限られた中で何ができるか

異世界へ通じる穴が畳の下にあったらどうするか、をこんなに魅力的に見せてくれるとは思いませんでした。
その穴は大人が通り抜けられる大きさではなく、通り抜けた電子機器は壊れてしまう。魔法のかかっていたものも通り抜けると、魔法が解けてしまう。
こんなふうに限定された穴をどう活かすのか、その展開に無理がなく、でも、予想を上回る展開をしてみせてくれて飽きさせません。

以下は注意です。この作品に限ったことではありませんが、カクヨムでは誤植?が多々見受けられます。言葉のつなぎが間違っているのはまだいいのですが、この作品では結構重要なサブキャラクターの名前がしょっちゅう間違っています。高崎という名前が高橋になって、また戻っていたり。校閲の改善を求めます。