上質な取引
もうすぐ、私の宇宙船の燃料が尽きる。核融合炉に放り込むものは、もうない。私の着ていた衣服も、そして船の備品も、すでに燃料に変換されてしまったからだ。
空気清浄機の動作にも不安が出てきている。そしてなにより、もうすぐ訪れるであろう緩慢な死を前にすると、いかなる勇気も挫かれてしまうのが、痛いほどにわかる。
私は、ただ自分の宇宙船で星間交易をしていただけの、しがない宇宙商人だった。
それ以上でも、それ以下でもない。
私にとって宇宙を旅することは、いわばバスで近隣の街に買い出しに行くのに等しい行為だ。
それほどまでに気安く、そして安全なはずだった。
あの日、あいつらに会うまでは。
だが、今その事を考えてみてもしょうがない。すでに、私の船は稼働機関をやられ、徐々にその出力を弱めていき、燃料が尽きる前に停止するかもしれないのだ。
いや、仮に停止しなくても燃料が尽きる。
そして、私の命の灯も消え去るのだろう……
ダルシア銀河帝国歴756年暮れ。
私は広大な宇宙に浮かぶオルタナス銀河の一隅に存在する星間国家、トリープ連合国家の中の惑星ホーマを商用で訪れていた。
惑星ホーマは技術レベルこそ原始的な段階で停滞している惑星だが、海洋資源や地下資源が豊富で、またその荒涼とした大地は農作物の育成には適していないために、この惑星に農作物を売り込みに行くと、皆喜んで高値をつけて買ってくれる。
そのことを知っていたために、私は宇宙船に大量の農作物を積み込み、そしてこの惑星を訪れていた。
惑星では歓待され、中央都市では私と共に来ていた商船隊も招いて盛大な祭りまで催してくれた。
豊富な異星の魚介類は、この惑星独特の調理法で見事に調理され、そして低い技術レベルに反して高い文化レベルを有していることを、この催しのために用意された踊りや楽隊など様々なものによって知ることができた。
その晩、私は久々に気が大きくなり、自分の夢を声高に語ったものだ。そして、それが現地の人々の感銘を呼ぶことになった。
私がこの惑星を発つ前日、都市の有力者が私を彼の館に招いてくれた。
「私達の誇れるものは、なにも海産物ばかりではありませんよ、異星の方」
日に焼け幾筋ものしわが刻まれたその顔に笑みを浮かべながら、有力者のぺシオ・パクサール卿は、彼の豪奢な館の応接の間で私に語った。
私はその申し出に多少の疑問を感じずにはいられなかったが、その事を察したのかペシオは、
「いや、異星の方。不安に思うことはない。私は貴方相手に商売がしたいのです。貴方はお見受けするところ、他の方々よりも誠意があるように感じられる。また、貴方の語った夢に、私は感銘を覚えたのですよ」
こう話している最中も、私は周囲をちょっと見回す。周囲には誰もいないが、だが、人の気配はする。
私はその事に不安を感じた。
するとぺシオは苦笑しながら、
「部屋の周りに警備のものを立たせています。これは非常に旨みがあり、また儲けも大きい。だから他のものに立ち聞きされて、貴方に危害が及ぶのを防ぐためです」
それを聞き、ペシオが何を言わんとしているのか、私は多少興味を抱いた。大きな儲けだって?
私は軽く頷き、続きを促した。
「では、お話しさせていただきます。私共の星、ホーマは、海産物の他、豊富な地下資源にも恵まれています。特に金が豊富に産出されるのです」
金! この言葉に私は更に興味をひかれた。金は少量でも大きな利益を生む。
「もちろん、金などの主要産出物は、王の許可がなければ輸出はできない手筈となっていますが、幸い、私はその金の管理を任されている役職に就いています」
ペシオはここで言葉を切り、お茶で口を湿らせる。
「それに私は、王には秘密で、金山を幾つか保有しているのですよ。そこで……」
私は唾を呑む。もしかしたら、これは大きな取引になる!
