第36話 勇者は誓う


 そこは貧しい村だった。

 粗末な建物が所々に並ぶ集落で、全ての建物を合わせても百軒もないような村だ。

 それでも、毎日休む間もなく畑を耕し、少ないながらも家畜を飼い、必死に生活している村だった。

 だが、そんな村でも、楽しい事や嬉しい事、生きて行こうと思える事が沢山あった。

 それは、それなりに楽しい生活だと呼べたと思う。


 オレはそんな貧しくも幸せと呼べる村で生まれた。

 姉弟は齢の離れた姉が一人いて、オレの面倒をよくみてくれた。

 というのも、オレが生まれて間もなく母が他界した所為だろう。

 オレの記憶には、姉と母は同一人物だ。

 その村では、オレと同じくらいの子供が他にも三人ほどいた。

 その構成は女の子二人と男の子一人で、オレを含めると男女二人ずつの四人組だった。

 今でも、その三人の事は覚えている。

 だが、あいつ等の現在がどうなったかは知らない。

 だって、二人の少女は貴族に連れて行かれ、オレと仲の良かったあいつも口減らしの為に売られたからだ。


 オレは憎かった。


 何がかって?

 

 そんなのは、貴族と言うだけで威張り散らして、好き放題に振る舞う奴等に決まっている。

 三人の幼馴染達が連れて行かれたのも、抑々が無茶な年貢の取り立ての所為だ。

 いつもそうだった。奴等は奪うばかりで何も与えようとはしない。いや、苦痛や苦悩、憎しみを与えてくる。


 そんな貴族たちに強い不満を感じながらも、貧しく忙しい日々を過ごすうちに十三歳となり、身体も随分と大きくなった。

 持って生まれた素質なのか、オレは貧しい食生活ながらも、十三歳とは思えない程の身体と体力に恵まれ、村でも一人前の大人以上に働いていた。


 そんなある日のことだ。

 オレの姉が糞の様な貴族に目を付けられた。

 姉は弟のオレが言うのも変だが、綺麗で優しい女性だった。

 いつもオレの事を優しく見守ってくれていた。

 その、時に母でもあるような姉をあの貴族のバカ息子が奪いに来たのだ。


 誰一人逆らう事も出来ずに、姉は連れて行かれてしまった。

 それでも、姉が貴族の下で裕福な生活が出来るならと我慢した。

 しかし、オレが知ったのは、無残な姉の死だった。

 それを知ったオレは気が狂いそうだった。

 そんな時だ。脳内に神の声が聞えてきた。


『悪を滅せよ』


 厳かな声が告げてきたのは、そんな一言だったと思う。

 次の瞬間、オレの前に大きな剣が現れた。

 その剣を見た時、華美な装飾などは施されていないが、とても美しい剣だと感じた。

 次に、その剣を手に取って驚いた。

 それは、見た目と違って、恐ろしく軽い剣だったからだ。

 いや、それよりも驚いたのは、剣を掴んだ瞬間に膨大な力が流れ込んできたからだ。


「どうなっているんだ?オレの身体に力が漲る」


 もしかして、この力で悪を滅ぼせと言うのか。

 いや、間違いない。神はこの力で、この剣で、この世の悪を討ち滅ぼせと言っているのだ。


 気が付くと、オレはその剣だけを持ち、貴族が住む街へと向かっていた。

 村からは一カ月近く掛かる道程だが、空腹や疲労などは全く感じなかった。

 その理由は解らない。もしかしたら、この剣が力を与えてくれていたのかも知れない。

 でも、その時のオレに取っては如何でも良かったのだ。

 何故なら、オレの中では悪を討つ、ここの貴族は悪である。故に貴族を討つという想いで埋め尽くされていたからだ。

 そうして、気が付いた時には、貴族の豪邸には骸だけが転がっていた。

 我に返ってその状況を理解した時、激しい絶望と後悔に苛まれた。

 自分の遣った事の恐ろしさに震えた。

 だが、その行為を肯定する者が現れる。

 それがシルエールだった。


 この大陸には沢山の国があるが、宗教は一つしか存在しない。

 それはミール教と呼ばれ、各国に教会を持つ一大組織となっている。

 罪悪感から教会へと足を向けたオレを待っていたのが彼女だった。


「それが神の御心なのですから。何も気に止む事はありません。アベルト、あなたは正しい事をしたのです。あなたは神に選ばれた勇者なのですから」


 初めは、彼女の言葉の意味が解らなかった。

 首を傾げるオレに彼女は懇切丁寧に教えてくれた。

 どうやら、シルエールも神託を受けてオレを待っていたらしいのだ。

 この時、オレに取って初めての仲間ができた。

 更に、神託により旅を続けるうちに、巨漢の戦士デューク、荒れ狂う魔法使いメルラ、神の右手リリアンが仲間に加わった。

 ああ、神の右手とは、リリアンの右手で盗めない物は無いという意味らしい。

 そんな俺達は神託を受けて、次代の魔王を倒すべくダンジョンへと潜っている。


「それにしても、まだ追いつかないのかな?」


 あまり褒められたものではない神の右手を持つリリアンが愚痴を溢す。


「二週間遅れでダンジョンにはいったからな~」


 オレが答えるまでも無く、デュークが相手をしている。

 デュークはそのゴツイ見た目と違って、割と面倒見がいいんだよな。

 それはそうと、直ぐにでも後を追いたかったのだが、ダンジョンに潜るには様々な用意が必要だというシルルことシルエールの言葉で、二週間遅れとなってしまったのだ。


「それよりも、五十階の階層ボスが居ませんでしたね」


「そうそう。めっちゃ強いって有名だったから楽しみにしてたのに」


 シルルことシルエールの疑問に、メルラが不満を零す。


「それよりも、次の敵がきたよ」


 敏感な察知能力でモンスターの気配に気づいたリリアンが仲間に注意を促す。


「アイスアロー!」


 オレが前に出ようとした途端、後ろからメルラが声が聞こえてくる。

 相変わらずせっかちな奴だ。


「おいおい、ワシに当てるなよ」


 デュークが思わず愚痴を溢すが、それも仕方ないだろう。

 あの娘は、後ろ弾の名手だからな。


 現れたのは四体の悪魔型モンスターだ。

 これが、異様に強い。と言っても倒せない程ではないが。

 行き成り放たれたメルラの先制攻撃で、奴等は混乱している。

 しかし、残念ながら、その攻撃で倒せた敵は居ないようだ。


「ちぇっ」


 不満を態度に表すメルラを余所に、神から授かった両手剣で斬り掛かる。

 その横では、デュークが巨大な斧でモンスターをぶった切っている。

 流石だ。その攻撃力は類を見ない。


「うりゃ」


 デュークの戦闘力に感心しながら、オレもモンスターを叩き斬る。

 幾ら敵が強くても、この剣で切れない物は無い。

 これまでも、全てを切り裂いてきた。


「グギャ~~~~」


「次!」


 モンスターを一体倒し、直ぐに二体目のモンスターへと斬り掛かる。

 小癪にもオレの攻撃を躱し、黒い槍を突き込んでくるが、そんな攻撃を喰らうほどオレも柔では無いぞ。


「喰らえ!」


 気合と共に振り下ろしたその一撃で、小癪なモンスターは霧となって消えていく。


「流石に、この階層だと魔法で一撃って訳にはいかないわね。残念」


 最後の一匹をデュークが倒した処で、メルラが愚痴を溢してくるが、それも仕方ない事だろう。だって、ここは地下七十階層なんだから。


 イジケるメルラを慰めつつ、オレ達は次代の魔王を追って先を急ぐのだった。







 進めど、進めど、モンスターが現れる。

 あれから二週間が経ち、既に階層も八十階に到達したところだ。


 ダンジョンだからモンスターが沢山出て来るのは、当たり前と言えばその通りなのだが、リリアンが入手した情報では先行している標的は二人の筈だ。

 それにしては進行速度が早過ぎないか?

 全く奴等の気配を感じ取れないのだが......

 それ程までに奴等は強いのだろうか?


