このエピソードを読む
2021年10月27日 23:53
曇天の空から雪の結晶のごとくひらり、ひらりと舞い降りてきたような物語だと思った。儚くて、切なくてそっと触れたら溶けて消えてしまいそうで。名残惜しさが滲む君の笑顔に頷いて二人縦に並んで歩いた。近くて遠い二人の距離がもどかしい。
作者からの返信
コメントありがとうございます!ほんの一瞬だけを描いた作品ですが、趣向を凝らして、言葉の一つ一つに拘って書いていきました。正直、私も結構気に入っている一作です。近すぎるからこそ、絶望的な距離になったのだと思います。
2019年4月17日 07:51
読ませていただきました。「自然な調子で出したはずの声は、まるで偽物のように思えて、突然の羞恥心が沸き上がる」この文章は、おそらく男には紡ぎ出せない文章だと僕は思います。素晴らしい名文です。
コメントありがとうございます!「君に雪が降る」は特に一文一文に丹精超えて書いていったので、そう言ってもらえたのがとても嬉しいです。自分らしい文を紡げて良かったです。
曇天の空から雪の結晶のごとく
ひらり、ひらりと
舞い降りてきたような物語
だと思った。
儚くて、切なくて
そっと触れたら
溶けて消えてしまいそうで。
名残惜しさが滲む君の笑顔に頷いて
二人縦に並んで歩いた。
近くて遠い
二人の距離がもどかしい。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ほんの一瞬だけを描いた作品ですが、趣向を凝らして、言葉の一つ一つに拘って書いていきました。
正直、私も結構気に入っている一作です。
近すぎるからこそ、絶望的な距離になったのだと思います。