第5話 出版社、編集者からフォローされなかった人たちへのメッセージ。

 もしあなたがコンテストに5回6回と応募して、雑誌社、編集者から1つもフォローされなかったとしたら、あなたは早急に方向転換を図るべきでしょうね。


 あなたの筆力が幼いためにフォローされないのか、作家としてのオリジナルな表現方法、発想、独自な、オリジナルな視点を確立できないためにフォローされないのか、それとも語彙の不足、テーマ、タイトルがありふれているため雑誌社の目にとまりにくいのか、主催者のカラーに小説がそぐわないのか、真意を探る必要があります。


 あなたは、今一度、自分を見つめ直し、方向転換の時期を迎えていることを知るべきです。作品のテーマや、自分が描く世界観を少し見直してみるとか、世の中を正面から描くのではなく、少し斜に構えて芸術的に描いたり、どうして作品のモチーフが世相からずれてしまうのか、自己分析することをお薦めします。


 コンテストにまだ応募したことがない方、ぜひともカクヨムのコンテストにエントリーしてみてください。そして自分の今、現在の立ち位置をしっかり見つめ直してみてください。


 5回、または6回エントリーすれば、あなたが作家としてどれくらいの可能性を秘めているか、そのポテンシャル、夢の実現性を見極めることができるでしょう。


 コンテストの作品は、なにか光るものさえあれば、必ずや多くの雑誌社、編集者の目にとまるといいます。


 最近では作品が上位表示されなくとも、下位に沈んでいる作品でも、雑誌社のスタッフは丁寧に目を通し、拾い上げてくれるそうです。


 できることなら、その時点で、あなたのペンネームを強烈に編集者の目に焼き付けておく必要があるでしょうし、ファースト・インプレッションで、作家としての可能性、方向性、進むべき道を明確に紙面に打ち出すべきです。


 もしあなたの書いた作品が少しでも編集者の目にとまり、おもしろいとか、表現の仕方が独特だとか、ユニークだとか、書評をもらったり、何かしら心に残る指標をいただけたなら、必ずやお声がかかる日も近いはずです。仮にカクヨムで芽が出なくとも、どこかのプラットホームで、必ずや頭角を現すことでしょう。


 ぜひ、カクヨムのコンテストに応募してみてください。そして自分の立ち位置、作家としての可能性を自分の目、肌で体感してみてください。


 そのバロメーターになるのが、雑誌社、編集者の方からのフォローの数、読者のフォローの数だと言っても過言ではないでしょう。


 もしプロになる可能性が極めて低いならば、作品の質をもう少し、リライトさせ、カクヨム側に作品を寄せる必要があります。


 夢を諦める必要もありませんし、人生を悲観する必要もありません。

 花というものは、念ずれば必ずや、いつか花開くものです。

 ローマは1日にしてならず、です。


 今までの方向性を若干、軌道修正、変更する意味でも、ぜひ自分の立ち位置を知っておいてください。


 ちなみに今日現在、私の作品、私個人に、残念ながら雑誌社、編集者の方からのフォローはありません。偉そうに語っていますが、私の文才も、これまでだということでしょう。


 みなさんの夢、叶うといいですね。

 私も、がんばります。

 お互いに、WIN・WINの関係が築けることを祈って、お話を終えたいと思います。


 

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