第24話 サクシン
内なる鑑賞者
思考の小川
行き過ぎた洞察
全てが一様に見渡せる山上にて
私は時間という悪魔の幻影を読む。
いつかその名前を聞くだろう。
名づけるという思考の作用なしに
現実をクリスタル化するダイアモンドよ。
言葉の石英 音声の緑柱石
きらびやかな宝石の文字
でもどんなものでもハートの炎に包含されていく。
柿木がたわわに実を結ぶ。
それは黄金の実。
それを飲み込む沼も、それを食らうことはできない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます