未来トンネル劇場
二石臼杵
未来への開通
かつうん。こつうん。
トンネルの中で足音が反響する。
両端の壁には、頼りないオレンジ色の灯りが等間隔に並んでいる。無数の灯りとすれ違いながら、出口の光を求めて僕は進む。
先はどこまでも長く、遠く、見えない。
辺りはじんわりと暗く、一人で歩くには心もとない。けれども僕は歩いた。引き返すわけにはいかないのだ。
この日、僕は唐揚げと紙パック牛乳の入ったコンビニ袋を片手に、地元の商店街を歩いていた。
仕事終わりの帰り道で、時刻は深夜零時。二月の夜風が肌に染み入る。
遅すぎる夕食を引っ提げ、真っ白なため息をこぼしながら足を動かす。
この商店街は近道のために通っているだけで、店は軒並みシャッターが下ろされている。
その中でふと、とっくの昔につぶれたまま残っている映画館に電気が点いているのが目に入った。
店主もいないはずなのに、といぶかしがりつつも、僕の足はそこに引き寄せられていた。
鍵のかかっていない扉を開けて中に入ると、窓口にはシルクハットを目深にかぶった男がいた。男はじろりとこちらを見る。
「あの、」
「五十年後かい?」
僕が聞く前に男は言う。五十年後? 映画のタイトルだろうか。
「あいにく今はそれしかないんだ」
シルクハット男は続けた。どうやら、今上映中の映画はそれだけらしい。そうだろう、時間も時間だ。
アパートには同棲している彼女がいるが、最近はすっかり倦怠期というやつで、どうせ帰ってもとくにすることもない。いい時間つぶしになるかもしれないと思い、僕はどんな内容かも知らないその映画を見ることにした。
「大人一枚ください」
「千五百円」
ぶっきらぼうに答えた男に千円札二枚を渡し、おつりの五百円玉と「五十年後」と書かれたチケットを受け取って、一つしかない上映室に入った。
上映室の中には誰もいなかったので、スクリーンの真正面、部屋の中心より少し後ろの席に座る。ビニール袋を隣の席に置いてから、普通に食べ物を持ち込んでしまったことに気がついた。
まあ、古い映画館だし、これくらいはいいだろう。携帯電話の電源を切り、僕は貸し切り状態の上映室で映画が始まるのを待つ。
どんな映画だろう。個人的にはパニック映画が好きなんだけど。
びーーー、と、上映を告げるブザーが鳴った。スクリーンに光が灯る。
大きく映し出された「5」の数字。バックの白い光が時計回りに一周するたびに数字は減っていく。4、3、2、1……
そして、スクリーン一面が真っ白になった。続いて巨大な真っ黒い円が映り、忙しなくきょろきょろと動き回る。
黒いスポットライトはスクリーンの下部にくると その場にとどまり、画面には人間より一回り大きなかまぼこのような半円ができた。
ポップコーンでも買っておけばよかったかなと思ったそのとき、スクリーンの半円の中から、白衣を着た中年の男が一人出てきた。
まるで手品のごとく、そこにいるはずのない人間が唐突に現れたのだ。
舞台挨拶だろうか。こんな時間に? それとも3Dだろうか。こんな古い映画館で?
頭の中で疑問が浮かぶたびにそれらは即座に否定される。一方、白衣の男は首を回してあたりを見、僕と目が合うと大声で話しかけてきた。
「すみません! 今、何年ですか?」
「……はい?」
「今は、西暦二〇一六年で間違いありませんか?」
「ええ、そうですよ」
それよりあなたはなんですか、これは映画の演出ですか、などと訊ね返す前に、白衣男は「やったあ!」と拳を握り、上映室から慌ただしく出て行った。
さすがにおかしいと感じた僕は、席を立ってスクリーンに近づく。観客は僕一人だったこともあり、遠慮をする気にはならなかった。
スクリーンの真正面に立ち、真っ黒な半円を覗き込む。その中には奥行きがあり、先が見えないほど長い道が続いていた。
スクリーンの裏を見たことはないが、だいたい音響装置などが備え付けられているだけで、ここまで広い空間があるはずはない。
いや、待てよ。果たしてこれは、本当の光景なのだろうか。精巧に作られた映像が立体感を演出しているだけで、まだ映画の途中なのかもしれない。
僕はポケットに入れておいた映画のチケットを取り出し、手早く折る。そうして完成した小さな紙飛行機を、黒い半円に向かって投げてみた。
紙飛行機はスクリーンにぶつかることなく、ひゅるうりと飛んでいき、どこまでも黒い空間に飲み込まれ、やがて見えなくなってしまった。やはりこれは映像ではなく、正真正銘の穴らしい。
事実は小説より奇なりとは言うが、少なくとも今のこの状況は、映画よりもよっぽど奇だった。
この穴は、どこに続いているんだろうか?
