怖がりなねずみ⑤
別のあるねずみは両手で抱えるのがやっとなほどの大きな石を持ってきて言いました。
「この石を猫に投げつけよう。血が出るほどのけがをするに違いない」
「なるほどなるほど」
みんなは両手で抱えるのがやっとなほどの大きな石をたくさん集めました。
子どものねずみ達が一番小さな赤ちゃんねずみが苦しそうに泣いていると訴えてきましたが、大人達はそれどころではありませんでした。
集めた石は、1つずつひもでしばって壁にぶらさげておきました。
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