第6話 川姫のお気に入り

「もしもし、起きてください。大丈夫ですか?」


 ぺちぺち、と頬を叩かれてぼくは目を覚ましました。


「ここは……」


 どこでしょう。体を起こしたぼくは周囲を見回しました。薄暗い洞窟のようなところのようです。僕は地べたに寝ているようでした。

 右手を伸ばした先に、僕が流されてきたであろう川があります。とりあえず、死んではいないことにほっとしました。


「よかった。ようやく起きてくれました」


 声が聞こえて、そちらに顔を向けると、そこに人間のお姉さんが立っていました。着ているのが着物であるということ以外はふつうの人間です。いえ、正しくは『人間の姿をした』というべきかも知れません。

 ここがどうやら、人の世ではないことは雰囲気からわかりましたから。


「あなたは人間ですね?」


 その言葉にぼくは身を堅くします。

 彼に、人だとバレないようにしなさい、と言われたことを思い出しましたし、ついさっき、あずきをあらっている女の子の妖怪に人間とバレて、こんな目にあっているのですから。


「どうぞ安心してください。川でおぼれているあなたを助けたのはわたしです。もしもあなたを殺すのであれば、わざわざ助けたりなんてしません」


 そうでしょう?

 お姉さんは警戒するぼくを安心させるようにいいました。


「あなたが助けてくれたんですか?」

「はい、そうです……ところで、人間の子どもであるあなたが、どうしてこんなところへきたのですか?」

「それは……」


 ぼくはお姉さんにカッパを助け、こちらを案内してもらっていたことを話しました。


「それから、川であずきを洗っている女の子に会って、川に流されて……気づいたらここにいました」

「そうですか、事情が飲み込めました」

「遅れましたけど、助けていただいてありがとうございます」


 改めてぼくはお姉さんにお礼を言いました。


「いえいえ、かまいませんよ。こんなところに人がくることなんて滅多にないですから、むしろうれしいぐらいです」


 お姉さんはうれしそうにそう言うと、ぼくに尋ねました。


「あなたのお名前はなんというのです?」

「え……」


 名前を教えてはいけないと、彼に言われたことを思い出しました。口ごもったぼくを見てお姉さんは、ああ、と納得した顔をします。


「名前を教えないように言われたのですね」

「はい」

「そうですか」


 お姉さんはぼくの答えに、ちょっとつまらなそうに唇を尖らせました。


「まぁ人の名前なんて、知っても知らなくてもあまり関係ないですし。教えたくなければ言わなくて結構です」

「……すいません」


 ちょっとトゲのある言い方に、思わずぼくは謝ってしまいます。


「……別にいいって、言ってるじゃないですか」

「はい……ごめんなさい」


 ぼくが謝ると、お姉さんの眉間にしわが寄りました。


「なんで謝るんですか? 別に怒ってなんていないのに」

「はぁ」


 お姉さんは絶対に怒っています。しかも、謝ったせいで、余計に怒らせてしまったようです。

 お姉さんはほっぺを膨らませてあからさまに「怒っています」アピールをしていました。

 こういうときはいったいどうしたらいいのでしょう。ぼくには姉がいるのですが、彼女もたまにこうやって怒るときがあります。

 ぼくはそういうとき、どうしたらいいのかわからなくて、困ってしまうのです。

 あの、とか、ええと、とか話しかけようとして、怒った顔で見られると、やっぱりなんでもありません、と黙ってしまうのです。

 ぼくの姉であれば、そうしてぼくが困っているうちに、やれやれとあきれて折れてくれるのですが、他人相手にそんな図々しいことを期待は出来ません。

 ぼくはいつもの倍ぐらい困って、いろいろ悩んだあげく、その場を動けずにじっとしていました。

 どうしたらいいのでしょう?


「ふふ」


 そんな困っているぼくを見てお姉さんは、ぷ、と吹き出しました。


「……?」


 どうして笑われているのかわからずぼくは首を傾げます。


「眉がきれいにハの字になってます」

「はぁ」


 いぜん、姉にも言われたことがあります。ぼくは思ったことが、表情に出やすいタイプらしいです。でも、眉がハの字になっていることはそんなに面白いことでしょうか?