 標的の力を見定める事の出来ない不安から、あれこれと考えていると、シルルがオレの想いを悟ったかように話し掛けてくる。


「あの二人は五十階の階層ボスを倒した上に、こんな階層をすいすいと降りてるのですか?ちょっと強過ぎやしませんか」


「確かに、ワシもずっと考えていたんだ。この迷宮を二人で進む強さというのがどれ程のものかと」


 どうやら、オレとシルルだけでは無く、デュークも脅威を感じているようだ。

 だが、楽天的な者も居るようだな。というか、何も考えていないと言った方が正確かも知れない。


「そんなのうちがバーンと燃やしてやるわ」


「間違っても仲間を燃やさないでよね」


 楽天的な発言をするメルラにリリアンが釘を刺す。

 しかし、それにもめげず、メルラは更に楽天的な台詞を口にする。


「もしかして、追い抜いちゃった?」


 可能性としてはあるかも知れないが、それなら気配を感じ取れても良いと思う。

 幾ら各階層が広いと言っても、戦っていればその気配は解る筈だ。


「どちらにしろ、現在の階層は地下八十階だ。階層ボスの有無で分かるぞ」


 メルラの発言に、デュークが的確な回答を告げる。

 その通りだ。あと半日も進めば階層ボスまで辿り着けるだろう。

 とは言っても、地図も無ければ行く先を示す物もないからな。

 どれくらい時間が掛かるやら。


「ん、戦闘?モンスターの雄叫びが聞えた」


 やはり、一番初めに察知するのはリリアンだ。

 彼女が異常を聞き取ったらしい。


「直ぐに向かおう。みんな戦闘準備はいいか?」


 全員が真剣な表情で頷いている。

 それを確認して、リリアンを先頭に現場へと急ぐ。


 どれくらい移動しただろうか。

 既に一時間以上は歩き詰めだ。

 それでも目的の場所に辿り着かない。

 それ程の距離を進んでも辿り着かないとは、リリアンの察知能力には舌を巻く思いだ。

 だが、そこでリリアンが止まれの合図をしてきた。


「奴等は居たの?」


「しっ」


 軽率なメルラをリリアンは手で遮る。

 リリアンの様子からすると、どうやら標的が居るようだ。


「いた。どうする?アベルト」


「そんなのここから先制攻撃するに決まってるじゃん」


「ワシもそれに賛成だな」


「それは、余りにも卑怯では無いですか?」


 標的を見付けたリリアンが知らせて来ると、メルラが過激な発言をしてくる。

 デュークはそれに賛成らしいが、シルルは反対している。

 恐らく、シルルはその行為が勇者らしくないと思っているのだろう。

 少なからず、オレもシルルに賛成だ。

 相手が幾ら次代の魔王とはいえ、陰からこっそり攻撃とか正義の名が許さないだろう。


 そんな事を考えていると、意見が割れた仲間達は、全員が視線をオレに向けてくる。

 そう、こういう場合は、必ずオレに決定権が委ねられるからだ。


「正々堂々と戦おう。オレ達は神の使いなのだから」


「それが良いと思います」


 シルルは嬉しそうに頷いてくれるが、残りの三人はヤレヤレといった表情だ。

 しかし、これを違えると勇者としての信念が揺るがされると思う。

 だから、みんなが反対しようとも、ここは正面から正々堂々と戦う。


 戦闘の方針を決めたオレが先頭に立って標的へと進む。


「やっと、追いついたぞ。今日こそは討滅して遣る」


 その男はオレの台詞に、とても面倒臭そうな表情をしていた。

 というよりも、その様相が......


