第3話 雨はやがてみぞれのように

 あれからと言うものの、結局どうすればいいのかは分からなかった。相変わらずな毎日がやって来る。ただ、結太くんに頼るのは辞めようと決めた。お互いの為にはならない。私が結太くんの奥に浩行を見ているように、彼も私の奥に別れた彼女を見ている。きっと結太くんだって苦しんでいるはずだ。

カフェテリアでいつものように二人で向かい合ってランチをしているとき、私から切り出した。

「もう、辞めようか。一緒にいるの。」

結太くんは一瞬驚いてはいたが、いつかこんな日が来ることが分かっていたように話し出した。

「この前の同窓会で彼に会ったの?」

わたしは返事ができずに首を横に振った。

「そっか。やっぱり俺じゃ駄目ってことか?」

「私は。結太くんの奥に浩行を見てた。でもね、それじゃ駄目なの。結太くんだって一緒でしょ?私の奥に彼女を見てる。私たちは似てる。だから、」

「違う。確かに最初はそうだった。彼女を忘れられなかった。でも、今はそうじゃない。助けたいんだよ。彼の呪縛に取り憑かれるのはやめろ。一緒に前に進もう。少しづつでいいから。」

「なんでそんなに優しいの?もっと他にいい子がいるよ?私なんてめんどくさい女やめといたほうがいいよ。」

「確かにめんどくさいよな。今めちゃくちゃめんどくさい。一人でも大丈夫なように振る舞ってるくせに大丈夫じゃないところとか、笑ってるようで全然笑えてないところとか、知ってる?今、出会った頃のように笑えてないの?仕事してるとき、自信に満ち溢れて接客してたくせに今なんだよ?いつまで自分の事可哀想だと思ってんの?」

図星だった。やっぱりこの人は私より大人だ。最近ほんとに自分がちっぽけに見える。

「俺が守ってやるよ。森崎さんからだって守ってやる。だからお前の全部俺に任せろ。」

笑いながらも真っ直ぐに私の事を見据える彼の瞳に吸い込まれそうになる。

いや、もう吸い込まれてしまった。

「知らないよ?あとでめんどくさくなっても。」

「いいよ?俺、こう見えたって世話好きよ?彼女なら尚更。ってもう肯定だと思っていいんだよね?」

「うん。本当はずっと結太くんに惹かれてたのかもしれない。」

「今気付いたの?俺は前から湊に惹かれてるよ。」

ねぇ、こっち顔近づけて。っという結太くんに、少し前のめりになって近づいた。

「何?ここカフェテリアだからね。」

すると、結太くんも私と同じように前のめりになって、私の耳に近付いた。

「好きだよ。」そう囁いた。

私は驚いて、俯いていた顔をあげて結太くんを見たら、笑いながらランチを食べ始めていた彼と、その奥に私達を見つめる森崎先輩がいた。


 「何だか楽しそうだね。俺も混ぜてよ。」

そういいながら私の横に座った森崎先輩に結太くんがさっそく行動に出た。

「ちょっと、湊がいるからって俺らの邪魔しないでもらえます?」

結太くんは笑っているようだか、目が笑っていない。

「なんでなんで?別に邪魔じゃないでしょ。ねぇ湊ちゃん。」

そう笑いながらこちらに視線を送る森崎先輩。

「森崎さん。俺らのラブ「ちょっと!」結太くんが暴走し始めたので脛を蹴って止めた。

「痛ってぇ。お前加減しろよ。バカ。」

そう言って私の頭に結太くんの手が伸びてきた。そして髪をぐちゃぐちゃにするように撫でる。

「正岡くんさぁ。女の子にそんなことしちゃ駄目だよ。」っと結太くんの手を掴んだ。

「俺と湊の仲なんで。あっもう休憩終わっちゃうんでもう行きますね。湊、行こう。」

結太くんが席を立ったので、私も立つと先輩が手を掴んで離さない。

「森崎さん。湊、今日課長に呼ばれてるんで離してやってくださいよ。そんなに寂しいなら俺がもう少しいますから。」

そして結太くんがもう一度席に着いた。

「湊、先戻りな。課長待ってるよ。」

課長に呼ばれてなんかいない。これは助けてくれたんだ。この場を納めようとしてくれている。そう思った。

「分かった。先戻ってるね。」そう言って私はカフェテリアを後にした。

 その後、少し経ってから結太くんが事務所に戻ってきた。

「大丈夫だった?」と声を掛けると苦笑いを浮かべて「大丈夫。気にするな」と言った。

私が去った後の事を、結太くんは話してくれた。

「森崎さん。もう湊構うの辞めてくれませんか?嫌がってるの分からないですか?」

「正岡くんこそ、湊ちゃん困らせるの辞めたら?社員とバイトって駄目なの知ってるよねぇ?」

「知ってますよ?でも俺は、春になればここを辞めます。そうなれば俺らは自由だ。」

「それは宣戦布告でいいってこと?今、上司にバレれば湊ちゃんは立場を無くすし、スパには居られなくなる。君だって、ここで問題を起こせばどうなるか分からないよ?なんせ君の内定先ってうちと結構繋がってるよね?」

