと彫爪を崩す為だ」

「いや、…まずは簡単なのと思って…ていうか俺の言う事聞く筈なんじゃ…」

「それは聞きたくない」

「え」

 やっぱりからかわれてるだけじゃないのかと疑いながら、恭は思いつくまま、次々と『命令』を出していった。

 木に登ってみろ、ジュースを買いにコンビニに行ってくれ、メニューを考えてご飯を作れ。

 最初こそ「面倒臭い」「そのくらい自分でやれ」だの反応していた岸崎だが、段々と返事はおろか表情さえ無くなっていき、恭の方も困惑度が深まるばかりで、遂に二人して黙り込んだ。

 どう考えても爪が効いてないようにしか見えない。

 まさか言い方が悪いのか、やはり木と人では力の作用が違うのか、それとも、

「単に人に刺さっただけで、やっぱり力の影響は無いとか――」

「それは無い、間違いはない」

 妙にきっぱりと言い、岸崎は自らの体の中を探るように下を向き、ややあってから顔を上げた。

「もしかしたら、爪が変形してる分どこかに不具合が起きているのかもしれない。爪についてまだ話してないことはある筈だ。情報が多ければ分かることも多くなる。全て開示しろ」

(命令されてるのこっちじゃないか?)

 突っ込みながらスマホを見ると1時を過ぎている。沈黙で意識が内向いたせいか、さっき急に空腹を思い出したのだ。

「話すよ。もう隠してもしょうがないし。けどその前に腹減らないか?俺コンビニ行く途中だったんだよ」

 そもそも昼食を買いに行く途中だったのだ。岸崎も腹に手を置いた、こっちもまだだったらしい。

「…確かに。暖かいし、どこか外で食べたい」

 提案が急に幼い。恭は危うく笑いかけた。

「広い屋外なら人に話を聞かれにくいという意味だ」

 自分でも感じたのか岸崎はきまり悪そうに付け足したが、口調が僅かに、だが確かに明るい。返事をしつつ恭はふと思いついた。

「広いって公園とかか、コンビニの前じゃ知り合いに会うかもしれないしな、 なら、旧道広場は?」

「そこでいい」 

 岸崎は頷いた。 徒歩10分のコンビニから更に10分近くのとこに旧道広場はある。

 高台に出来始めた住宅地に合わせ、道路も新たに上に作られたため、旧い道の周りの藪を、ついでに切り開いて作られたのが名前の由来らしい。保育園のグラウンドくらいの遊び場で、小学低学年の頃によく寄り道した。広場の向こう側に田んぼがあって、間に挟まれた、水は綺麗だが小川というより溝に近い流れの中に、小さい魚がたくさんいたのだ。

 いつ頃か境目にフェンスが出来てしまったが、それ以前、白師ぱくしと二人で見に行ったことがあった。あれはドンコかな、などとしゃがんで川を覗いていると、田仕事の女の人が「いいわね、お父さんと一緒ね」と言い、恭は吃驚して咄嗟に白師を見上げると、白師は照れながらニコリと笑い、女の人にも笑顔を返した。

 あれが打ち解けるきっかけで、自分の母親を有陽ゆうやと名前で言うのも許してやろうと思った、…という記憶がある。

 思い出はついでだが、ここが一番近い公園で、まだ魚がいれば岸崎が喜ぶんじゃないかと、なぜか思ったのだ。

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