よくあるイベント『曲がり角でぶつかる』
この世界には多くの物語であふれています。多くの作品で使われるネタもあって、それらは王道やベタなどと呼ばれがちです。
今回はそんなネタについて考えます。
主人公が通学路を歩いていたら曲がり角で美少女とぶつかるのは、1回は見たことがあるのではないでしょうか。
美少女が『遅刻遅刻~』と発していたり、トーストをくわえていたり。登校した学校でその美少女が転校生としてやってくるなんかも定番でしょうか?
ヒロインとの印象的な出会いを作れるので、多くの作品で使われる愛されるイベントになったのかもしれません。
王道で、先が読めるイベントになってしまったのも事実です。
このベタなイベントにひとひねりを加えたらどうなるでしょうか。
美少女が自転車やバイクに乗っているのは既にありそうです。
パン以外の意外なものを食べているのも使われていそうです。
現実世界で使われるイメージが強いこのイベントを異世界や近未来、時代もので採用したらどうなるでしょうか。
魔法や技術が進歩して、そもそも人とぶつかることがありえない世界になってイベントが成立しないかもしれません。
ミステリーなら、ぶつかった瞬間に所持品をすりかえる、発信機をつけるなどのトリックが発動しそうです。
王道なイベントでも角度を変えて再考したら、今までとは違ったイベントにできるのかもしれません。
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