【雑談】30代のおっさんのVRMMORPG【初見歓迎】
@cyope
生主キバベアーがまったり?雑談しながらやっていきます!!
※VRMMOと実況生放送をテーマにした小説です
w=笑などの表現がありますのでご了承ください
「」はゲーム内のボイスチャット、『』は実況リスナーコメント、[]はゲームのシステムログです
------------------------------------------------------------------------------------
むき出しの岩肌に囲まれた大空洞
洞窟型迷路のダンジョンの最深部では今、大型ドラゴンを相手に激戦が繰り広げられている
グォォォオオオオオオオッッッッッ!!!
「やばい!咆哮だ!コンボくるぞ!」
ウォリアーの男が叫ぶと同時に真黒な鱗をもつドラゴンが鋭い爪を振り下ろす
最前線に躍り出たナイトがそれを盾で受け止める
ガキィン!ガキィン!
連撃を防いだナイトに後方からアコライトの回復魔法が飛ぶ
息つく暇もなくドラゴンのテールスイングがナイトとウォリアーを襲う
「ちょ!おま!壁が避けんな!」
迫りくるしっぽを紙一重で躱す2人
「今あれ食らったら死ねる!キレそう!」
怒鳴るウォリアーにナイトが怒鳴り返す
攻撃直後のドラゴンを狙い、後方からメイジの巨大な火球が飛んで行った
攻撃を食らったドラゴンは怯むかと思いきや、攻撃してきたメイジにダイブしていった
「「「あっ」」」
ドラゴンのたいあたりをまともに食らったメイジが後ろへと吹っ飛ぶ
[マーナーは天に召された]
「まーなーさぁぁぁあああんんん!!!」
無情なシステムログにアコライトが叫んだ
振り返ったドラゴンはつぎの標的をアコライトに定めたようだ
「あ、死んだ」
避ける間もなく灼熱のブレスがアコライトを包む
[パンノキの残機がなくなった]
灼熱のブレスをギリギリで耐えたウォリアーとナイトだったが、メイジとアコライトが落ちた今、2人にできることはない
「詰んだ」
ナイトがつぶやき、ドラゴンの爪を体でうけた
[なまこんは海へと還っていった]
1人残されたウォリアー
「くっそ!また負けか!!」
メイジも食らったたいあたりをウォリアーも受け、視界が暗転する
[キバベアーは夢半ばで倒れた]
[全滅したので拠点でリスポーンします]
彼らがプレイしているのはVRMMORPGの【POP WORLD】というゲームだ
現在販売台数が制限されていて、もうすぐ第4次の抽選販売が開始される
よくあるVRMMORPGではあるが、このゲームの最大の特徴としてあげられるのは全編にわたりゲーム実況生放送が可能だということだ
自由度の高いVRMMORPGゆえにプレイスタイルは千差万別なのに作れるキャラが1人とあってはこのゲームの魅力が伝えきれない
というのが開発のポリシーらしくガチ攻略実況やのんびりお散歩実況、永遠と続く鍛冶実況など、数多く生放送が行われている
数ある実況の中で埋もれつつある、平々凡々攻略実況コミュニティ【キバ部屋】では、実況主のキバベアーをギルドマスターとした【キバベア団】でのさまざまな活動が放送の中心だ
そして今、彼らが挑んでいるのは、次の大型都市へ行くためのクエスト【グレン山に潜むダークドラゴンを静めよ】だ
次の都市は高々とそびえるグレン山の向こうにあるので、安全に通行するためにダークドラゴンを倒せというクエストになる
「というわけで、17連敗を記録したダークドラゴンのために放送で攻略を考えていきたい」キバベアー
ギルドハウスに集まっているのはキバベアーから集合をかけられたギルドのメンバー
会議の風景は生放送されているので、リスナーからのアドバイスも期待ができる
ネタバレなどはなるべく避けてきたキバベアーだったが、連敗につぐ連敗で心が折れかけていた
「ふつーに攻撃が痛い、盾で受けても3発で死ねる」なまこん
右手を顔の横にあげて発言したのはドラゴン戦に参加しているナイトでエルフのなまこん
2次販売でゲームを手に入れた彼はもともとリスナーで、たまたま見つけたこの放送のファンだったが、ギルドメンバーが募集されていることを知って参加した
「じゃぁふつーに回復が追い付かない、バフ更新してる暇もない、キレそう」パンノキ
なまこんの隣でマネして右手をあげて発言するのはアコライトでハーフリングのパンノキ