「極秘で私が所有している金塊を、貴方に買っていただきたいのです。もちろん、それなりの対価は頂きますが、一般市場よりは遥かに安い価格でお取引させていただきますよ」
私はその言葉を聞き、一瞬有頂天になってしまった。
これはビックビジネスだ! 農作物の儲けなど目じゃない、さらに大きな儲けが期待できる取引だ!
私は一も二もなく承諾した。そしてペシオは私の手をとり、
「貴方ならそう言ってくれると思った。もうすでに準備はできています。あとは宇宙船で、都市郊外の合流地点までおいでくだされば、そこで取引を行えるでしょう」
私はぺシオと値段についての交渉をした。それはやはり彼が言うように、一般市場よりも遥かに安く、この商談が極めて両者が勝者となりえるいい取引である事がわかった。
ぺシオが私に誠意を感じたように、私もぺシオに誠意を感じ、そして互いに感謝し、その場を一時離れることにした。
館の外に出たとき、商船隊の一人 確か名前をダグラスといったか が私の前に現れ、不審そうな顔をして尋ねてきた。
「パクサール卿の館で何を話していた? 彼は我々が気安く接触できる人物ではないはずだが」
その疑り深い様子に、私は先ほどの商談の事を気取られないようにあやふやな返答をし、その場をそそくさと離れた。
ふと後ろを振り返ると、沈みゆく夕日をバックに、ダグラスが今だ私の背中を凝視している姿が目に入った。
私は足早に自分の宇宙船に急いだ。
翌日、我々は王を交えた別れの式典の後に、ホーマの簡素な宇宙港より、この惑星を発った。
私を除いた商船隊の宇宙船は、次々にホーマを離れ、それぞれの目的地に向けシフトインして、この惑星の宙域より姿を消した。
だが、私はぺシオとの約束があるので、合流地点に向かうよう、操縦士のギリークに指令を出した。
最初ギリークはいぶかしんだが、私が事情を話すと最初は興奮し、そして素直に従ってくれた。
そして私は合流地点でぺシオと合流し、その船倉に大量の金塊を搭載すると、今度こそぺシオに別れを告げ、ホーマより離陸した。
私にとって、その日は人生最良の一日だった。
私達が惑星ホーマの大気圏を超え、そして、シフトインが可能な宙域まで急いでいる時、割り込み通信が入ってきた。
通信とレーダー担当のハルートが、我々の後方に一隻の宇宙船の船影を確認し、そして通信内容を告げた。
それはダグラスからだった。
彼は、一旦惑星ホーマを離れたが、我々の挙動に不審を感じたのか、軌道上から私たちの行動を監視していたのだ。
そして、ぺシオとの取引現場をも彼は抑えていた。
そしてダグラスは言った。
『法を犯したパクサール卿もパクサール卿だが、自分だけ得すればいいという貴様も貴様だな。このことは見なかったことにしてやるから、金塊の半分を置いていきな!』
ダグラスの申し出は、まさに脅迫そのものだった。彼は、私とぺシオを脅すことによって、労せずして儲けを得ようとしているのだ。
だが私は、この脅迫に屈する気にはなれなかった。
『だったら、後ろから撃っちまうぞ!』
ダグラスの言葉とともに、激しい閃光と軽い衝撃が船体を襲った。
後方についていたダグラスの宇宙船から、我々の宇宙船に向け、至近距離にビームが放たれたのだ!
