秘密の近道
チャプター3
場所名 佇む洋館
背景イメージ 高級感溢れる内装ではありますが、ところどころに変異が表れています。例えば絵画は逆転し、ロウソクはふわりと空中を舞っています。物理法則を無視した、荒廃とは少し違った不気味さを持つ建物です。元が山小屋だったことを暗示するため、あちこちに工具類やロープといった小道具が配置されています。
レイナ:…おじゃましまーす…。
タオ:おう!邪魔するぞ!…しっかしこんな所に建物があったなんてな、麓にいた時にはちっとも気づかなかったぜ。
で?ここがその山頂への近道って事で良いんだな?ラパン。
FE ?
ラパン:…。
タオ:んあ?どうした?「ここらに小屋があるから、そこを抜ければすぐにつく」ってさっき…。
ラパン:…そう…なんだけど。わたしここ知らない…。
タオ:…?
ラパン:前に来たときここにあったのは古い山小屋だったんだ…。でも場所は間違っていない…はず…。たぶん…。
エクス:という事はここもカオステラーによって改変されたって事なのかな…?
シェイン:…。みなさん、あそこに落ちているのって多分シャベルですよね?それにここにはロープも…。
エクス:そうか、ここはラパンの言っていた山小屋だった建物…。でもここだけこんなにも改変されてるって事は…。まずい!ここにいちゃダメだ!
FE !
レイナ:エクス急に大声出してどうし…―――っ!
ヴィラン:…ケケケ…。
タオ:!? ダメだ!次々出てくるぞ!…『ここ』があのヴィランたちにとっての最前線拠点だったって訳か…。
ラパン:あれ!あの廊下!あの時の山小屋と同じならあの先に裏口があったはず!そこからなら出られるかも…!
タオ:なら話は簡単だ。みんなついて来い!このまま廊下を突っ切るぞ!
―――戦闘へ
戦闘ステージ名
大回廊を駆け抜けろⅠ
大回廊を駆け抜けろⅡ
大回廊を駆け抜けろⅢ
全体構想として見て欲しいポイント
この物語のマップは、文字通り山になっています。どのゲームでも大概そうですが、頂に近づけば近づくほど敵も強くなります。この法則を利用して、スムーズに配置する敵の強さを変える事ができます。また、既にゲームをプレイされた方ならお判りでしょうが、場面も属性を考慮した作りになっています。1ステージ目は暗いため、闇の石や銅といった月曜素材を、2ステージ目は明るい林のため、木片や雷(木々の間から差し込む木漏れ日からの暗喩)の石といった木曜素材を。そしてここではきらびやかな装飾の金、ダイヤといった金曜素材のドロップ…と、ステージのイメージからそれらを連想させやすくしています。この先では 4ステージ目の「凍える鉄鉱」で水曜アイテム(氷の石、サファイヤ、鉄)が。最終ステージの「灼熱火口の決戦」では火曜アイテムのドロップ連想が可能になっています。
小説やシナリオを書くのは皆行っていますが、その中でもゲームシステムまで考察してこそ、「プレイヤーに優しい模範的なシナリオ」が生まれるのです。
土日素材の経験値とゴールドは道中どうせ手に入るから頑張って周回プレイしようね!ところで…木片ってどうやってくっつけてるんでしょうね…?
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