「くすくす」


 お姉さんはすっかり機嫌を直したようでした。

 機嫌が悪くなったと思ったら急に良くなったり。ぼくの母や姉もたびたびそんなことがありますので、女の人というのはそういうものなのでしょうか。


「あなたはなかなか素直で、かわいい顔をしていますね」


 お姉さんは、うふふ、と色っぽく笑います。褒めてくれているのかも知れませんが、日本男児として「かわいい」と言われるとすこしばかりむっとせずにはいられません。


「さて」


 むっとしたぼくを面白そうに見たお姉さんは切り出します。


「それで、あなたはこれからどうしたいのですか?」

「そうですね……元の場所に帰りたいです」


 それが正直なところでした。なんだかここはじめじめしていて暗くて落ち着きません。彼もぼくのことを探しているでしょうし、出来れば戻りたいところです。


「ここから帰る、ですか……申し訳ないですが、わたしはここを動けないのです。あなた一人でここから帰るというのも難しいでしょう……そうですね、カッパが迎えにくるのをここで待ってはいかがですか?」

「そうですか……」


 周囲を見回しても薄暗くてどうなっているのかよくわかりません。大人しくそうするほかないようです。下手に動き回って、また死にかけるよりはここで待っていた方が安全だとも思います。


「じゃあ、お言葉に甘えて、ここで待たせていただきます」

「その間、わたしの話し相手になってくださいませんか?」

「ええ、いいですよ」


 お姉さんはにっこりと笑うと自分の名前を名乗りました。


「わたしは川姫です」

「ぼくは山田太郎といいます――あっ」


 思わずぼくは答えてしまっていました。


「あらあら、別に答えなくてもよかったのに。本当に素直なんですね」


 くすり、とお姉さんは笑いました。ああ、やってしまった、どうしよう。そう焦るぼくに彼女はやわらかく微笑みます。


「タロー……わんちゃんみたいな名前ですね」


 お姉さんの笑顔には表裏がなさそうで、ぼくは、ひとまずほっとして、まぁいいか、と思うことにしました。


「タロー、タロー」


 うれしそうにお姉さんはぼくを呼びます。


「はい」


 そう答えると、お姉さんは、よしよしとぼくの頭を撫でました。

 犬扱いされているようで、これは怒った方が良いのだろうか、と思いながらもぼくは素直にそうされていました。頭を撫でられるのはそんなに嫌ではありません。


「タローは歳はおいくつですか?」

「一三です」


 歳を言うな、とはいわれていなかったので、正直に答えました。


「一三ですか、まぁまぁ!」


 お姉さんは驚いたようにポーズを取って声を上げました。


「もっと近くへ寄ってもいいでしょうか? ……きれいな目。人の世界に十三年もいて、こんなにも汚れずにいるなんて……」


 感心したようにしげしげと見られるとなんだか照れてしまいます。照れ隠しもかねて、今度はぼくが質問します。


「あなたも妖怪なんですか?」

「いいえ、妖怪ではありません」


 たしかにお姉さんは、これまでに会った妖怪とは違いました。見た目も完全に人間ですし、話もふつうの人間のそれです。化けたりもしません。


「そうですよね、お姉さんは人間ですよね」

「いいえ、わたしは人間でもありません」


 その言葉にぼくは首を傾げます。


「? じゃあいったい?」

「そうですね……強いていうなら神でしょうか」

「神様……?」


 どういうことでしょうか。ぼくの知っている神様とお姉さんはまったく繋がりません。


「まぁ、もう妖怪でもいいんですけどね、でもまだ一応、神様ですね」


 お姉さんはそういって、すこしさびしそうな表情をしました。


「神様、というのは……ええと、神社にいて、お賽銭をあげると願い事を叶えてくれるという……あれですよね?」


 ぼくは自分の思っている神様が正しいのかを確認するためにもそう尋ねました。


「ええ、その神様であっていますよ。願い事は叶えませんけど」


 え? と思わずぼくは声に出してしまいました。


「願い事、叶えないんですか? お賽銭をあげても?」

「なんで叶えなければいけないんでしょう?」


 当たり前のようにそう聞き返されると、困ってしまいます。


「ええと……それが神様ではないのですか?」


 すくなくともぼくはそう思ってこれまで神社にお参りしてきましたし、お賽銭もしてきたのです。それが全部無駄だったなんて、ちょっとひどいと思います。


「ひどいのはどっちですか」


 お姉さんはほっぺたを膨らませました。


「考えてみてください。タローはどこの誰とも知らないひとに、『十円やるから願い事叶えてくれ』っていきなり言われて、無茶なお願いを聞いてあげますか? しかも普段はわたしのことを信じてもいなくて、ないがしろにするような相手にそれを言われて、叶えますか?」


 もしも、ぼくがそんなことを言われたら……想像してみます。

 ふだんぼくのことをバカにしてよくからかってくる隣のクラスの鈴木くん。もしも彼にそんなことを言われたら……。


「むっとしますね」


 それもかなりむっとします。ぼくがもうすこし短気だったら、殴ってしまうかもしれません。


「ええ、そうです。その通りです。こいつはなにを調子の良いこと言ってるんだ、って腹が立ちます。だから願い事なんて叶えてあげません」


 たしかにその通りです。鈴木くんの願い事なんて叶えてあげる必要ありません。いつもあんなにバカにしてくるくせに、自分が困ったときだけお願いするなんて、都合が良すぎです。ふざけないで欲しいです。


