第4話 運命の判定結果、あなたがプロの作家になる可能性を予言する。

 それはですね……。

 もったいぶった言い方をして、すみません。


 カクヨムのコンテストに応募すると、まもなく、出版社の方が作品をフォロー、または、あなた自身、気になった作家さんをフォローしますでしょう?

 このことから、ある一定の法則が予言できるわけです。


 これに気付いたのは、コンテストに応募して、しばらくしてからで、おもしろい作品を書いている人のプロフィールを見ていた時でした。


 何が言いたいかって、まあ、そうせっかちにならず、慌てずに聞いてください。まずは出版社、編集者のことから書きますね。ちなみにカクヨム内で、目についた出版社、編集者はこちらになります。


 ファミ通文庫編集部_S、生活実用第3_副編集長、生活実用第3_編集長、生活実用第3_編集K、生活実用第3_編集N、生活実用第3_編集W、生活実用第3_編集S、カドカワBOOKS公式、カドカワBOOKS 萩原、角川スニーカー文庫、MF文庫J編集部、ファンタジア文庫、ファミ通文庫、ファミ通文庫編集部_S、WME文庫編集長、稲垣(ドラゴンブック編集部)、@mf2_kadokawa、@suguri_kadokawa、ビーズログ文庫アリス、エンターブレイン ホビー書籍編集部……。


 おもしろい、商業デビューできそうな作品には、必ずと言っていいほど、みな雑誌社、編集者の、フォローの烙印があります。


 もしあなたの作品、もしくは、あなた個人に、フォロワーとして上記の雑誌社、編集者が5人、フォローの登録をしていたなら、あなたは間違いなく文才があり、プロとしての作家デビューも近いでしょう。


 1人~3人のフォローでも、プロデビューの可能性は十分あるでしょう。もし、あなたがカクヨムのコンテストに応募し、編集者、出版社から1人もフォローされず、誰の目にも、とまらないとしたら、残念ながら、あなたは、雑誌社の方から見て興味の対象外ということになり、厳しい言い方になりますが、物書きとして魅力が乏しいのだと思います。


 コンテストに入賞する、その以前の段階で、その資格すらない、つまり、この作家に将来性を全く感じられない、プロの物書きとして極めて可能性の低い位置に、あなたがいるということを物語っています。


 カクヨムのコンテスト、応募も、一度では、まだ可能性は否定できませんので、どうぞ作品をカクヨムの主催するコンテストに、5回、6回と応募してみてください。もし上記に列記した出版社、編集者から1人でもフォーされれば、あなたの勝ちです。


 2人、3人、5人と、編集者から多人数フォローされれば、仮にあなたがコンテストに入賞せずとも、あなたの作家デビューは間違いなく保証されたようなモノ。近い将来、ビッグ・ウェンズデイが訪れるかもしれません。


 仮に、カクヨムで芽が出なくとも、他のプラットホームで芽が出る可能性は十分ありうるでしょうね。


 商業デビューできる、できないかは時の運によるので、一概には言えませんが、少なくともあなたの作品は、なんらかの形で編集者の目にとまり、文才として非凡なる光を放ち、魅力的に映っているのは確かです。


 また、もう1つの指標として、雑誌社、編集者以外の、読者による作品フォロー数も、おそらく雑誌社の人がスカウトする目安になりうると思います。


 こちらも、ただ単に、読者のフォロワーだろうという理由で、侮ることはできません。


 おもしろい作品なら、当然のことながら、ブックマークする意味でも、やっぱり作品をフォローする、または作家そのものをフォローすると思うんですよね。反対に、2度と読み返したいと思わない作品には、ブックマーク(フォロー)はしないでしょ?


 もし5回6回、コンテストに応募して、雑誌社の担当から完全にスルー、無視されるようなら、あなたは作家としての商品価値、魅力が乏しいことになります。


 くれぐれも自分から出版社の人たちをフォローしないように…。

 1つのバロメーターとして、相手の動向を伺う意味でも、雑誌社、編集者からのフォローを待ってみてください。

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