第9話昼休み

全く、たくみさんはなに考えてるかわかんないよ本当。

確かに宿題を忘れた私が悪いんだけど、授業終わりまで時間伸ばしてくれたのは優しいと思うけど、それにしたって私が困ってるってわかってるのに……


「あすか、お昼だよ何時までぶつぶつ言ってんの?」

「ふやぁ?」


ぶつぶつと一人ごちていてみつきに言われるまでお昼になっているのも気づかなかった。


「ごめんごめん、ちょっと考え事してた」

「あすかさんや、あれは考え事ってゆうより呪いをかけてた用に見えたんだけど」


私、そんなにヤバい顔してたのか?


「あんたの事だからどうせたくみ先生の事でしょう?笑」

「ちっ!ちがう!!」

「いい加減かくすのやめなよ~バレバレだから」


クラスの殆どがわたしとたくみさんが同じアパートに住んでるのを知ってる。


「生徒と教師の禁じられた恋~❤」


「そんなんじゃない!」


「まあまあ、そんなに照れるな」


確かにたくみさんの方がわたしよりも4~50才は年が上なんだけど。

鬼としてはわたしの方が格上。


『これって格差婚になるのかな~』


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