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「side9 愛とプライドの均衡についての考察」への応援コメント

  • 生霊となって呪ったことで、怖いイメージのある六条御息所ですけど、強すぎる想いは自分ではコントロールできませんよね。

    もしかしたら生霊になったことで最もショックを受けたのは、六条御息所だったのではないでしょうか?

    こういう恋のお話では、嫉妬から誰かに嫌がらせをするキャラが出てきますけど、発散する場所もなく溜め込んでいたせいで、想いが暴走してしまったのかもしれませんね。

    作者からの返信

    無月さんご兄弟がおっしゃるとおり、生霊になって最もショックを受けたのは御息所さまだったでしょうね。

    誰よりも身分も高く、美しく、賢いこのわたくしが。
    人を呪って殺すだなんて……。
    しかもそれを源氏に知られてしまった……。

    恐ろしい六条御息所さまですけれど、彼女も源氏の恋遍歴に泣かされた女性ですよね。
    源ちゃんめ……、どれだけの女性を泣かせたんだか……。

    いつもご兄弟で閲覧、コメントをありがとうございます。
    またひょっこり更新するかもしれません。

  • 噂だけで相手のことが気になって仕方なかったり、会わなくても手形だけで恋に落ちたりするこの時代。言葉や思いは、今よりずっと強い力を持っていたんだろうな、なんて話を聞いたことがあります。

    ならば恨みもまた、例え直接何かしたわけではなくても、相手に届くことだってあるかもしれませんね。
    六条御息所といえば悪役的なイメージにもなりがちですが、自らが人を呪って死なせてしまったという事実は、彼女にとってもショックだったでしょうね。

    作者からの返信

    自他ともに認める高位貴族。
    誰もが憧れるハイセンスな美女。
    そんな自分が生霊になってしまって人を呪い殺しただなんて、無月さんがご指摘のとおりなによりご本人がショックだったことでしょうね。

    でも自分で生霊になるのを止められない。
    源氏への想いも止められない。
    人の想いの強さや怖さを思い知らされますね。

    もう少しね、源ちゃんの対応が誠実だったら御息所さまは生霊にはならなくてすんだかも、なんてね。
    ふぅぅぅ、源ちゃん……。

    いつも丁寧なコメントをありがとうございます。
    またひょっこり更新するかもしれません💦