第34話 アヴィニヨンの娘達

祖母が、末期癌で、実家に定期的に帰省することになった。


あんまり関係ないが、自分に厳しく、他人にやさしくなんていわれるけど、


わたしは、あんまりそんなふうに生きてこなかったかもしれない。


反省する。


それはやってみる価値があるかも。


三度の飯が鉄くずになった感じだ。


でも、まぎれもなく、現代という時代を生きねばならん。


ゆたかな人間らしい生を。


おちんちんを加えた小娘のお尻に指を入れてやれ!


ファックせよ!


パン パン パン


ファック! ファック!


笑うな、笑いは未来の涙だ。


闘牛を見て思った。


牛は女の性器だ。


何回も槍でそれを突くんだ。


いくまで。


昇天するまで。


ついに牛がへばって倒れこむ。


それが、潮吹きだ。


スペインでは有名な話だよ。


闘牛見てる女の子が、股ぬらしながら見てるって。


みんな、命がけの闘牛に、男女の闘いを見てるんだよ。


残酷な闘牛士の顔は、パンパンしてるときの男の顔ににている!!


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る