「別に俺はいいですよ?でも彼女の居場所を奪うような事はやめてください。湊がどんな思いでここに来たのか、それを森崎さんに奪う権利はありません。っていうか俺、あなたに負けるとは思ってませんから。宣戦布告として受け取って貰って構いません。正々堂々いきましょう。」

そういって戻ってきたそうだ。

「俺、守ってやるとか言って、火着けちゃったかも。でも俺だって宣戦布告した訳だから大丈夫。何かあったら全部言え。お前には俺だって、ここのみんなだっている。大丈夫だよ。」

そういって持ち場に付いていった。

そんな結太くんを見ていると、本当に大丈夫なように思った。

私は一人じゃない。頑張ろう。

浩行が背中を押してくれて与えてくれたこの場所を、結太くんが守ってくれようとしているこの場所を、私を支えてくれている人たちの思いを無駄にすることは出来ないから。


 それからというと、結太くんは主任二人に私が好きだと言ったらしい。

身内から固めていくと言う。二人は面白いおもちゃを見つけたかのように面白がるが、協力すると言ってくれたらしい。

結太くんは味方が増えたと笑っていた。いじられ具合は凄まじいらしい。

その飛び火は私にも降りかかることになったのだけれど、なぜかすごく嬉しかった。

主任の田中さんはお調子者で、口が軽い。森崎先輩と一番仲が良い。

もう一人の主任の加藤さんは、私がここに来るきっかけを作ってくれた人。就活に行き詰まった私に声をかけて引き抜いてくれた人だ。お兄ちゃんみたいに気にしてくれる。

この二人ならきっと大丈夫。

シフトを組んでいる田中さん。毎日のローテーションを組んでいる加藤さんの陰謀か、スパ・フィットネスのフロントにいつもは一人か二人いればいいはずなのに三人だった。

ローテーションは一時間で変わる。たった一時間の辛抱だ。覚悟を決めてフロントに行った。

その日は暇だった。フロントのパソコンで仕事しようと一台しかないパソコンの前に立ったが、やはり田中さんには勝てなかった。

「俺、湊に聞きたいことあるんだよねぇ。」

無視だ無視。こんなときは無視しよう。加藤さんもニヤニヤしてんじゃないよ。

「湊さぁ、彼氏作んないの?無視はよくないよ?」

笑いながらいう田中さんに少し腹がたった。

「田中さん。おじさんなのにそんなこと興味あんの?」

そういうと、「おじさん関係なくない?」と吹き出す加藤さん。

「湊。俺はお前の将来を心配してんの。おじさんだから気になるんだって。あの二人どっちとる?」

「あの二人って?」

どこまで知ってるんだろう。田中さんも加藤さんも私たちとは仲が良い。あれから結太くんとは結構一緒にいるみたいだし。

「結太と森崎だよ。結太は可愛いところがあるし、森崎は不器用だけど良いやつだし、俺はどっちもオススメよ?湊はやっぱり結太がいい?」

「ちょっと、決めつけは良くないって田中さん。新村さんだって困ってるじゃないですか。」

「加藤くんだって気になるでしょ?面倒見てきた湊が誰を選ぶのか。」

私の事を気にしてくれているらしきこの二人。ならちゃんと話を聞いてくれればいいのに。

田中さん聞き方がチャラいんだよ。それに、加藤さんに聞かれるのは少し恥ずかしい。

でも、森崎先輩から守ってくれるのかもしれない。

「私は、どっちかと聞かれると結太くんだな。彼がどう思ってるかは知らないけど。それと、田中さんに言おうと思ってたことがあるんですけど、私のシフトを横流しにするの辞めてください。」

「なんで?お前がスケジュール入れないか悪いんじゃないか。この前課長も怒ってたぞ。とばっちり食らうのはこっちなの。加藤くんなんてしょっちゅう当たられてんのに」

「新村さん忘れるんだよね?でもこれからは「だって、スケジュール入れたら森崎先輩めんどくさいんだもん。」

その場が一瞬、静かになった。

そんな中、田中さんが口を開いた。

「あいつ、そんなにしつこいの?そんなに嫌がってやるなよ。」

「だって、なんか怖いんだもん。」

「もしかして新村さんがスケジュール入れないのは森崎くんのせい?」

「はい。でも田中さん言っちゃうんだもん。意味無かったです。」

「そっか。分かった。新村さんの話先に聞かなかった田中さんが悪いね。でもみんな忙しいからスケジュールは入れて。課長なんて一番忙しいんだからスケジュール無かったら困るんだよ。」

