月の牧歌
まるで息みたいに
息みたいに
歩く驢馬たち
驢馬たちが
切り絵の夜の浜辺を
痩せた元気な犬に吠えられ
おっとりおっとり歩き続けて夜が明ける
そんな作り話……。
今日は夜の家に
月の家に
箱庭の木を
ハルニレの木を
見に皆で行く
最後尾にはちびで陽気なホイッスル
おっとりおっとり歩き続けて夜が明ける
そんな作り話……。
夜の家に
月の家に
風と酒に
気取られない様に
歩く……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます