日頃、ほとんど小説を読む機会がなくなっていた私が、一気読みしました。同じように起業し試行錯誤している中で、主人公達の奮闘に励まされ最後は涙が出ました。元気が出る小説です。
バイオベンチャー、ポスドク問題、スタートアップ、企業共同研究、捏造問題と、アカデミア界隈のトピックが満載で、スピード感のある展開が面白く、惹き込まれて一気に読んだ。登場人物は多いが、それぞれ特徴的で、個性の描写も多いため混乱せずに読めた。研究に馴染みがない人でも、このストーリーなら十分楽しめると思った。ぜひ実写映画化してほしい。崎村は染谷将太さんで。