微熱 その3

            店

            先

          写 の

          真    

          の

        華 時

        々 は

      今 し

      は

      ピ

      ン

    味 ト

    も も

    不

    安

    定









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 この話は 短歌で入った話なので、閉めるのも 短歌にしたいかと…


 あの店に入ろうと 決めたのは、店前にあった メニューボードのシェフの写真が

カッコ良かったから、ココにしよ!っと思ったんだけど。


 結果的に 残念でした。


 きっと 開店初期辺りの写真だったと思うんだけど、その頃と 今とでは、状況が

変わってる様に思う。


 勝手な 推測、あくまで 個人的な 憶測に過ぎませんが…


 何となく 料理を運ぶのは、奥さんがされていたんじゃないかと。

入口に 手書きの「従業員募集」の 張り紙がしてあったけど、あんまり 積極的に

求めている感じがしなかった。


 閉店の時の シェフの様子が、色々と思い悩んでおられる風に見えたんです。

食材の鮮度 や 質に関しても、良さそうな品を使っている様に思えなかったし。

経営の事や その他の事で、考えないと イケナイ事がありそうな、そんな感じが

しました。


 そう考えると 料理人って、すごい仕事だなっと思いました。

いつの時も 安定した味で、提供できなければならない。

平常心が必要な仕事。


 他の仕事でも そうだと思うけど、沢山 悩みを抱えていたら、集中できなくて

それが 味として出てしまいますものね…



 いつの時も 平常で居る。大変な仕事ですね。



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