怖がりなねずみ④

別のあるねずみは太くてずっしりした木の枝を持ってきて言いました。

「この木の枝で猫をつついたり叩いたりしよう。痛がるに違いない」

「なるほどなるほど」

みんなは太くてずっしりした木の枝をたくさん集めました。


子どものねずみ達がおなかがすいたと訴えてきましたが、大人達はそれどころではありませんでした。


集めた木の枝は、1つずつひもでしばって壁にぶらさげておきました。

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