キャラクタータイプ研究『他人を信用しない』

 物語には多くのキャラクターが登場します。

 今回はその中から『他人を信用しない』キャラクターにスポットを当てて考えます。



 主人公でも、仲間でも、敵としてもよく登場しそうなタイプです。



 この性格になった原因も、多岐に考えられます。

 真っ先に考えられるのは、自分が大切な人に裏切られたことです。

 大切な人が裏切られる姿を見たことも、きっかけになりそうです。裏切られて傷ついた人に育てられて『他人を信用してはいけない』としつけられたのかもしれません。

 暗殺組織などで育てられて『信頼という感情は不要』と言われ続けたのかもしれません。

 激しい競争社会で育って、他人に心を許すという感情が欠落しているのかもしれません。

 自らに強い自信があって、他人の存在を受容する心がないのかもしれません。



 他人を信用するようになるきっかけは、裏切られて傷つくことをおそれないで信じてくれる存在や、仲間と交流を重ねていやされていくことが王道でしょうか。

 よくある設定だからこそ、オリジナリティを出せるかが勝負どころになるかもしれません。

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