「湊、お前、そんなに嫌だった?ごめんな?俺ももうあいつには言わないよ。ほら、今からちゃんと入れな。」

そう言われて、私はスケジュールを社内サイトに入れ始めた。

「でもなぁ、森崎のことそんな嫌がってやるなよ。あいつはずっと「田中さん。それは言っちゃ駄目です。」

田中さんが話しているのに加藤さんは止めた。

いつもは温厚で、優しいの加藤さんが少し声をあらげたので驚いた。

「なに?びっくりした。加藤さん大丈夫?何か隠してる?」

「ごめん。大丈夫。」

「加藤くん。これじゃ森崎可哀想だと思わない?俺らは平等に行こうよ。湊は聞かないといけないんだ。加藤くんが湊を大切に育てて来たことは知ってるけど、こいつもうそんなことで折れないよ。みんな知ってるんだから。聞いた方がいい。ちゃんと湊の指導係の加藤くんが謂言うことだって課長も係長も言ってただろ?」

何か隠してる。私だけが知らない何かを。いつもチャラチャラしている田中さんも真剣だ。

重要ななにかがある。加藤さんは私にずっと言えずにいたことが。

「田中さん。本当に大丈夫でしょうか?知らない方が良いことだってありますよ。」

私は間髪いれずに言った。

「教えてください。私の事ですよね?」

加藤さんは田中さんの顔を見て、決意したように頷き話し出した。

「森崎くんが異動した理由なんだけど、新村さんなんだよ。」

「どういうことですか?あれはあの会員さんとトラブル起こしたって」

「そうだよ。そのトラブルの原因が新村さんだった。新村さんが正岡くんを教えてたとき、すごく仲良さそうだったでしょ。あの会員さんはそんな君たちが気に食わなかった。そして森崎くんに言ったんだ。

 湊ちゃんって誰でもいいのか。あいつ誰にでも色目使いやがって。おまえだってそうだろ?取られちゃったかぁ。って言ってたんだって。それを聞きながら我慢してたって。でも新村さんへの悪口は止まらなかった。

最後に、彼は言ったらしい。あいつ一回痛い目あったほうがいい。別にあいつくらいなら一回ヤったって変わらないだろ。って。

それが我慢の限界だった。森崎くんはその会員の胸ぐらを掴んで言ったんだ。

そんなことをしてみろ。俺がお前をどうするか分からない。もしかしたら殺すよ?ってなったらしい。

怒ったその会員さんが課長を飛び越して、部長に言いに言ったらしい。そして問題になった。

それからは知っての通り、森崎くんは異動になった。部長は課長にその件を託し、課長は俺に新村さんに伝えるか伝えないかを託した。係長はすぐにでも伝えろと言った。でも言えなかった。森崎くんの気持ちは俺らは知ってる。その上で田中さんも俺も森崎くんに協力した。

俺が連れてきた新村さんを庇ってくれた。それがなければ君はどうなっていたことか。それに君を俺に託したあのチーフに会わす顔もない。」

「湊、加藤くんだって悩んでた。お前が悪いんじゃない。あの会員さんが悪いよ。森崎だって言葉を選らばなったから悪い。それでもお前を庇いたかった。なんでかは分かるよな?あんまりあいつのこと無下にしないでやって?付き合えとは言わない。結太がもし好きならそれでいい。あいつ戻りたいんだ。ここの部署の仕事好きなんだ。俺らは上司として戻してやりたい。

もしそうなったとして、今の湊の気持ちじゃ無理だろ?」

「分からない。ただ私が悪かったんですね。あの会員さん、本気じゃないと思ってた。本当は連絡先渡されてたりしたけど、あれからあんまり来ないし、からかわれてたと思ってた。」