彼がゲームを始めたのは3次販売からだったが、もともとこの放送を見ていて、購入と同時にメンバー入りしていた
今ではレベルも追い付き、ギルド内の回復役の担っている
「そーなんだよなぁ、単純に回復が追い付いてないのはわかるけど、回復2人にしても火力足りなかったしなぁ」キバベアー
いろんな構成で何度もダークドラゴンに挑んだ結果落ち着いたのが、物理火力・壁・魔法火力・回復のオーソドックスなPT構成だった
ガチ攻略している他放送でも同じようなPT構成も多く、やはり問題はPTの運用にあるといえる
「俺もなにか変えた方がいい?前に出て回避壁でもやろうか?」マーナー
攻略組最後のメンバー、メイジでヒューマンのマーナー
キバベアーのリア友で、キバベアーに購入をごり押しされたため、3次販売でゲームをゲットした強運の持ち主
今回ダークドラゴン攻略のためにパワレベされたある種の被害者でもある
ちなみにキバベアーの種族はドワーフだ
「お前はなにも変えなくて大丈夫、後ろから魔法うってろ」キバベアー
きっぱり言い切られて椅子の上で体育座りでひざを抱えるマーナー
若干空気が気まずくなりかけるがそれを気にせずキバベアーは大声をだした
「ほか!なんかアドバイス的なのがある人!」キバベアー
ハーイと手をあげたのはニュンペーのみっぷる
キバベアーのリアル彼女で、3次販売のときにキバベアーに貢がせた
ニュンペーなのにローグというちょっと不思議チョイスだがギルド唯一の女性キャラでみんなのアイドルだ
「なまこんがヤバいときはキババが壁に入れば?一撃受けてる間になまこん回復してまた変わればいいんじゃない?」みっぷる
ふむ、とキバベアーが腕を組んでいるともう1人が手をあげた
次に手をあげたのはネコ型コボルトのちょぺ
テイマーではあるが、ストーリー攻略はせずに始まりの街で完全にファーマーとして生産活動している
1次販売からのプレイヤーだが、レベル的には後からはじめたパンノキやマーナーよりも低い
「なまこさんがぱんちゃんの回復呪文で全快しないときはキバさんにもポーションピッチャーしてもらえば?覚えてたよね?」ちょぺ
完全に役割分担していたのをみんなで分配しよう作戦
悪くはない作戦ではあるが多少の改善ではジリ貧であることが予想できる
決定打に欠ける作戦に、また、みんなで頭を悩ませ始めた
『プレイしたことないからわかんないんだけど提案してみてもいいかな?』ジミー
放送を視聴しているリスナーからのコメントだ
3次販売に敗れて、4次販売に希望をかけている常連リスナーのジミー
リスナーのコメントはゲーム内で棒読みちゃんが読み上げてくれる
「おっ、いってみていってみて」キバベアー
『なまこんさんって攻撃を盾でガッチリ受け止めてるけど、盾で受け流すことってできないの?』ジミー
なまこんファンであるジミーゆえに気づいたなまこんのプレイスタイル
みんなの目からうろこがおちた
「ちょっとイノシシで試してくる、マーナーさんついてきて」なまこん
最弱エリアのフィールドボスに速攻で挑みに行ったなまこんとマーナー
2人は10分で戻ってきた
「なにこれクソ楽なんだけど、キレそう」なまこん
検証した結果、受け止めた時より受け流すほうが被ダメージが半分ほどになり、攻撃を受けた時の衝撃も弱いため次の行動にすぐ移れる
「なんで今まで気づかなかったの」キバベアー
責めるような口調になまこんがキレた
「俺はもともとアサシンだったのをタンクがいないからってナイトになったんだろ!装備買い換えるのに全財産飛んだんだぞ!」なまこん
「あー、ごめん、俺が悪かったわ」キバベアー
なまこんのタンク歴が短いのはむしろなまこんの優しさゆえで責められるいわれはない
『けど、普段は受け止めれる攻撃は受け止めた方がいいかもですね、受け流してると後ろにも影響あるだろうし』アジロウ
常連リスナー2人目のアジロウ
彼もなまこんファンで、よく賑やかしコメをくれる
あれ?キバベアーファンがいな・・・・
「くっそ、臨機応変か!めんどくさいなタンク!」なまこん
一番面倒くさいくせに一番大変なのがタンクだ、タンク次第で全体の難易度が変わる
しかしこれで勝利に希望がみえてきた
「わこつです!遅くなりました!」あらのすけ
ギルドハウスの扉をあけて入ってきたのは、ギルドのラストメンバーで、オーガのあらのすけ
さっきのダークドラゴン戦をリアルタイムで見損ねたらしく、タイムシフトで視聴してきたばかりだ
「なまこさんの海に還ったで笑いましたw」あらのすけ
「この前のアプデで、死んだときのメッセージ好きに決めれるようになったからねw」なまこん
あらのすけも空いていた椅子に座り、アプデの話などで盛り上がる
そのまま雑談の流れになり、気づけば1時間ダークドラゴンに関係ない話をしていた
「あーあー、じゃぁまぁとりあえずダークドラゴンの話をまとめよう」キバベアー
脱線しまくっていた話を無理やり戻す
「俺は受け止めと受け流しを併用して被ダメを減らす、やばそうならキバさんとスイッチでしのぐ」なまこん
「オレはバフと回復に専念、なまこさんの回復が足りないときはキバさんもポーション投げてね」パンノキ
「俺は?」マーナー
「いつもどおり、後ろからずっと魔法うってろ」キバベアー
作戦も決まって、次のチャレンジをいつにするかという話の流れになったときだった
あらのすけが声をあげた
「そういえば!パンノキさんにプレゼントがあるんです」あらのすけ
アイテムバックから取り出したのは、幅広で装飾が施された緑の宝石の輝く指輪だった
「え?プロポーズなの?」キバベアー
「違いますよ!詠唱短縮の指輪です」あらのすけ
「えっ!あらのすけさんいらないの!?もらっていいの!?」パンノキ
詠唱短縮の指輪といえば、強くはないがめんどくさいボスを周回しないと手に入らないレアアクセサリーであった
「俺ってばミンストレルじゃないですか、歌うたってる間が効果なのに詠唱短縮しちゃだめでしょって手に入れた後きづいちゃったんですよね・・・」あらのすけ
36周したのに・・・と続いた言葉になんとも言えなくなったが、あっと思ってマーナーを見る
マーナーの指にもパンノキが持っている指輪が輝いていた
「マーナーさんはもう持ってるのか」パンノキ
「うん、あらのすけさんたちと一緒に取りに行ったんだ」マーナー
「オレも持ってるよ、ファーマーだからいらないけど」ちょぺ
「あたしも持ってるよ!ローグだからいらないけど」みっぷる
マーナーに続くように指輪を見せるちょぺとみっぷる
どうやら4人で指輪を取りに行っていたらしい
「べつに2人は持っててもおかしくはないだろっていうかいつの間に取りに行ったんだよ!」キバベアー
「キババがかまってくれないからでしょ」みっぷる
ヤキモチを焼いたキバベアーににべもなく両断するみっぷる
『リア充末永く爆発しろ』ジミー
『リア充末永く爆発しろ』ちょぺ
『リア充末永く爆発しろ』アジロウ
『リア充末永く爆発しろ』なまこん
『リア充末永く爆発しろ』あらのすけ
『リア充末永く爆発しろ』パンノキ
「とりあえず爆発して」マーナー
「わざわざ放送の方でコメントすんな!つーかマーナーはなんか違う!」キバベアー
集団コントで放送を終えて、次回チャレンジの予定を立てて解散した
前回の放送日から一週間後、決戦日はやってきた
一週間、なまこんは受け流しのスキルを磨き、パンノキは詠唱速度と効果時間の微調整をし、マーナーはひたすら魔法をうっていた
キバベアーももちろんポーションを買い込み、防御力の高い装備をそろえた
足りなかった金はみっぷるに借金した
「勝つぞ!」キバベアー
「「「おう!」」」なまこん、パンノキ、マーナー
結果から言えば、作戦はドンピシャだった
なまこんの受け流しにより被ダメが減ったおかげで、パンノキがバフを配る時間が取れた
マーナーにヘイトが溜まりそうになっても、キバベアーのポーションピッチャーのおかげもあり、なまこんがヘイトを受け持つ余裕もできていた
なまこんの受け流しの動きに対する後衛の連携もまずまずで、危ないところはありつつも、着実にドラゴンにダメージを与えていた
ダメージを蓄積したことにより、ドラゴンの攻撃が過激になっていく
今までではたどりつけなかった未知の行動に、翻弄されながらも喰らいつく
「ヤバいのくるぞ!!」キバベアー
ドラゴンが右腕を大きく振りかぶり、なまこんに照準を合わせている
瀕死に近いドラゴンの痛恨の一撃をなまこんは紙一重で受け流した
なまこんは体力ゲージを一気に減らしながらも、なんとか耐えきった
倒れそうななまこんにパンノキの回復魔法が飛ぶ
攻撃を受け流されたドラゴンは、攻撃の勢いを殺しきれずに転倒していた
目の前に降りてきたドラゴンの頭に、キバベアーの渾身の一撃が決まった
ドラゴンの額に嵌っていた蒼く輝く大きな宝石が砕け散る
「やったか!?」キバベアー
グォォォオオオオオオオッッッッッ!!!
