幕間

次なる階層へ


 黄昏の廃校。

 朝焼けの町角。

 雨夜の公園。

 それら三つの階層を突破した者達は次なる四つ目の階層で初の会合を果たす。

 己の願いを叶える為に、このくだらない遊びに参加した者達。

 果たして、彼等は他の者達と手を組み、このくだらない遊びを進めて行くのか。

 はたまた、他の者の手を借りず、独力で、孤独に突き進めて行くのか。

 それとも、他者を出し抜き、利用するだけ利用して最後に捨て去るのか。

 他者を信じる事が出来るのか?

 他者を欺く事が出来るのか?

 他者と協力する事が出来るのか?

 他者の裏切りに気付く事が出来るのか?

 

 それ等は全て。


 このくだらない遊びに参加した者達次第、だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る