「?」


 つまり、ぼくはそういう都合の良いふざけたことをこれまで神様にしてきたのです。途端に申し訳ない気持ちになってきました。


「ごめんなさい」


 ぼくは頭を下げました。


「これまでぼくはそんなこと考えもしないで、勝手なことばかりお願いばっかりしてきました。本当にごめんなさい」


 そうやって謝るぼくの頭を、お姉さんは撫でてくれました。


「いいんですよ。人間はそういうものですから。それぐらいのこと、わたしたちもわかっています」


 そういったお姉さんは、それに、と笑顔を見せました。


「それに願い事を叶えないわけでもないのです」

「え?」

「たとえばですけど、タローは自分の好きな人に『助けてください』ってお願いされたら、どうしますか? その人はお金も何も持っていなくて、お返しなんて期待できないとして。助けますか?」

「はい。助けます」


 もしも、ぼくの姉が『助けて』とぼくに頼んだとしたら。ぼくは迷うことなく助けるでしょう。


「それは、なぜですか?」


 だって――


「だって、好きな人ですから」


 そうです。好きな人を助けるのに理由なんていりません。

 ぼくの姉は、ちょっと気分屋で怒りっぽくて、たまに無理なことを言ってくることもありますが、それでも基本的にはやさしくて面倒見のよい姉です。そんな姉のことをぼくは好いています。


「そうですね。わたしたちもいっしょです。気に入った人間であれば、別にお賽銭なんてなくたって願い事を叶えてあげたくなっちゃうんです」


 お姉さんは、そういうときの気持ちを思いだしてか、ほっこりとした笑顔を浮かべました。


「ぼくたちといっしょですね」

「ええ、そうです。いっしょですよ」


 ですが、そう言われると、わからなくなることがあります。


「では神様……というかあなたは、人間とどこが違うのですか? 見た目では違いなんてありませんし、考えることだって同じです。いったい、どうして神様だっていえるんですか?」


 その質問にお姉さんは一言で答えました。


「だってわたしは神様ですから」


 それでは答えになっていないと思います。だけど、そう思うぼくにお姉さんは聞きました。


「タロー、あなたは本当にわたしを人間だと思いますか?」

「え?」


 いったいどういうことでしょうか? 疑問に思うぼくの顔をじっと見つめてお姉さんは問いかけます。


「本当に、本当に、そう思いますか?」


 じーっと見つめてくるお姉さんを、ぼくはしっかり見返しました。ですが、やっぱりお姉さんは人間に見えます。その姿も言動も、とてもきれいな人間の女性です。

 整ったその顔を見ていると、ついつい引き込まれるような気持ちになってしまいます。


「なにか違和感を覚えませんか?」


 お姉さんと見つめ合っていたぼくは、いつの間にかとても近くまで顔を寄せていたことに気づいて、ハッと我に返りました。慌てて顔を遠ざけます。

 そうです。最初にお姉さんを見たときに、ぼくは自然と『人ではないなにかだ』と思ったのです。こんな場所に人間がいるはずがないと、なぜかわからないけれど思っていたのです。


「……そういえば、ここはどこなんですか?」


 いまさらですが、そんなことが気になります。なぜか心臓がバクバクとしてきました。


「妖怪の国とネノ国と黄泉の国の境界線上、とでもいえばいいのでしょうか」


 ネノ国、という言葉には聞き覚えがありました。彼が『あの世と隣り合っている』と行った場所です。そういえば、黄泉の国、という言葉は以前どこかであの世のことだと聞いたことがあったような気がします。


「あの川は……?」

「黄泉へと繋がる川です……いわゆる三途の川に近いものですね」


 三途の川。それは知っています。その川を渡ったら死んでしまうのです。


「タロー?」


 ぼくは急にお姉さんのことが怖くなってきました。


「タロー、どうして離れるのですか?」

「いえ」


 お姉さんが悲しそうな顔をしました。


「タロー、そんなに怖がらないでください」

「怖がってなんて――」


 そう答えた瞬間、くらり、と目眩を覚えてぼくはその場にしゃがみ込みました。


「どうしたんですか? 大丈夫ですか、タロー?」

「ええ……はい……大丈夫、で……あれ?」


 体に力が入らず、ぼくはその場に横に倒れました。いったいどうしたのでしょう。もしかして、お姉さんになにかをされたのでしょうか。

 ああ、やっぱり名前を教えてはいけなかったのだ、とぼくは後悔しました。


「タロー……あなたは病を抱えているのですか?」


 しかし、意外にもお姉さんは倒れたぼくの頭を自分の膝に乗せて、心配そうにぼくの顔をのぞき込んでそう言いました。


「病、ですか?」


 彼女がぼくをこうしたのではないのでしょうか?


