第3話

・第3章前編:勉強嫌い

確か小学校3年の時だったかな国語の時間にもうすぐ定年くらいの歳の女性の先生がこんなことを言った「中国にさえ昔の日本人が行かなければこの国語の授業は無かったでしょう」と、みんなの反応はポカーンとして先生はその事に気づいてさらにこう言いました「文字は中国から教わったのです、文字が無ければ国語の授業は無かったというか学校自体が無かったと」この時僕は学校に行けば友だちに会えるし給食だって美味しいし学校に行く事を楽しいとしか思わなかったし先生の言った事にへぇ〜としか思わないくらいの気持ちでその話を頭の隅っこに置いてきちんとした授業に入ったのでそっちの方に頭を切り替えたのです。

それから時は経ち中学校に入り僕は学校というものを嫌いになりました。

僕は小学校時は自分で言うのもなんなんですがとてもまじめだったので中学校に入っても授業もきちんと聞きノートも一字一句写し先生の言う事もノートの隅っこに書いてたりしていたんですけど中学校で初めての夏休みに入る前からだんだん周りがダラけ始め夏休みが終わったらさらにダラけていて授業中に寝ている。授業中に寝ている人に対してどうして学校に来ているのだろう?学校の硬い机で寝るより自分の家のベッドの上で寝るほうがよっぽどいいに決まっていると決めつけ寝ている人を本当に不快でこんな人達を見ていたくはないと思ったのが今思えば全ての始まりなのかもしれない、そうそれから僕は授業中に寝るようになってしまい今では寝ることが普通のように思うようになり学校が来るのが馬鹿らしくなりながらも親が行け行けって言うからしかたなくきているだけであって授業なんか起きている時間の方が少ないほどにまで陥っまったのだ。

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