第6話 魔術王vs魔術王
「ここが上位冒険者ギルドか」
「そのようですね」
そこにいた8割は50歳~70歳ぐらいだ。
「ようこそ、
そういうのは一人の老人
「ああ、それで何の用だ?」
「あなた方の実力を試そうと思いまして。おや、アザゼルではありませんか。久しぶりですね。」
知り合いか?アイコンタクトを送る。
すると
「ああ、確か魔法使いのじじいだな?」
「おい、私は魔術王だ」
「変わらんよ」
「ほざけ、天使の型崩れ」
「黙れ人間」
喧嘩が始まった。
「埒が明かん。さっさと実力とやらを試してくれ」
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アザゼルはうるさいので別室で待機させている
「この空間なら死にません。私と戦って私が認めたら、上位冒険者組織委員会への加入を認めます」
「おい、もう決まってるんじゃないのか?」
「いえ、それは名義上だけの話。私が認めれば会議などに参加できる会員になれます」
そういうことか。
「では、始めます」
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「
「なめてんのか?
火を多量の水が消す。あたりには蒸し風呂のような水蒸気が発生する。
「ああ、すみません。最近の者は、これで脱落することがあるのでちょっとした小手試しです。
「……だから、なめてるのか?」
俺はそう言い、無詠唱で
「ばかな、無詠唱だと!?」
めんどくさい。
「一撃で終わらせるぞ……」
「
「
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「私の負けですな。文句なしに加入を認めましょう。」
「ふむ。我としてはあの部屋を全壊できなかったのが残念だ」
「主に勝てるわけがないのです」
「そうですな。今回ばかりは反論の余地を在りませぬ。これが上級冒険者カードです。どうぞ、受け取ってください。」
「ああ。」
俺は上級冒険者になった。
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