『あと5つ数える! どっちが賢明か考えな!』
私は歯噛みした。後方につかれていては、我々の宇宙船からでは反撃できない。また、後方からでは後部の推進バーニアを狙われる危険性もあり、到底勝負にはなりえない。
『1つ』
ダグラスがカウントを開始する。
私は操縦士のギリークに振り切れるか聞いた。
「無理ですね。あっちの方がいいエンジンを使っている」
『2つ』
通信機から、ダグラスのカウントが無情に響く。
「ただ、一つだけ可能性があります」
ギリークが私に告げる。しかし、その顔には不安がよぎっていた。
『3つ』
私はギリークを促した。このままではここでやられる。
「緊急シフトですよ。あれをやれば、目の前の危機からは逃れられます」
緊急シフト! 私は息を飲んだ。
それは、敵陣の中や大質量物の間近で緊急的にシフトインすることだ。
シフトインすれば異次元に逃げ込むことができ、確かに目の前の危機からは逃避できる。
だがシフト自体を失敗する危険性が高く、そのせいで異次元を彷徨い続け失踪する宇宙船も少なくないのだ。
それを行うというのはかなりの賭けになる。
『4つ。あと1つだぞ!』
ダグラスが多少いらついた口調で喚く。
もうそれしかないのか……
だが、そう考えていたその時だ!
「えっ……馬鹿な!」
通信とレーダー担当のハルートが、声を上ずらせて叫んだ。
「どうした?」
私はその事に即座に反応した。だがハルートは、
「そんなことあるはずがない。だって……だって……」
ハルートの声はすでに消え入りそうになっていた。それは、決して喜びからではないのがわかった。私はハルートの席に近づき、レーダー画面を見た。
そこにはダグラスの宇宙船の他、多数の輝点が表れていた。そしてそれは、到底信じられないスピードで、急速に我々の方に向かってきていたのだ。
なんだ……これは……
私は、すっかり怯え震えているハルートの肩を掴み、これは何か、と問いただした。
ハルートは、消え入りそうな震える声で答えた。
「ラルヴァです……奴らが現れたんです……」
ラルヴァ!
私は絶句した。
それはこのオルタナス銀河に棲息している魔物の総称だった。その正体は判然としないが、滑稽な外見とは裏腹に、周囲に絶対的な破壊と死をもたらす地獄の悪鬼。
そして、この異常に速い輝点全てがラルヴァなのか?
『5つ! 返答はないようだな! だったら実力行使で奪うまでだ!』
ダグラスの声が通信機から響く。だが次の瞬間、
『な、なんだ? このレーダーの輝点は!』
ダグラスも絶句する。
どうやら彼のレーダーは我々のものよりも探査範囲が狭かったようだ。今頃になってラルヴァの接近に気付いたのだ。
『ば、馬鹿な! こんなところにラルヴァが出るなんて!』
ダグラスの悲鳴に近い声が通信機を通して響く。
『総員、即時戦闘態勢! あののろまの船は後でいい! それよりラルヴァを叩くぞ!』
ダグラスの上ずった声が、彼がいかに動揺しているかを窺わせる。そして、その言葉通り、私の見ているレーダー画面からは、ダグラスの船が我々の宇宙船の後方を離れ、ラルヴァの群れに向かっていくのが見てとれた。
「い、今のうちに逃げましょう!」
ギリークが叫ぶ。私もその言葉に頷き、可能な限りラルヴァとの接触がないコースをとるよう指示を出す。
宇宙船に微かなGがかかり、進路が変わったことを感じさせる。
私は、再びレーダーに目を移した。
そこには、ダグラスの宇宙船の周りをラルヴァの群れが飛び交っているのが見えた。
レーダーに時折現れる小さな輝点は、ダグラスの船からミサイルが発射されたことを表すのだろう。
だが、それらをラルヴァはことごとくかわし、ダグラスの船を傷つけていく。
通信機からは、回線が開きっぱなしになっているダグラスの船からの通信が聞こえてくる。
その通信は、徐々に聞くに耐えない内容になっていった。
『馬鹿な! 左舷破壊だと? いや、まだ砲台が使える! なんとしても陥せ!』
『しかし!』
『砲台に敵破壊光線直撃! 乗員通信途絶!』