好奇心という名の悪魔がささやく。
こんな得体の知れない穴に入ろうなんて、正気の沙汰じゃない。けれども、僕の視線は目の前の穴の中に吸い込まれている。
いつの間にか、足まで引き寄せられるように、僕は一歩を踏み出していた。
闇の中に足が溶け込む。下半身にひんやりとした空気がまとわりついた。
そこでふと、ある考えが頭をよぎり、足を穴から出してさっきまで座っていた座席に戻る。席に置いてあった唐揚げと牛乳の入ったビニール袋を持って、またスクリーンの前にやってきた。
なんとなくだが、どうも長い道のりになりそうな予感がしたのだ。穴に入ることはもう決めていた。先に何があるのかわからない。でも、人が出てきたのだから、入っても問題ないだろう。
ここで穴の中を確かめずに帰る方が、あとで後悔しそうな気がした。
だから、僕は進む。黒く口を開けた半円に、僕は踏み込んだ。
いざ、スクリーンの中へ。
入ったとたん、全身を温かくない空気が舐めまわす。同時に、両脇の空中に、それまで見えなかったオレンジ色の光が現れた。
ぼんやりと浮かぶ光は等間隔に並び、果てしない奥へと続いている。うっすら見える天井はなだらかなアーチになっていて、穴は入り口の半円がそのまままっすぐ掘り進められたような形をしていた。
そう、トンネルだ。
かつうん。こつうん。歩くたびに足音が反響する。ときおり、手に提げたビニール袋ががさがさと寂しげに鳴った。
歩くスピードに合わせて、視界の両端をいくつもの灯りが流れて消えていく。天井は淡くオレンジ色に照らされているが、対照的に足元は暗く、先ほど飛ばした紙飛行機がどこにあるか見当もつかない。
それにしても長い。距離通りに進んでいるなら、とっくに映画館を抜けて商店街の外に飛び出しているはずだ。しかし、なおもトンネルは続く。どこまでも。どこまでも。
二十分ほど歩いただろうか。不意に、響きわたる足音に変化が生まれた。僕のものよりやや遅い、誰かの足音が聞こえてくる。がらがらがらがら、と、何かが転がっているような低い音もする。
二つの足音が重なり、しだいに大きくなっていく。僕が立ち止まると、もう一つの足音も止んで、トンネルの中に温度の低い静寂が広がった。
穴の奥、僕の前に一つの人影が立っていた。向こうもこちらに気づいたようだ。
「おや、こんばんは、でよろしいですかな」
人影が少し近づき、お互いの顔が見えるようになる。帽子をとって挨拶してきたのは、高級そうなスーツを身にまとった老紳士だった。片手にはスーツケースを携えている。さっきの音は、キャスターの回転音だったのだろう。
「こんばんは」
僕も軽く頭だけを下げる。老紳士はくしゃっと笑みを浮かべた。深いえくぼが顔に刻まれる。
「あなたもご移動ですか? にしてはずいぶん荷物が少ないですね」
向こうから話しかけてくれた。これはチャンスだ。せっかく人に出会えたのだ。聞きたいこと、知っておかなければならないことは山ほどある。
「あの、移動とは? そもそも、このトンネルはなんなんですか?」
「おや、何もご存じないままに来られたのですか」
老紳士は目を大きくした。
「これは、過去と未来をつなぐタイムトンネルです。あなたがこのまま進めば五十年後の未来へ行くことができ、逆に私は五十年前に行けるのですよ。要するに、時間旅行というわけです」
「時間旅行、ですか」
今の僕には、不思議と何を聞いてもあまり驚かない自信があった。
「ええ。もっとも、トンネルの大きさはこれが限界なので、徒歩で行くしかないんですがね。意外と原始的でしょう。老体にはちと応えます」
「そこまでして、あなたは何をしに過去へ? 過去と言っても、僕にとっては現在ですが」
「行く末を見届けたかったのですが、いざとなると怖くなってしまいましてな。逃避ですよ」
みっともないでしょう、と老紳士は笑う。
僕には何の話かわからず、ただ「はあ」とだけ答えるしかなかった。
「これを機に、亡くした家内の顔でも拝もうと思った次第でして。五十年前なので、別人に思えるでしょうがね」
老紳士は目を細める。
「彼女の作ったチーズケーキを、もう一度味わいたいものです」
感傷に浸っている老紳士には悪いが、そんなことよりも気になって仕方のないことがあった。
「五十年後の世界は、どうなっているんですか?」
僕は訊ねた。
「ご自分の目で確かめた方がいいでしょう。もっとも、たいしたことはないですよ」
ははは、というしゃがれた笑い声がトンネル内でささやかに響いた。
「では、すみませんが私はこれで。このトンネルが開通している時間は決められていましてな。まだお聞きしたいこともあるでしょうが、あまり立ち止まるわけにはいかんのです」