「そうです。考えてみれば、タローほどの年齢で、こんなところへこれることがそもそもおかしいかったのです……タローの精神は恐ろしいほど透き通っていますが、それに反するように肉体に澱が溜まっています……このままではあなたは、長いこともたないでしょう」

「はぁ」


 いきなりそんなことを言われても困ってしまいます。ぼくはこれまで大きな病気もしたことがないですし、ずっと健康そのもので――


「……あ」


 ぼくは、ふと、思い当たることがありました。


「心当たりがあるのですか?」

「そういえばすこし前に、一度、低血圧で倒れて、病院に運ばれました。その後から、お母さんたちが妙に過保護になった気がします」


 あれはどれぐらい前でしょう。たしか三ヶ月ほど前だと思います。朝、目眩を感じて家の階段を下りているときに足を滑らせて落っこちてしまい、病院に運ばれました。そのときに頭を打っていたので、いろいろな検査をしました。


「そのときは、それは成長期によく起こる低血圧だから心配ないよ、といわれましたが……」


 それ以来、妙に母や姉が優しくなった気がしていました。


「ああ、そうだったんですね……ぼくは、もうすぐ死ぬんですか」


 不思議と、それは胸にすとんと落ちてきて、きれいにぼくの心にはまりました。

 これまでなんとなく抱いていた違和感が無くなった感じです。


「死ぬのは怖いですか?」

「……わかりません」

「正直でいいです」


 お姉さんはぼくの頭を撫でてやさしくそう言いました。こそばゆいですが、お姉さんの手はひんやりと冷たくて気持ちが良かったです。


「タロー」

「なんでしょう?」

「ここでわたしといっしょに暮らしませんか?」


 目をつぶって大人しく撫でられていたぼくは、目を開けました。お姉さんを見上げます。


「ここは良いところですよ? 老いることも死ぬこともなく、飢える心配もありません。タローの病も関係なく、生きることができます……正確には『生きている』とはちょっと違うんですけどね」


 お姉さんのその誘いは、とても魅力的に思えました。


「わたしといっしょにいれば、それだけでいいのです。あとはわたしがすべて面倒をみてあげます」


 ずっとこうしているだけでいいというのなら、それはとてもすてきなことです。いやなこともなにもなくて、ただここちよいこんな時間が流れるなら……。


「だからここにいてくれませんか、お願いします。タロー」


 だんだんと眠気がまして意識がもうろうとしてきます。目がくっついて開けることが出来ないほどの眠気です。


「うん、と一言。そういってくれるだけでいいのです? タロー」


 お願いします。

 甘いその声に、ぼくはうなずいてしまいそうになります。


「は――」

「坊っちゃんっ!」


 その瞬間、バシャン、音を立てて誰かが乱入してきました。


「……なにしにきたのです?」


 お姉さんはぼくの体を抱え込むようにして怖い声で言いました。


「川姫さま!?」


 ぼくは眠くてもうまぶたを開けることも出来ませんが、声でやってきたのが彼だとわかりました。


「坊っちゃんになにをしたのです!」

「大きな声を出さないでください。たいしたことはしていません。ただ、声をかけただけです」

「ただ、声をかけただけ!」


 彼の剣幕から、どうやらぼくはやはりお姉さんに化かされてしまっていたようです。ここにずっといたいと思って、眠くて眠くて仕方ないのは、そのせいだったのです。


「なんということを……! おやめください川姫さま。坊っちゃんをお返しください!」

「いやです。せっかく、こんなにきれいな人間を見つけたのです。みすみす人の世に返してころしてしまうことなどわたしにはできません」


 どういうことでしょう。ぼくが倒れたのはやはり、もともとの病気のせいなのでしょうか。


「おやめください! その坊っちゃんはわたしの命の恩人なのです! わたしがどうにかいたします!」

「こら、やめなさい! カッパ!」


 ふたりがもみ合っているのがわかりました。ぼくの体がガクガクと揺られます。


「いいえ、やめませぬ! わたしは坊っちゃんを無事に人の世に帰さねばいけないのです!」

「はなしてください! あっ」

「ああっ!」


 ふわり、とぼくは自分の体が宙に浮くのを感じました。どうやらふたりがもみ合ううちに投げ出されてしまったようです。

 ドボン、とぼくは水の底へと再び落ちていきました。

 徐々にぼくの体は溶け出して、意識があやふやになっていきます。


「坊っちゃんっ!」


 ぼくの意識が水に溶けてなくなる最後に、彼の悲痛な声が聞こえました。

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