「哲なる骸」

煩先生

 

霊素の儘に

物を言う僕

真なる声で

信念と説く


無垢な鏡を

夜と廻る君

善なる指が

終焉に痛む


理性の罪も

死に下す恋

美なる心は

掌編で死ぬ


憂愁な知が

贄で招く神

幸なる痕を

深淵へ残す

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「哲なる骸」 煩先生 @wazurai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