「なにあれ!めっちゃウケるんですけど」


「ぬぬぬ。ビキニパンツに二ーソックスだと!男の風上にも置けん」


「なんて破廉恥な格好ですか。悪魔の所業です」


「ないわ~~~。ないわ~~~」


 次代の魔王と一緒に居る男を見た途端、メルラ、デューク、シルル、リリアンが声を上げる。

 そう、前回はフード付きローブで分からなかったが、この男の恰好は異常だ。

 黒い猫耳を付け、裸ベスト、ビキニパンツ、猫の尻尾、黒い二ーソックスだ。

 正常な脳みその持ち主とは思えない。間違いなく狂っている。いや、悪魔そのものだ。


「この悪魔の手先め、その恰好だけでお前が普通で無い事が解った」


 だが、オレが吐き捨てた言葉に、奴は憤怒の表情で反論してきた。


「お前、勇者らしいな。で、勇者は人を恰好で悪魔と決めつけるのか?なんともお粗末な勇者だな」


 ぬぐ、言われると、その通りだ。何も言い返せない。

 だが、勇者を愚弄する事は許さない。

 オレはこの勇者という立場を誇りに思ってる。

 こんな変態に蔑まされる訳にはいかないのだ。


 そんな思いから、すぐさま言い返そうとしたところで、斜め後ろにいたシルルが先に口を開いた。


「いえ、その黒い耳、黒い尻尾、黒いベスト、黒いパンツに黒い二ーソックス。あなたは神の言う悪魔に違いありません」


 その言葉を聞いた男は、怒りを露わにしながら怒声をあげる。


「あ、神?それは糞神のことか?この格好はその糞神の所為なんだよ。さっさと消えろ。でないと纏めて吹き飛ばすぞ」


 駄目だ。こいつは完全にイカレてる。

 それに、オレ達とこいつ等の間には話し合いなんて不要だ。

 何故なら、この世を救う為には、こいつ等を倒すしかないのだから。


「やるぞ!」


「アイスあろ、きゃ」


 オレの声と共に魔法を放とうとしたメリルに鋭い矢が飛んできた。

 どうやら、次世代魔王が放ったようだが、その射的は恐ろしいどの速度と正確さだ。

 チラ見で様子を伺ったが、メルラは杖を打ち抜かれたようで、身体には怪我を負ってはいなかった。


「ちっ、喰らえ!」


 即座にオレが斬り込むと、変態は目にも止まらない速度で避け、どう考えても避ける事の出来ない一撃を入れてきた。


 くっ、避けれない。なんて速さだ。


 避けれない事を覚悟したオレは、腕を上げて致命傷を避ける事に専念するが、その斬撃はオレへと届く前に巨大な斧で遮られた。


 デュークか、助かった。


 恐らく、大斧で奴の攻撃を弾いてくれたのだ。

 直ぐに体勢を整えて、オレも参戦しようとしたが、奴の斬撃は既にデュークの腕を切り落としていた。


「デューーーーーーーク!くそっ!シルル、治癒だ」


 シルルに指示を飛ばしつつ、オレは恐怖していた。

 この変態は強過ぎる。あのデュークをいとも簡単に退けてしまった。

 このままでは遣られる。何とかしなければ。


「よくもっ」


「うっせ~、自分達から吹っ掛けといて、遣られたらそれか!腐った勇者だな」


 オレの恨み言に奴が返してくる。


 いちいち、ムカつく事を言う奴だ。

 そんな腹立たしさで恐怖を怒りに塗りつぶしながら剣を振る。

 これまで、何でも切り裂いた剣を振り続ける。

 だが、奴には全く当たらない。斬る以前の問題だった。


 くそっ、ここで全員が遣られるのか?

 恐らく、変態の恰好をした奴の事だ。仲間の娘達は酷い目に遭う事だろう。

 シルル、メルラ、リリアンが奴に蹂躙される事を思い、怒りがオレを奮い立たせる。

 すると、脳裏に神の声が届いた。


『剣に己の血を捧げるのだ。さすれば大いなる力を得る事が出来るだろう』


 その声を聞いたオレの行動は早かった。

 即座に、変態との距離を取り、自分の左腕を己の剣で切り裂き、その血を剣に落とす。


「アベルト!」


「なにをやってるのアベルト!」


「どうしたのよアベルト!」


「気を確かに持つのです」


 オレの異常な行動に、デューク、メルラ、リリアン、シルルが叫び声を上げる。

 だが、オレの精神は既に崇高な世界へと昇っていた。

 そう、悪を全て滅ぼす。その為なら何でもやる。全てを葬るのだ。

 そして、オレはその力を手に入れた。


 次の瞬間、オレの身体は輝く光に包まれたかと思うと、見たことも無い鎧を纏い、恐ろしい程の活力を得ていた。


 誰にも負ける気がしない。なんだ、この力は、身体の奥底から力が湧き出てくる。


「もう、負けない。これなら勝てる」


「ちっ、焦らすなよ。糞神降臨かと思っちまったぜ」


 オレの怒声に、奴は罵声で返してくる。

 だが、もう構わない。奴を葬る。変態を葬ってこの世を救うんだ。


 一足踏み込むと、地が陥没するように抉れる。

 その力で突進するオレの速度は、これまでに感じた事の無い程の速度だった。

 そんなスピードに乗せた一撃に、奴は驚きの表情を露わにする。


 よし、これならこの変態と渡り合える。

 その考えは間違いでなかった。

 これまで簡単に避けていた奴の顔に焦りが見え始めている。

 それでもオレの剣は奴を捉える事が出来ない。

 しかし、そこでデュークを治療し終わったシルルの拘束魔法が放たれた。


「ちっ」


 その魔法に掛かった奴が舌打ちをしている。

 チャンスは今だ。そんな想いで突っ込むと奴が左手を翳す。


 ヤバイ、魔法だ。


 すぐさま方向を変えようと思うが、この速度での戦闘に慣れていない所為か、足を取られてしまう。


 こんな時に、なんてことだ。


 後悔しても、もう遅い。奴から放たれた炎の魔法がオレに向かって飛んでくる。

 その魔法はメルラの攻撃をも凌駕する魔力だと一目で分かる程のものだ。


「ちくしょう~~~~~!」


 怨嗟の叫びを上げるが、魔法はオレへと着弾する。

 その時、これで終わりだと思う気持ちとは裏腹に、自分が無事であることに気付く。

 そう、オレは全くの無傷だった。

 それを不思議に思いながらも、そんな時ではないと頭を切り替える。

 それが功を奏したのか、奴の隙を突くことが出来た。

 オレの剣は奴の腹を切り裂く。

 だが、次の瞬間、オレは奴に蹴られて吹き飛んだ。

 その蹴りは尋常な威力では無く、地面に叩き付けられたオレは意識が朦朧とする。

 すると、今度は大爆発の震動と破裂音が薄っすらと聞こえてくる。

 いや、オレは吹き飛ばされているのだろう。

 何となく宙を舞うような浮遊感がある。


 結局、変態との戦いで爆発と炎に巻き込まれたオレは、決着を見ないまま意識を手放してしまうのだった。


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