毎回読みながらなるほどなるほど、と思っていたのですが、今回の話は特に自分の中で疑問に感じていた点だったのですごく納得でした!!
『どうして異世界ファンタジーが人気なのか。令嬢ものはテンプレが多く勧善懲悪ばかりなの?』
そこが最近の疑問でした。
読んでいて最初は楽しかったのですが、最近はもう少し捻りがほしいと感じてしまって…。
物語って読者の共感や同調する部分がないと話に入り込めない部分があったりしますもんね。
本当にその通りだと思います。現実とリンクしている部分もすごく納得いきました。
とても興味深いお話でした。読ませて頂きありがとうございました。
『深夜特急』の、インド編を思い出します。
下層の若者が、華やかな映画に興じる理由と似てますね。
現実逃避がエンタメの醍醐味という図式は、どこの世界でも同じなのかも。
作者からの返信
小説は、なにかしら読者の心に刺さらなければ、書いてる意味がないように思います。単に娯楽として小説を捉えたり、官能小説としての小説の楽しみ方も、あるのかと思いますが、そこからもう一歩、突っ込んだ、人生を感じさせる何かを提供したいモノだという考えが自分にはあります。
その通りだと思います。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。これからも随時、有益な情報を提供できるよう頑張りますので、どうぞヨロシクお願いいたします。
異世界物には普通の異世界ファンタジーと異世界転生ファンタジーに分かれますが、なぜ転生物がこんなに主流になってしまったのでしょうか?
これはやはり、ファンタジーと現実世界がどこかで繋がっていてほしいと言う願望から来るんでしょうね。
より現実逃避を実感しやすくなる手法と言ってもいいでしょう。
爆発的に売れたソードアートオンラインなどは、現実逃避でありながら現実世界でもリア充になると言うとんでも設定で人気が出ました。
サイエンスフィクションでもありファンタジーでもありと、これほどSFとファンタジーが融合した作品は他にないですね。
ハリーポッターもそうですよね。
現実世界と魔法の世界の融合。
すなわち転生物が流行ると言う事は、人生やり直したい人が世の中に溢れていると言う事でしょうかね。
作者からの返信
>すなわち転生物が流行ると言う事は、人生やり直したい人が世の中に溢れていると言う事でしょうかね。
満たされない少年少女、大人が多いんでしょうかね? やっぱりハリポタを含め、社会現象になるくらいですから、人々を心地よくさせる、なにか不思議な力があるのでしょうね。それが何か、わかる人だけが、ベストセラー作家の道を歩めるような気がします。コメント、ありがとうございました。
執筆お疲れ様です。
個人的には現代における「異世界ファンタジー」とは、昭和における「時代劇」に相当するものではないかなと思います。
現実から(一時)逃避し、空想の世界で遊ぶための「お約束」。
しかし、平成、令和の日本人にちょんまげ時代の現実は空想しにくい。
物心ついてからずっと携帯電話がある世代ですからね。瓦版てなに?
そこで何の制約もない、いわゆる「ナーロッパ」をゲーム世界の延長線上に構築した。集合知ってすごいですね。
よくある「じゃがいも警察」なんて、「刀で切ったのに血が出ないのはおかしい」っていう論争と根本は全く同じだと思います。
それもまた楽し、ということではないでしょうか。
作者からの返信
まったく同感です。時代時代に合ったテーマを模索するのも、1つかなと思います。