「湊が思ってるよりいろんな人にお前は思われてる。みんな支えてくれているんだよ。おじさんもたまには良いこと言うだろ?」

「うん。そんなこと言わなかったら泣いてるよ。」

そんな中、田中さんのピッチが鳴った。

「えっ?分かりました。すぐ行きます!!」

電話を終えた田中さんは何故か焦っている。

「やばい。課長に呼び出されたからちょっとショップ行くわ!」

「何かあったんですか?」加藤さんが心配そうに聞く。

「今夜の修学旅行生の出張販売のことで呼び出しだよ。」

「田中さんやらかしたでしょ?」冗談含みで聞くと「うるせぇ!」と叫びながらショップまで駆け出していった。

その場に残された私と加藤さん。何故かちょっと気まずかった。その空気を察したのか加藤さんが口を開いた。

「新村さん、実はもう正岡くんと付き合ってるでしょ?」

突然の一言に驚きを隠せない。きっと顔に出ているのだろう。

「あぁ、違うよ。俺が勝手に思ってるだけだから。ほんとになんとなくだよ?二人の雰囲気がね。ちょっと綺麗になった気がするし。」

「お兄ちゃんは騙せないなぁ。色んな意味で先輩の加藤さんには言っちゃおうかなぁ。」

「色んな意味ってやめてよ。」

そう、加藤さんの彼女は昔ここでバイトしてた人だ。私が入社すると同時に辞めて行った。

黙って付き合ってた事がバレたらしい。ただ、彼女が辞めた理由は分からない。ほんの噂でしかないからだ。

「付き合ってます。でも本当に最近なんです。結太くんから相談されたでしょ?その時くらいからなんで。」

「えっ?やっぱりそうなんだね。でも俺はもっと長いんだと思ってた。」

「そうでしょうね。何て言うのかな。最初は身体だけでした。お互い引きずってる人がいたんです。」

「そうだったんだ。まさかそんな時があったんだね。でも上手くいって良かったね。じゃなかったらお兄ちゃんはあいつを殴り飛ばしてたよ。」

加藤さんはそう言いながら笑っていた。

「普段そんなことを言わない加藤さんが言うとちょっと怖いなぁ。でも今は違いますよ?確かにまだ忘れられないですけど、過去に縛られるのはやめました。これからは結太くんと前に進みたい。心からそう思います。」

「そうだね。前に進むことは大切だ。ちゃんと仲良くするんだよ。この事はちゃんと内緒にしとくから、俺みたいになるなよ?」

「あの噂ほんとなんですか?」

「さぁ仕事仕事!!来月の感謝祭の企画考えないとなぁ。新村さん俺のサポートだからよろしくね。」

そういって事務所に向かう加藤さん。

「ちょっと!!質問スルーですか!!って感謝祭知らないんですけど!!」

そう叫ぶ私を華麗に無視した加藤さんは事務所に入って行った。

きっと彼は笑っていたんだろうと思った。


 その後は何かとトラブルが続き、バタバタと過ごした。田中さんが招いたミスをカバーするために何故か私が残業になった。これは今度の田中のおじさんに何か奢ってもらわないと考えながら更衣室まで向かって俯き加減で歩いていた。階段を降りていると思わず踏み外してしまった。落ちると思った。覚悟を決めて目を瞑った瞬間、誰かに抱き締められた。

誰だろう?謝らないとと思っても一向に離してくれないどころか力が強くなる。

顔を上げたらその人は、森崎先輩だった。

「ちゃんと歩かないと危ないよ。気を付けてね。」

っと言ってくれたが、やっぱり離してはくれない。

「すみませんでした。あと、ありがとうございました。」

そう言って自ら離れようとした。でもやはり男性の力には勝てない。

「離してくださいよ。」

「なんで?折角捕まえたのに何で離すの?」そして力の限り抱き締めてきた。

「痛いですって。ちょっと、やめてってば。ほんとに痛い。ちょっと、苦しい。」

身体がミシミシと音を立てる。このままじゃ骨が何本か折れるんじゃないか?もう肺まで圧迫されている。階段から落ちた方がマシだったかもしれない。

「加藤さんから聞いたよ?今日のお昼会ったんだ。もうさぁ湊ちゃん次第だよねぇ?どうするか決めるの。」

きっとこの人は私を離すつもりはないんだと思い抵抗することを辞めた。

骨の一本でも折ってみろ。その方が私にとっては好都合かもしれない。

「そういうことですか?私にはなんの権利もありません。」

私にとって、最後の強がりだ。

「権利がない?ほんと面白い子だよね。俺がフィットネス戻れるかどうか決められる一言を持つのは君だよ。部長だって、課長だって君の一言でどうにだって出来る。」

「こんなことして私が先輩に対して好意を持つとでも思えますか?」

「君が、正岡結太を選んだのがいけないんだよ。でも俺は今までの君の過ちを許すよ?湊ちゃんが俺さえ選んでくれれば。それにあの時言った言葉は、あの会員以外の奴にも適応するんだよ。君に何かあれば何するか分かんないよ?それは正岡結太にだって有効だよ。」

そう言いながら微笑む森崎先輩に恐怖をも覚えた。私の事を守ろうとしてくれる結太くんの事を守るのは私だ。

「湊ちゃんが考える時間をもう少しあげるよ。今日の今日じゃ分かんないよね。」

そういって私の事を解放した。やっと離れ、酸欠状態の私の身体に酸素が入ってきた。

一気に血が駆け巡ると同時にその場にへたりこんでいた。

そんな私を嘲笑うかのように森崎先輩は去っていった。


 

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