『エンジンが生きていれば逃げられる! もういい! 逃げろ!』
『あっ……エンジンに直撃! 機関、停止!』
『き、緊急シフトだ! 早くしろ!』
『機関が停止している以上、シフトはできません!』
『馬鹿ァ! このままじゃ死んじまうんだぞ!』
そこまで聞き、私は通信機のスイッチを切った。
そして、レーダーを凝視した。
しばらく経つと、レーダーからダグラスの船の輝点が微かなまたたきと共に消えた。
だが、それ以上に私を戦慄させたのは、今までダグラスの船にまとわりついていた輝点が、我々の宇宙船目がけて一直線に飛んでくる姿だった。
私はギリークにこのままのコースをとると、ラルヴァとの接触はどうなるかを聞いた。
「正直、逃げられそうもありません。奴らのスピードは下手な戦闘機以上で、我々は一般の商船と同じ速度です。到底、逃げられるものではない」
私はその答えを聞き、船長用のシートに深々と腰かけた。
このままでは確実にやられる。だが、それを回避する方法は……
私は先ほどの緊急シフトを思い出した。そして、ギリークにそれを提案した。
ギリークは苦虫を噛みつぶしたような表情になり、
「確かに、今はそれ以外の方法はないですね……」
私は、一か八かを賭けてこの緊急シフトに賭けることにした。万が一にでも成功するかもしれないし、そうすれば生き残れる。
だが、そう考えていた矢先、宇宙船を激しい衝撃が襲った!
「てっ、敵襲! ラ、ラルヴァが!」
今まで通信用のシートで縮こまっていたハルートが声を上げる。
そして私の船長用コンソールにレーダー画面を映してみた。
考えられないことだが、ラルヴァの移動速度は私が思っていたよりも遥かに速いものだったようだ。
すでに宇宙船はラルヴァの群れに取り囲まれており、周囲から破壊光線を受ける有様となっていた。
激しい衝撃と轟音。すでに宇宙船は、いたるところが破壊され始めている。
ブリッジの観測用の窓から、外の光景が見えた。
そこには、まるで子供が描いたお化けのようなラルヴァの姿があった。四つん這いの不格好で不気味な馬のような姿に、後方の突起から微かな燐光を発している姿が。
「機関損傷! 砲台破壊! 乗員、多数安否不明!」
ブリッジ要員から声が上がる。もう、限界だ……
私はギリークに緊急シフトを命令した。ダグラスのように手遅れになるよりは、まだマシだ。
「……わかりました。緊急シフトに入ります」
言葉短のギリークの声に私は頷いた。だが、その間もラルヴァからの攻撃は続き、振動が船体を襲う。
「5、4、3、2……」
緊急シフトまでのカウントダウンの中、激しい衝撃がブリッジを襲った!
私の視界が一瞬煙で塞がれ、そして再び開けた視界には信じられない光景が映っていた。
ブリッジの半分が破壊されていた。ブリッジ要員も、そしてハルートも落下してきた機器の下敷きになり、すでに息がない。
そしてギリークは、操縦用シートに腰掛けてまま、左半身を血塗れにし、
「……1……き、緊急シフト、入ります……」
そう言うと、シフト用のレバーを引き上げた。そして、レバーにもたれかかるように倒れると動かなくなった。
だが、私はこのことを悲しむ暇はなかった。
微かな機動音とともに、緊急シフトが開始された。
宇宙船の前方に光り輝く異次元の門が開かれ、その中に傷つき、すでに息も絶え絶えの宇宙船は滑り込んだ。
そして、観測窓から見える光景は色彩を失い、激しい光の渦の中へと突き進んでいった。
それから、私は船長用シートを離れ、ブリッジを、そして船内を回ってみた。
ハルートはやはり死んでいた。そしてギリークも。
船内を見て回ったが、隔壁が破壊され、ブロックごと失われている区画が幾つもあった。
もちろん、そこにいたものたちも……
そして私は、生き残っているのが私一人であることを確認した。あとはすべて、死んでしまったか行方不明になっていた。
幸い異次元からは脱出できたようで、それから私は再びブリッジに戻り、そして現在地を確認しようとした。
だが、なんということだ! レーダーや通信機まで破壊されていたとは!