老紳士は帽子をかぶり直し、歩みを再開する。僕の横を通り過ぎたところで、「ああ」と振り返った。
「知らずに入ってしまったのなら、どうです? 私と一緒に反対方向に進めば、元の時代に戻れますよ」
「ありがとうございます。ですが――」
僕はゆっくりと首を横に振る。
「そうですか、では、お気をつけて」と言い、老紳士は会釈して、今度こそ過去へ向かって歩きはじめた。未来の思い出が詰まっているであろうスーツケースが引きずられる。がらがらがらがら。
さて、僕も行こうか。止まっていた足を再び動かす。足音がトンネルの内壁で跳ね返って耳に届いてくる。
相変わらずの暗い道。等間隔に並ぶオレンジの灯り。単調に流れる光と音が、催眠術のように僕の思考を現実から遠ざける。けれども、頭は妙に落ち着いていて、すっきりしていた。
僕はなぜ歩くのか。決まっている。逃げたいからだ。
かつうん。こつうん。
仕事はつまらない。上司の顔色を窺ってばかりで、ストレスもたまる。
かつうん。こつうん。
そもそも、今の仕事は自分のやりたいことなのか。本当に自分がやるべきことなのだろうかと、もやもやした疑問を抱えながら働いている。そんな気持ちで作業していて、楽しいはずもなく、達成感もない。
かつうん。こつうん。
休みの日の私生活も、とくにこれといってすることもなく、家族や友人と会うこともなく、だらだらと消化している。自分の生きがいを探しあぐねて、惰性で生きているだけだ。
かつうん。こつうん。
僕の人生は、このトンネルに似ている。薄暗く、足元も満足に見えず、ただ淡々と前に進んでいるだけ。なら、出口があるとわかっている分、このトンネルの方がまだ希望が持てる。
とにかく、どこでもいいから、今ではないどこかへ行きたかった。五十年後に行って環境が変われば、僕自身も何か変われるんじゃないのかと。そう言い聞かせながら、一歩一歩、未来へ進む。
僕の心にぽっかりと開いた穴は、五十年後へとつながっていた。
どれほど歩いていただろう。どれほど考えていただろう。長く、つまらない思考のトンネルを抜けるときが訪れた。
延々と続いているように思えた暗い道の先から、大きく、白く、温かい光が差し込んできた。
出口だ。出口が見えた。あそこを抜ければ、ようやく今の自分と決別することができる。
いつの間にか僕の歩調は早くなり、やがて走り出していた。トンネルの中で、足音とビニール袋の激しく揺れる音が痛いほど響く。光が近づいてくる。
もうすぐたどり着くというところで、突然、出口の光が閉ざされた。爆発にも似た衝突音がトンネル内を蹂躙し、僕の肌を震わせた。
何か大きな影が、光をさえぎっている。駆け寄ると、それはどうやら車らしかった。立方体の箱の底から四つのタイヤが生えているような形状で、中に人が乗っている。ただ、サイドミラーやハンドルは見当たらなかった。
出口が、僕の未来が、一台の車によってふさがれている。トンネルと車の隙間は狭く、五十年後の風景はよく見えない。かろうじて、大勢の人たちがいるのが確認できた。
「車での侵入は禁止です! お戻りください!」
トンネルの向こうで、シルクハットをかぶった男が大声を上げていた。同じ恰好だが、映画館の窓口にいた男ではない。
「落ち着いて! みなさん、お一人ずつゆっくりと通り抜けてください」
「そんな行儀のいい真似ができるか!」
僕のすぐ近く、車の中にいる運転手の男が怒鳴る。
「こうしている間にも、どんどんひどくなっていきやがる! このトンネルが開いている間に急いで逃げないと……!」
ざわざわと、出口付近に集まっている人たちが騒いでいた。
「時間がない、早く行かせてくれ!」
「ぐずぐずしているとトンネルが閉じてしまうぞ!」
「あの爺さんの言っていたことは本当だったんだ! ちくしょう、もっと早く逃げていればよかった!」
口々に大勢の人が言う。その中で、ぽつりとつぶやかれた小さな言葉が耳に残った。
「こんな時代になるとわかっていたら……」
いったい、五十年後はどうなっているというのか。
僕は出口の向こう側、人々の対応に追われているシルクハットの男に声をかける。他の未来人の声にかき消されそうになったが、何度目かに声を張り上げることで、やっと僕の叫びは届いた。
「あの!」
「お客さん、トンネルに入ったらずっとまっすぐ行けば過去に着きますよ。忘れ物なら、お気の毒ですが諦めてください」
「いえ、僕は過去から歩いてきました。通してください」
「五十年前から?」
男は目を見開いた。
「あまりお勧めしませんが、では、チケットをご提示願います」
「チケット?」
あ、と僕は漏らす。入り口で紙飛行機にして飛ばしたまま、それっきりだ。どこかに落ちてはいるだろうが、はるか後方だろう。
