第三話B 一対一クラップス -ルール詳細

※以下に【1対1クラップス】のルール詳細を示す。

 本編とは関係ないため読み飛ばしても問題ない。


(1)ゲーム名

 1対1クラップス(個人対戦型クラップス)


(2)参加人数

 プレイヤー2名


(3)ゲーム形式

 ・ゲームは全10シーズンで構成される。

 ・ゲームの途中参加・途中退場は認められない。


(4)賭け金

 ・銀チップ1枚から始まり、シーズン毎の倍賭け。詳細は以下の通り。

  第1S  1枚    第6S   32枚

  第2S  2枚    第7S   64枚

  第3S  4枚    第8S  128枚

  第4S  8枚    第9S  256枚

  第5S 16枚    第10S 512枚(51,200,000ドル)


(6)ゲームの進行について

 ・プレイヤー間で、事前に先攻と後攻をサイコロの目で決めておく。

 ・以下の手順(1~2)を1シーズンとし、これを10シーズン繰り返す。

 1.先攻が2個のサイコロを振り、出た目の合計数を出す。

   【ナチュラル】の数が出た場合は、無条件で先攻の勝ち。

   【クラップス】の数が出た場合は、無条件で先攻の負け。(後攻の勝ち)

   それ以外が出た場合は、その数を【ポイント】と呼び、次に移行する。

 2.後攻が2個のサイコロを振り、出た目の合計数を出す。

   【ナチュラル】【クラップス】【ポイント】の数が出た場合は、後攻の

   勝ち。   

   それ以外の数が出た場合は、後攻の負け。(先攻の勝ち)


(7)特殊な出目について

 ・【ナチュラル】

  2個のサイコロの合計数が【7】になると、【ナチュラル】と呼び、サイコロ

  を振った人間が無条件で勝利できる。

 ・【クラップス】

  2個のサイコロの合計数が【2】または【12】になると、【クラップス】と

  呼び、後攻が無条件で勝者となる。

 ・【ポイント】

  先攻が振った2個のサイコロの合計数で、【ナチュラル】【クラップス】以外

  の出目を【ポイント】と呼ぶ。

  後攻はこの【ポイント】と同数を出すか、【ナチュラル】【クラップス】を

  出さなければ勝利できない。


(8)サイコロについて

 ・一般的な六面ダイス(アクリル製・赤色透明)を6個用いる。

 ・サイコロを振る際は、6個のサイコロの中から任意の2個を選ぶことができる。


(9)諸注意

 このゲームの一切の情報は外部に漏らしてはならない。

 このゲームで発生した負債はどんなことがあっても返済しなければならない。

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