性格

自信家ってなんぞや

 自分が作ったキャラクターに、自信家と言えるキャラクターが複数います。

 性格や自信の意味が異なる気がしたので、自信家という性格について考えました。



 自分の自信家のキャラクターは、以下のような存在です。

 1人目は、自分はなんでもすぐにできるようになるため、他者を無能と感じています。

 2人目は、一部の分野にのみ優れた才能があって、絶対的な自信があります。ほかの分野はへなちょこで、無能の自覚もあります。

 3人目は、本当は弱いけど、そんな自分だと好かれないと思って、自信にあふれるキャラを演じています。



 ざっくり書くと、このようになります。

 1人目は自分は優れているというより、他者が劣っていると感じているタイプです。自分がモノサシの中心にいて、他者をくみとれないタイプです。

 自分がすぐに体得できるため、なかなかできない他者に『どうして簡単なことができないんだ』と感じて、それゆえの言動が自信家に見える要因です。

 2人目はある分野だけ優れていて、そこだけは一目置かれています。ほかの分野はダメダメです。短所があるために、他者からも近づきやすいと思われそうです。ダメな分野はダメと自覚をしているので、その分野には手を出しません。

 3人目は表向きだけの自信家です。内面はもろいですが、必死に演じています。



 個人的には自信家だと言えるのは、自分が自信家だという一切の自覚がない人だけのように思えます。自分に自信があると感じる時点で、自信がないことのあらわれのように感じてしまいます。

 今回あげた3人では、1人目だけ自信家と言っていいのかなと思います。

 3人目は言わずもがな、2人目はある点だけ優れているだけでほかはダメな自覚があるので、自信家とは違うのかなと結論づきました。




 性格だけをとっても考えると、どんな定義を満たしたらこの性格と言えるのか、正直わからなくなってきます。

 まとめたくて書きましたが、結局自信家がわからなくなってしまいました。

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