ひととひと
ひとと ひととの ありようは
いつまでも おなじ色は していない
変わらぬ 色を もとめても
それがいつまでも ふたりの幸せの色とは
かぎらない
変わらぬ 色を もとめても
変わることで 美しくなる
色もある
きみと ぼくは どうだろう
ぼくは きみと いることで
どんなふうに 色を変えただろう
変わった ぼくのこの色は
きみを 幸せに しているだろうか
そうして
ぼくが 変えた きみの色を
きみは 好きだと思って くれているだろうか
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