プロローグフェイズ1・魔の館への招待
GM:皆さんは、旅の途中、雷が鳴り響く酷い嵐の中、偶然にもが森の中の屋敷にたどり着きます。いや、それは偶然ではないのかもしれませんが、みなさんにそれを知るすべはありません。
GM:というわけで、みなさんはその屋敷の前にいますが、どうしますか?
PC3:ったく、今日は厄日だ。いや、むしろ幸運というべきか……?とりあえず、少し雨宿りをさせて頂こう。
PC2:ノックして中に人がいるか確認したいです。
GM:すると、ドアが開いて、中から青年が姿を現します。彼は、みなさんの顔を一通り見渡して……みなさん、ここで感知チェック15をどうぞ。
PC3:2d+4
DiceBot : (2D6+4) → 9[3,6]+4 → 13
GM:PC3は失敗ですな
PC1:2d+4
DiceBot : (2D6+4) → 7[4,3]+4 → 11
GM:PC1も失敗ー
PC3:無理前提の奴か……。
PC2:3d+6
DiceBot : (3D6+6) → 8[1,6,1]+6 → ファンブル
PC3:ファンブル
GM:ファンブルですねー。では、誰も気づきませんでしたw
PC2:(涙)
GM:主人は微笑むと、「ヴィクター・ブラックアロー」と名乗り、「良ければ一晩泊まっていって下さい」と屋敷の中に皆さんを入れてくれます
PC1:寒い寒い……
PC3:武装錬金みたいな奴が出てきたな……。
GM:ではみなさんは、ヴィクターに食堂に案内され、食事をふるまわれます。
PC1:雨は嫌いだ……
GM:屋敷は全体的に薄暗く、大広間もそれぞれの席の蝋燭と、暖炉の灯りでぼんやりと照らされている程度です。外からは相変わらず雨が降る音、雷の音が聞こえてきます。
PC3:腹が減っては仕事が出来ぬ。……それにしても豪華な屋敷だ……。
PC3:(こんな場所には不自然すぎる程、な……)
ヴィクター(GM):「おお、そうだ。ここで会ったのも何かの縁。みなさん、自己紹介をしあってはいかがでしょうか?」
PC1:自己紹介? 僕たちでかい?
ヴィクター(GM):「えぇ、そうですよ。せっかくここで巡り合ったのですし」
PC3:ホストに言われるなら、仕方ない、か。
PC2:じゃあ私からしますね!
PC2→川上桜:簡単な自己紹介になってしまいますが……。私は川上桜といいます、年齢は35才で会社員です。どうぞよろしくお願いします。
PC3:なかなか美人だが大分歳食ってるなあ。今はやりの美魔女って奴か。
PC3:あ、じゃあ、次は俺が行こう。
GM:どうぞー
PC3→紀伊野:俺は紀伊野だ。探偵をしている。年齢は22。このあたりに来たのは仕事の一環でな。プライバシーの関係上あまり言えないが、いわゆる「厄介ごと」を探している。どうぞよろしく。
PC1→東郷肇:次いで僕か。僕は東郷肇。父は一応、東郷四郎さ。おじさん方も、東郷医院の天才外科医、東郷四郎の名を聞いたことない?僕はその愚息だよ。本当にね……
川上桜:(どっかの漫画みたいに殺人事件が起きたらどうしよう…)
紀伊野:(こんな時代に銀食器か……。レ・ミゼラブルじゃねえんだぞ……)
ヴィクター(GM):「それでは私の番ですね。私はヴィクター。この館で一人で住んでいる者です。それにしても、なんという運命のめぐりあわせだろう。ハジメくんは本当に、私の死んだ妹にそっくりだ」
紀伊野:性別が違っても似ているんですか。そいつはまた……。
川上桜:不思議なこともあるんですね……
東郷肇:ええ……主人さん。僕は男だよ? 妹さんと似てるって言われたって……あんまりうれしくはないかなぁ
ヴィクター(GM):「それは失礼したね。でも本当に私はうれしいよ。おっと、みなさん今日は疲れたでしょう。部屋を用意しましたので、今日はゆっくりお休みください」
紀伊野:今はやりの男の娘……。
GM:と言って、ヴィクターはみなさんを、それぞれの部屋に案内します。
紀伊野:部屋ねえ。そいつはどうも……。
東郷肇:ありがたいね…。一宿一飯ってことは、恩を返さなくちゃならないか
ヴィクター(GM):「いやいや、そんなこと考えなくてもいいよ。私は君たちと巡り会えただけで十分ですから」
川上桜:部屋まで用意してもらえるなんて有難いです。
紀伊野:……コイツはモナリザ?の複写絵か……。
ヴィクター(GM):「それではおやすみなさい。良い夢を……」
紀伊野:(やけに羽振りがいいな、ここのご主人は。さっきの飯にもトリュフやフォアグラが出てきたことだし)
GM:そして……みなさんが案内された部屋に入った瞬間!
GM:突然強い眠気が襲ってきて、みなさんは意識を失ってしまいます!
紀伊野:ぐぁ……こ、こいつは、まさか……!!
東郷肇:くっ、気化したクロロホルムか
紀伊野:頭が、重い……めが、回る……。
川上桜:スヤァ……。
GM:では目が覚めると……
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