源氏物語は「取りつかれる」怖さを持つ物語。
一つ一つの言葉、展開に魔力を感じます。
かつてシベリア抑留で拘束され続けた人の懐古話で、「宇治十帖を読みふけっていた、それがなかったら、とても耐えられなく死んでしまっただろう」と、聞いたことがあります。
過酷な抑留生活の苦しさまで忘れさせる魔力が、あったのでしょうか。
作者からの返信
宇治十帖が抑留兵の命を繋いだのですか?
スゴイですね。
「取りつかれる」物語
そうなんですね。確かにこんなに大長編なのに飽きることはありませんでしたね。それどころかまだ続きを望んでしまいます。
やはり「憑かれている」のかもしれませんね。
シロウトが好き勝手に騒いでいるので、源氏や古典にお詳しい舞夢さまのお目汚しになっていませんか?
いろいろと親切に教えてくださりありがとうございます。
紫式部 『源氏物語』
★★★excellent!!
ですねっっ!
カクヨムのレビューみたいに、源氏物語を読んだ当時の読者の感想は現代に残ってないのでしょうか。。
当時の方々が、どんな気持ちでどんな感想を持ったのか知りたいですね。
作者からの返信
やっぱりその後の薫と浮舟のことをああだこうだと話したのでしょうか?
当時は印刷技術はまだなく手作業で書き写してみんなで回し読みしていたそうです。その写本も数十部程度で紫式部の周りの人たちが楽しんでいた程度だとか。その周りの人というのが天皇・皇后や藤原道長などの権力者さんではあるけれど💦 そうした高貴な方々だけに、どんな感想を持ったのか記録や日記のようなものが残っているかもしれませんよね。
「これスゴイ面白いのよ」
「最新巻が出たわよ。急いで書き写すわね!」
なぁんて言ってたのかもしれませんね。
でもその数十部が派生して千年先も親しまれている物語になるなんて紫式部センセイも思いもしなかったかもしれませんね。藤原道長も。
あさみさんが寄せてくださっているこのコメントも千年先まで残るかな(^_-)-☆
もやもやエンド。これだけ長きに渡る物語の最後をそこに持っていったのは、もしかしたら紫式部先生の深い考えがあるのではと思わずにはいられません。
決してハッキリしたとは言えないこの結末。しかしだからこそ、仏教思想の無常観なんて考察も、その他の様々な解釈も生まれたのでは。果たしてそのどれが正解かは分かりませんが、あえてこんな議論の余地が生まれるラストなのも、また千年間語り継がれた理由の一つかも。
作者からの返信
本当ですね。さまざまに解釈ができるからこそ千年もの間、学者たちは源氏物語を研究しているんですものね。
そして一般読者のワタシたちもこうやってああだこうだと語り合える。名作の証ですね。
源氏物語、そのラストはもやもやエンドだったのかもしれませんけど、もしかしたらあえて想像の余地を残したのかもと、つい考えてしまいます。
きっと当時の源氏物語のファンの方々は、この後どうなったかを、みんな想像したことでしょう。終わりだけどまだ続いてもおかしくない、そんな終わりがあっても良いって思います(^^)/
おや、次は『源氏物語』ツアー宇治編 ですか。もちろん申し込みますよ( =^ω^)
作者からの返信
無月さんのおっしゃる通りだと思います。余白を残して終わらせて読み手に託してくれていますよね。そして読み手がどう想像しても(妄想?)正解なんでしょうね。
ツアー申し込みありがとうございます✨前回の京都編に続き宇治編です。美味しいお茶菓子持って出かけましょうね(^_−)−☆
『源ちゃんツアーファイナル』(源氏物語に行こう)の準備も始めますね🎶
「源氏物語」をここまで理解され、しかも今日子ちゃんカラーで解釈された美しき文章♩
すごいなぁって、思います♡
作者からの返信
つばきちちゃん、連日訪ねてくださりありがとうございます!
いえいえ、お恥ずかしいです。
理解なんて、専門家の方がご覧になったら呆れられることと思います。
でもでも、ビギナーさんにわかりやすくお話できたらと思って始めた超訳です。
素人なりに頑張ってみました。
つばきちちゃんに「今日子ちゃんカラー」での文章なんておっしゃっていただけて嬉しすぎます。家宝です✨
ここまで書けたのはつばきちちゃんはじめ読んでくださり応援してくださった方たちのおかげでしかありません。
本当にありがとうございます(^^♪