はてさて、迷コンビにならなければ良いけれど!
結構すんなりと受け入れてもらえて良かったね!
企画から参りました、湊波と申します。
陰陽師バトルが雰囲気たっぷりで、ついついここまで読んでしまいました!
バディという設定も良いですね…ただ守られるんじゃなくて、お互いが助け合うし、そうでなければ完成しない強さ、というところが、すごく好みの設定です笑
実は最初読んだとき、桜が在人と戦っていくものばかりだと思ってたのですが…欧理とのコンビは良い意味で驚きましたし、二人の掛け合いが読んでいて微笑ましかったです。
また続きもゆっくり読ませて頂きますね。
作者からの返信
こんにちは。
この度は素敵な企画を開催してくださり、誠にありがとうございます。
参加作も多く、お忙しい中で自作へお立ち寄りいただけて、丁寧な感想までいただけましたこと、本当にありがとうございます(*^_^*)
ガチ体当たりのバトルではありませんが、欧理と真瑠璃が正式にバディを組んで、これから本格的に霊能バトルに臨んでいきます。
ラスボスのアゲハヒメと対峙するまでの間に山あり谷ありの展開となりますが、またお気の向いたときに覗いていただければ幸いです。
編集済
『なんか爽やかな風が吹いてきたっすよ先輩』
『そうだぎゃ。タグにあるコメディとかエロとか撲殺とかはどこいったぎゃ』
『思うんスけど、ひまわりは我々では到底及びもつかない境地に達したんじゃないっすかね』
『どういうことぎゃ』
『例えば作中に出てくる【狭い出入口】や【表層の白い生クリーム】や【お守り袋】や【堪忍袋が破裂】が作者にとってはコメディでありエロであるとして書かれてるんじゃないっスかね』
『そ、そうだったのぎゃ! これは純文学だったぎゃね』
『これはますますこの物語が我々に何を伝えたいのかを探りたいっスね』
『ひまわり……相変わらず恐ろしい奴だぎゃ……』
作者からの返信
「ふう……今日もストックが百二十三話分たまったわね」
最高級牛革で造られた大臣椅子に背を預け、ひまわりは思いきり伸びをした。
「カクヨムで爽やか恋愛小説を提供する乙女作者として知られる私のリアルなんて、誰も想像できないでしょうね」
そうほくそ笑むひまわりがハイヒールを脱いで右脚を差し出すと、控えていたイケメン執事がすぐさま跪き、彼女のふくらはぎを揉み始めた。
その心地良さに「ふうっ」と甘美な吐息を漏らしつつ、重厚なデスクに据えられたパソコンで寄せられた応援コメントを確認する。
「ふふっ。今日も私の熱狂的ファンの方達からのコメントが数百通も届いているのね。セバスティアーノ、後であなたが返信を書いておいてね」
「はっ」
女主人のふくらはぎを揉みしだきながら、イケメン執事が短く返事をする。
画面を閉じようとひまわりがマウスに触れたとき、彼女の目に留まったとあるコメントのキーワードが彼女を戦慄させた。
「なっ……!? どうしてそのワードに隠された意味がわかったのっ!?」
そこには佐月詩と名乗る彼女の友人による、ひまわり小説に対する鋭い分析が行われていたのだ。
【狭い出入口】が指すものと言えば、もちろん……
【表面を覆うクリーム】と言えば、もちろん……
【袋】と言えば、もちろん……
爽やか霊能ラブコメディに散りばめられた秘密のキーワードをことごとく拾い上げられ、ひまわりは驚愕を通り越して愉快そうに笑い声を上げた。
「佐月詩……相変わらず恐ろしい子ね……」
ラップトップを閉じると、ひまわりはセバスティアーノにこう命令した。
「USAのアトランタ刑務所の受刑者、マーカス・モンゴメリーに手紙を出してちょうだい。彼……デューク東郷とコンタクトを取りたいの」
そう告げた彼女の表情には未だ微笑みが浮かびつつも、その眼差しには冷徹な光が込められていた──
やっぱり、夕べはコロッケを食べるどころではなかったんですね……(苦笑)
そういう細やかなところが巧みだなと感じます。
そして、バディ結成の素敵なシーンにも関わらず……。
出てくるお料理がおいしそうで……鎮魂館でランチが食べたいですっ!(≧▽≦)
作者からの返信
真瑠璃が食べそびれたコロッケに気づいていただけて嬉しいです(*´艸`)
一応彼女なりに一晩悩んだ結果を伝えに来ました!
カフェが舞台のわりにお料理の描写は少ないのですが、キーアイテムとしてとあるスイーツは出てきます(*^_^*)
まさに名コンビの誕生でしたね!
こうしたテンポの良い展開は好きです。重くなるなるような話を、前フリを生かしつつ、キャラクターの掛け合いで見事に払拭しているのも、相変わらず凄いなと思いました。
読者的には、前途多難なバディ誕生に嬉しさ倍増です(^-^)
なんだかんだありそうですが、しっかりと応援したくなるコンビだと思えました!
作者からの返信
塾長✨
私の不安を拭いさって下さる慈悲深いコメント、ありがたく拝読しましたm(__)m
在人と凛子が美空の復讐を果たしたいと思っていることも欧理はよく分かっていて、そのために真瑠璃の力が必要なことも本当は分かっているのです(><)
……という欧理の心境を踏まえて、ここは割とあっさり引かせたのですが、興ざめさせていなければいいなと心配でした(^_^;
応援したくなるバディと言っていただけるのもとても励みになります!
欧理がデレつつバディの絆が固まっていくと思うので、その過程も楽しんでいただればなぁと思っています(*´艸`)
コロッケで章を締めくくったところは流石の筆力です。分厚いヒレカツを食しながら拝読しておりましたが、デザートにコロッケも足そうか悩み始めました。レモンクリームタルトは、デザートの後のデザートとして順番を下げたいと思います☆
第二章も楽しみにしております♪
作者からの返信
四十八円のコロッケは、リストラOLとしてやさぐれていた真瑠璃を象徴するアイテムでした(^^)
陰陽師のバディとして、自らの存在価値を見つけた真瑠璃は、もうコロッケとはおさらばです☆
分厚いヒレカツというワードをこの時間帯に聞くと、夕飯のメニューを変更してしまいたい衝動に駆られます(笑)