私は、すでに自分がどこにいるのかすらわからなくなっていたのだ。
幸い、救助用の信号は発せられるようだった。私はそれにスイッチを入れると、それから救助までのサバイバルをどうするか考えてみた。
幸い、食料は一ヶ月はもちそうだった。そして酸素も。
だが、燃料がもちそうになかった。燃料用に備えられていたタンクが破壊され、現在の残りでは一週間ともちそうになかった。
私は、このサバイバルをどうにか生き残る方策を考えた。
幸い、宇宙船の核融合炉は、通常の燃料ばかりかあらゆる物質で核融合させることが可能で、そのため余った食料や船内備品をそのまま燃料にできそうだった。
そして私はそれを実行した。
最初の一週間は、何とか生きることができた。
だが、二週間目は頭から躓いた。
移動機関が故障を起こし、そしてそれが原因で、核融合炉などの機関も深刻なダメージを負ってしまったのだ。
このことは、かなり深刻だった。
核融合炉のダメージはそのままエネルギー変換率の低下をもたらす。そのため、当初予定していた日数を待たずして燃料を使い切る可能性が出てきたのだ。
すでに、搭載していた燃料は使い切っており、今は食料や備品を燃料に変換して何とかもちこたえているが、それもすぐに底をつくと思われた。
空気清浄機にも不調が起こり、時折周囲に不快な臭いを漂わせた。
私はそれらを騙し騙し修理しながら使っていたが、徐々にその修理に使える部品もなくなってきているのがわかった。
私は、この絶望的なサバイバルをなんとしても生きなければならないのだが、だが、突きつけられる現実は、すべてそれを否定していた。
私の頭の中に、死という言葉が浮かびはじめていた。
そして、私は燃料に変換できるのならば、と自身の衣服をも燃料に変換した。すでに乗員は死に絶え、誰に見られることもないのだから。
そして、さらに一週間が過ぎた。
私は何とか生き残っている。
だが、もう燃料に変換するものがない。
変換できるものはすべて、燃料にしてしまった。
機械が不調を訴えても、修理する道具も部品もない。
金も燃料に変換してしまった。あの金が、もしかしたら私の運命を決するものだったのかもしれない。
そう思うと、どうにも悔やまれる。
ダグラスについては、今はもう恨んではいない。彼は、愚かにもラルヴァに立ち向かい、そして死んだのだ。
彼の魂がどこに行くかは神ではない私にはわからないことだが、だが、せめてもの救いは、彼が彼の船と共に逝けたことだろう。
そして私も……
私は、ふと観測用の窓から外を見つめた。
そこには、遥か彼方に微かな光が見える。
光?
そうか! 光か! もしかしたら!
私は歓喜した! あれは宇宙船の光かも知れない。
もし私を見つけてくれたら、助かるかもしれない!
私は期待を込め、窓を見続けた。
だが……いや、違う……
なんだあれは? 違う! なんだ、あれは!
ラルヴァでもない……だが、なにか凄まじく速いものが、こちらに!
なんだ! 頭に話しかけてくる? 違う! 私は……私は!
『帝国歴757年初め、救助信号を発しながら惑星パーンの外縁宙域を彷徨っていた一隻の宇宙船が発見された。
宇宙船は戦闘に巻き込まれたのか損傷が激しく、また、その内部もひどく破壊されており、そして内装がことごとく失われていた。
ただ、傷つき破損していた死体は幾つかあったが、それ以外のものはなにも見つけることができなかった。
そして一冊の手記が、船長室と思しき部屋より発見されたが、船長の姿を見つけることはできなかった』
上質な取引(END)
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