第7話 夢を見たんだ
≪あははは、弱い、弱いねぇww≫
「なに、を?」
≪あははは、わかんないなんて低能だねぇww≫
「名、を名乗れ」
≪……私の名前はダファル、魔王ダファルだよw≫
「ダ、ダファル」
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「という夢を見た。」
「お言葉ですが、わが主、それは夢なだけじゃ……」
「フラグは結構だ」
「ふらぐ?」
理解能力が低いな。使い魔を改めたほうが良いのか?
「まぁ、主がそういうなら。」
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~ある草原にて~
「このトカゲは?」
「
「なるほど、ゾンビトカゲといった位置づけか。」
「はい、そのような感じです」
なるほど。
《ぎゃああああああぐぎゃああああああああああ》
トカゲがブレスを吐、くまえに
「
氷の雨が降り注ぐ
「さすがに一撃とはいかんか。」
ブレスによって粉々に砕かれた氷。それが夕焼けに反射してきらきらと輝いている
《人間、分かり合えるはずだ!!俺、悪いことしてないっすよ!??》
トカゲが命乞いをしてきた。
「そうか、では選べ、我が開発している封印魔法の実験台になるか、我の開発している最終奥義魔法、
《せ、せめて封印で頼む》
「承知した」
すぅ、と空気を吸い込み、
「
死竜の封印漬けが完成した
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「ちっともレベルが上がらんな」
「わが主よ、40レベルも一気に上がる人間など、なかなかいないのですが」
≪おめでとうございます!!上級者レベル40になりました!魔力値が4%上昇しました≫
なるほど、これは見かけによらず大きい成長だ。
「何か来ますッ!!」
すると、アザゼルが瞬時に防御魔法を展開する
刹那にも満たないその瞬間、あたりの大地が消し飛んだ。
「ww、敵意は、、無いよw」
聞き覚えのある、聞いただけで生理的嫌悪をも覚えるその声の持ち主は
「ダファル、ここに参上w」
ダファル、夢で出会い、ボコボコにされた魔王。
「気を付けてくださいッ、こいつは魔王ダファル!,紛れもなく危険です、どうかお逃げを!!」
「まぁまぁ、いいじゃないかw、あまり焦ると堕天使の名が廃るよwww」
「おい、魔王とか言ったな。」
「ww」
「お前を、、」
「??w」
一拍おいて、
「___________ぶち殺す」
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