「すみません、なくしてしまいました」
「申し訳ありませんが、ならば通すわけにはいきません。お戻りください」
無情に、かつ事務的にシルクハット男は告げる。どうする? 今から引き返して探して持ってくるか。でも、果たしてそれまでこのトンネルは開いていてくれるのだろうか。
「せめて一目だけでもいいんです。今この時代がどうなっているか、見せてくれませんか」
「だめです。チケットを持たない方にむやみに未来の情報を与えることはできません」
「そんな……」
せっかくここまできたのに、と続ける前に、出口に詰まっていた車が急バックし、道が開いた。この隙に乗じてトンネルを出ようとする僕だったが、それよりも早く、強い勢いで大量の人間がなだれ込む。
「押さないで! みなさん、走らないでください!」
シルクハット男の注意もむなしく、あふれんばかりの人がどんどん出口から入ってくる。人の波に呑まれ、僕は過去に逆流していく。五十年後の景色など見えやしない。
視界に映るのは人、人、人。無数の人間が押し寄せ、僕とトンネルを覆い尽くした。
そこで目が覚めた。気がつくと、僕は映画館の上映室の席に座っていた。正面のスクリーンには、黒いバックに「fine」の白文字が映し出されている。
携帯電話の電源を入れて時間を確認すると、二〇一六年の午前二時だった。ちょうど映画一本分の時間しか経っていない。
夢、だったのだろうか。とてもそうとは思えなかったが。
よろよろと立ち上がり、スクリーンが目と鼻の先にある距離まで迫る。おそるおそる、スクリーンに触れてみる。指はぶつかり、さらさらとした生地の感触が伝わってくる。それだけだ。穴などどこにも開いてはいない。
肩を落としてうつむくと、下に何かが落ちていた。しゃがんでそれを拾う。小さな小さな紙飛行機だった。興奮に震える手で紙を広げると、中には「五十年後」と書かれていた。
あった。チケットだ。ということは、やっぱりさっきの出来事は……。でも、これだけではまだ決め手に欠ける。
いったい、あれは夢か現実か。そこがいまいちはっきりしない。どうとでも言えるし、どちらとも言えない。
もやもやした思考を引きずりながら、けれども意識は律義に現実に根付いていて、夕食の入っている袋を座席に忘れていたことを思い出させた。
こんなときでも夕食の心配をしている自分はリアリストなのか、単なる能天気なのか。判断できないままのそのそと席に向かう。
シートに置いていた荷物を目で確認すると、妙な違和感があった。唐揚げと牛乳が入っているはずのビニール袋が、少し変形している。
袋を開けると、中には一個の卵と、チーズが一切れ入っていた。
まるで、唐揚げの時間が戻って鶏から卵まで遡り、逆に牛乳は時間が経って発酵してチーズになったかのように。
知らず、僕は笑い声を上げていた。上映中は静かにするのがマナーだが、もう映画は終わっている。
僕は心なしか軽い足で映画館をあとにする。窓口には誰もおらず、外に出ると映画館の電気は消えていた。
五十年後、何やらたいへんなことが起こるらしい。未曾有の事態、もしかしたら人類や地球の危機が訪れるのかもしれない。いや、きっとそうなるのだろう。
それは隕石の接近か、第三次世界大戦か、はたまた宇宙人の侵略か。なんだろう。わからないが、なんでもよかった。僕はパニック映画が好きなのだ。
生きてやろうと思った。二〇六六年に、いったい何が起こるのかを見届けねば。でないと、気になってしょうがない。是が非でも、この両目で確かめてみたくなった。
そのためには、五十年後まで生き続ける必要がある。
好奇心は猫をも殺すというが、少なくともこの好奇心は僕を生かした。未来の絶望が、今の僕にとっての生きる希望になった。
でも、とりあえず今は。卵とチーズの入ったビニール袋をがさりと持ち上げる。これでは夕食にならない。だから、とりあえず今はおかずを買い直しに行くとしよう。
そんな決意をした僕のもとに、LINEが一件届いた。
『まだ仕事中?』
同棲している彼女からだった。あまりに忙しくて、帰りが遅くなると連絡するのをすっかり忘れていた。
『ごめん、今から帰る』
そう返事をしてから、ふと、僕は彼女に訊いてみることにした。
『チーズケーキ、作れる?』
なぜだか、彼女が得意だと答えてくるような気がした。
確かめたいことが増えてしまった。そのためにも、僕は歩き続けなければならない。
今日のために。五十年後のために。僕のために。あの人のために。
未来トンネル劇場 二石臼杵 @Zeck
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