第8話 ダファル

 俺が放ったその一言に、


「__________ww_______♡」


嘲笑のような笑いの後、僅かに、だが、確かに向けられた殺意、まごうことなき殺意。命とはこうもたやすく刈り取られるものなのか。そう実感させるには十分な殺意。


その殺意だけで大地が震え、鳥が落ち、河は枯れた。


「あのねぇ、仮にも魔王が、敵意はないって言ってんだから、おとなしく刺激しないようにすればよかったんだよw」


怖い


「君たち、僕を怒らせないでくれる??」


怖い怖い怖い


「……殺しちゃうよ?」


怖い怖い怖い怖い怖い怖い



次の瞬間、


「逃げますよ!!空間転移テレポートッッ」



_____________________________________


「ご無事で!?」

「ああ、大丈夫だ。」


何とか逃げ切ったらしい。


「はぁ、良かった。わが主に何かあったら……」


「w」


「ん?」

明らかな違和感。


「どうされました?」


「ww」


あ、やばい


「如何様で?」

「いやー、新星を、僕の配下に置いておこうと思って直々に勧誘しに来たんだよwwどうだい?」



「主よ……」

俺はしばらく考えて、


「お断りする。俺は誰の下にもつかない」


「そう、ww……じゃぁ、危ないから、、、、、、死んだら?」

殺意は増している。


だが、怖くない?


「そう、じゃぁ殺すね?地獄乃烈火ヘル・ファイア


究極防壁アルティメット・シールド!」


防ぐ、あれ?威力が弱い?


消失存在抹消!」


あっさりと崩れ落ちる。


すると、


≪wwww、分身で十分かと思ってたww案外やるじゃんw≫


ああ、そういうことか


≪また遊ぼうねぇwwww≫


「はぁ、ん?」


泡を吹いた堕天使が倒れていた……w

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