第20話 アラミス=ソイテ
俺は一つの本を手にとる
≪アラミス=ソイテ≫
父、アラミス=ネイティと、ティラの子供で、四人兄弟の末っ子。
アラミス家は古くからの貴族家で、アンドロス大陸のもっとも古い貴族の一家と言われている。
アラミス=ソイテは、幼いころから英才教育を受けたものの、家督を継ぐのは長男のアラミス=グレーテルであり、優秀だったにもかかわらず、兄に家を追い出されてしまう。
ソイテは剣については特段の才能を発揮している。伝承では、一振りで森に街道を作ったなど様々で、伝承の街道は今でも、「剣聖街道」と親しまれ、歴代剣聖が就任式を行う場所である。また、愛剣である、聖剣ハールンヴェルトは、初代伝説竜を討伐する際に、アンドロス大陸を平定したとされる戦神アンドロスに与えられたもので、ソイテの死後に、一緒に墓に埋められている。
ソイテは23歳で結婚し、3人の子供を残している。また、後にその中で剣の才能を発揮したアラミス=ヨールは、のちの剣聖となっている。一部剣士の中では、アラミス=ソルテに倣って、23歳に結婚するという文化がある。
ソイテは、初代剣聖であり、伝説竜を討伐したことで有名だが、討伐についての記録は一切残っておらず、初代伝説竜は、身代わりを作っていたため、完全に仕留めることはできていなかった。だが、討伐しただけの腕前は本物らしく、二代目伝説竜も、ソルテが生きている間は活動をしなかった。ソルテの死後、活動を再開したものの、300年後に封印されている。
ソイテが初代伝説竜を討伐した。そのことにより、戦神アンドロスは、剣の最高位の存在である≪剣聖≫を作った。剣聖は、住まう国を守る義務を負う。さらに剣の才能を必要とする。剣聖になるときには、戦神アンドロスからの天啓があるらしい。また、ソイテが伝説竜を倒した際のドロップアイテムである、破滅のミサンガ等が受け継がれる。また、剣聖家は、今日の剣聖である、アラミス=エーテルまですべてアラミス家である≫
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