私は、兵器オタクと言う訳ではないのですが、
だから兵器の最新事情とか、各戦闘機や空母やミサイル等にも詳しいわけではありません。
ただ、戦闘機好きだったり、銃に興味があったり
その延長で自身もミリタリー系の物語を書いたりしてます。
その過程で難しいなぁと感じるのは、
リアルな戦闘を描写しようとすると、それなりに専門用語、名称が出てくることです。
このあたりで、話に追いつけなくなる事態が発生してしまいます。
本作は、そのリアルさを保ちつつ、出来るだけ判りやすい様に物語を書かれていると思います。
また、上記ハード面とは別に、コンピュータへの接続シーケンス等も、情報処理の世界的にはあり得るようなリアルな描写がされていると思います。
そう言ったところをに注目して読んで頂ければと思う作品でした。