苦しそうな雄叫びをあげたドラゴンが立ち上がる
その視線はキバベアーしか見ておらず、まだ戦意を失ってはいない
「くっそ!」キバベアー
ポーションもつきたがなまこんは回復しきっておらず、パンノキはなまこんに回復魔法をかけている
やっとここまでおいつめたのに!という思いでいっぱいになる
「キバ!さがって!」マーナー
マーナーの声になにか策があるのかとキバベアーが後ろにさがったときだった
近くまで寄ってきていたマーナーが、そいっという掛け声とともに野球ボールくらいの大きさの透明な水晶をドラゴンに投げつけた
水晶はドラゴンの頭上で止まり、光を放つとドラゴンを吸い込み始めた
霧散しながらドラゴンが水晶に吸収されていく
20秒も経たないくらいでドラゴンは水晶にすべて吸い込まれ、水晶は地面に落ちた
[クエストのクリア条件を達成しました]
『88888』アジロウ
『おめでとう』ジミー
『8888888』ちょぺ
『おめでとー!』あらのすけ
「ありがとう!やっと勝てたな!」マーナー
リスナーにお礼を言いながら、マーナーは地面に落ちた水晶を拾う
「え?終わり?」キバベアー
あんなに戦意満々の視線を向けられ、アイテムもドロップせず、勝ったといわれても納得がいかない
どういうことだと頭を悩ませたが答えがわからない
「まぁとりあえず帰ろか」なまこん
ぼろぼろになったなまこんに促され、4人でギルドハウスに帰った
「おめでとおおおお」みっぷる
「おめっとーさん」ちょぺ
「おめでとです!」あらのすけ
ギルドハウスの中に入ると全員集合していた
「ありがとう」マーナー
1人晴れ晴れとした顔で水晶を掲げたマーナー
待機組の3人からも、リスナーからも、惜しみない拍手が送られている
「っていうか、その水晶なんなの?」キバベアー
「「ねー?」」なまこん、パンノキ
首をかしげたキバベアーのマネをするように、なまこんとパンノキも首をかしげる
「「「えっ?」」」みっぷる、ちょぺ、あらのすけ
「クエスト受注したときに水晶もらわなかった?
ダークドラゴンを封印した水晶を持ってることで、グレン山を通るときに次に生まれたダークドラゴンの影響を受けずに通り抜けれるって」マーナー
マーナーも首をかしげてキバベアーたちを見る
「あっ、邪魔臭いと思って家の倉庫に投げ入れた・・・」なまこん
「なまこんに同じく・・・」パンノキ
顔面蒼白になったなまこんとパンノキ
なまこんは呆然と立ち尽くし、パンノキは挙動不審にウロウロしている
「この前のアプデで、このクエストの救済に、倉庫に入れてても水晶に封印されたことになるっていってなかったっけ?」あらのすけ
あらのすけの言葉を聞いたなまこんとパンノキはダッシュで家に帰って、またギルドハウスに戻ってきた
「「封印できてる!!」」なまこん、パンノキ
2人の手に握られた水晶は黒く濁り、マーナーのモノと同じ色をしていた
よかったよかったと、マーナーと3人で手をとり喜ぶなまこんとパンノキ
「マーナーさんがいなかったらクエストクリアできてなかったじゃんwマーナーさんは神」ちょぺ
『マーナーさんは神』アジロウ
『マーナーさんは神!』なまこん
『マーナーさんは神』ジミー
『マーナーさんは神』パンノキ
『マーナーさんは神』あらのすけ
「ありがとうございます!」マーナー
またもはじまる集団コント、しかしキバベアーからのツッコミはない
「キババのは?家にあるの?」みっぷる
全員の視線がキバベアーに集まる
キバベアーは腕を組んで、顎に手を当てたまま動かない
「・・・・・マーナーと一緒にクエスト受けようと思って、クエスト受けるの忘れてた」キバベアー
たっぷり10秒ほど、だれも動かなかった
「解散!!」ちょぺ
静寂を破ったちょぺは一番にギルドハウスからでていく
みんな無言のままに扉へ向かう
放送コメントも流れてくることなくギルドハウスからだれもいなくなった
「うそだろぉぉおぉおおおおおおお!!!!!」キバベアー
キバベアーが頭を抱えて叫ぶ
そこへみっぷるが1人で戻ってきた
「これ、ちょぺさんとこでとれた材料でつくった料理なんだけど、クリティカル率20%UPの効果ついてるから、これで頑張っておいで?」みっぷる
ケチャップでハートマークの描かれたオムライスが目の前に置かれる
暗に1人で行ってこいといわれたようなものだった
その後、キバベアーがクエストをクリアしたかどうかは定かではない
------------------------------------------------------------------------------------
最後まで読んでいただきありがとうございました
話に出てくる人物は実在の生主さんとリスナーさんです
が、コミュ名や会話内容などは私の完全な妄想ですのでリアルと混同されませんようお願いします
【雑談】30代のおっさんのVRMMORPG【初見歓迎】 @cyope
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます